国立大学法人岩手大学
研究等実施機関情報
研究等実施機関名 | 国立大学法人岩手大学(法人番号:6400005002202) |
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所在地 | 〒020-8551 岩手県盛岡市上田4丁目3番5号 |
ホームページ | https://www.iwate-u.ac.jp/ |
相談対応窓口
担当部署名 | 三陸復興・地域創生推進機構 地域創生部門 |
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TEL | 019-621-6294 |
chiren@iwate-u.ac.jp |
支援実績
- 支援実績:
- 38 件
- 事業化実績:
- 14 件
画像処理による液滴測定可能な高精度バリデーション・マイクロ分注システム
臨床検査や前臨床検査に用いられる自動分析装置において、血液等の試料や検査試薬の微量分析のニーズに伴い、液体を微量で高精度に吸入・排出する高性能モータと流体制御技術を研究開発する。さらに実際に分注した液の体積を超小型イメージセンサーと画像処理で測定する技術を研究開発することにより、検査プロセスのエビデンスが得られる、世界初のバリデーション・マイクロ分注システムの開発を行う
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- 基盤技術分野 :
機械制御
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
組織制御型高強度・高機能鋳鉄製自動車用部材の製造技術開発
本プロジェクトでは、鋳鉄の黒鉛形態と基地組織を制御し傾斜高機能化することにより自動車用部材であるインペラー、プーリー、ブレーキディスクを対象に鋳鉄部材を高強度化する。また自動車産業と関連して、自動車部品を作るプレス金型を構成する鋳鉄部材の高強度化を図る。さらに部位毎に異なる組織の確からしさを計測する技術として、実体品を超音波法により非破壊で試験する技術を確立する
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
ジェット粉末の高品位・高効率成形技術の研究開発
久慈市では、ジェットの原石の産出が確認されたが、原石にき裂が生じるため、宝飾品に加工するのは困難であった。ジェットを粉末にして加熱成形することを試み、宝飾品としての原材料を製造することを可能としたが、様々な製品に展開するために、高度な量産技術の確立が必要である。高精度粉体成形技術を応用し、複雑形状を十分な高品位・高効率で製造することを可能とする生産システムを開発し、ジェット製品の事業化を行う。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
40;100Gbps光伝送受信器用キャピラリー型ファイバアレイの開発
近年情報通信機器の小型・高密度実装のニーズが高まっている。特に基幹回線用の40/100GBPSデジタルコヒーレント用光受信器の小型化が要請されている。しかし、受信器内の光導波路と光ファイバを接続するためのV溝型ファイバアレイの小型化が困難であるため受信器全体を小型化する妨げになっている。本研究ではキャピラリー型のファイバアレイを開発し光受信器の小型・高密度実装を可能にする
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
自動車用精密部品の製造に適したダイレクトドライブ方式CNC多軸サーボプレスの開発
本計画は、低コスト化や精度の向上、環境問題を目的に部材の形状や加工方法の改革を目指す自動車業界やロボット業界向けに、自社の蓄積された粉末冶金技術を活用することで、要求される高品質で安価な粉末成形品を提供できる高度なダイレクトドライブ方式CNC多軸サーボプレスの開発を行うものである
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
超微細組織鋳鉄材料の創成と鋳鉄品の高機能化に係る技術の開発
自動車部材の耐熱性向上等川下産業の鋳鉄部品に係る多様なニーズにこたえるため、球状黒鉛鋳鉄中の黒鉛を「より細かく、より多く、より均一に」晶出させるための製造技術を開発すること等によって、剛性や靱性の向上、耐摩耗性の向上及び耐熱性の向上を低コストで実施することを目的とする
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
高精度粉末冶金成形技術の開発
自動車分野では、パワーステアリング、オートスライドドア機構など駆動の電動化、自動化が進んでいる。その構造部品には高い形状精度が要求されるが、粉末冶金法で製造される部品では切削、研削等の後加工をして精度を確保しているのが現状である。そこで、粉末成形技術の高度化、高精度位置制御成形機の開発により、後加工を無くす事で製造工程の短縮、コスト削減を図り、粉末冶金部品の自動車産業市場への用途拡大を目指す
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
超薄膜セミアディティブ対応導電化ポリイミド基板の製造技術開発
情報家電、特にスマートフォンの軽量短小化の要求が高まるのに伴い、プリント基板の小型化・高速化が要求されている。従来のフレキシブルプリント配線板(FPC)は接合面に大きな凹凸があるため高速化の要求を満足できないうえ、セミアディティブ法に対応できないため小型化も困難である。そこで、平滑面へ化学結合で接合可能な技術を応用して、超薄膜セミアディティブ法に対応したFPC用の銅張積層基板の製造方法を開発する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
分子接着技術等を用いた表面平滑銅配線基板等の次世代実装技術の開発
プリント配線基盤は自動車関連電子機器の信頼性(安全性・快適性の向上)の確保に関する課題を有しており、これらは配線の平滑化、細線化及び矩形化、基盤との密着性、及び耐振動性など、線形状、接着特性及び材料特性の改善により達成できる。本研究では、エントロピー弾性体、トリアジン系分子接着剤を用いることで上記改善を達成した、次世代実装技術の開発を行う
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
電界攪拌技術を適用した革新的迅速抗原抗体反応技術ならびに検出装置の開発
バイオテクノロジーや医療現場の検査工程で多用される抗原抗体反応は検出に長時間・高経費を要するため為、汎用化のネックになっている。この問題の解決には全過程の大幅な時間短縮と試料試薬の超微量化が要求される。本研究では電界非接触攪拌技術で反応を迅速化するとともに、取扱量の微量化を行う撹拌検出装置を開発する
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
次世代光通信(5G/Beyond5G用)を先導する超薄型光入出力部品“S-LPC”の開発
本研究開発では、実用的と考えられる表面結合方式でキーとなっている光入出力部品の低背化に取り組む。具体的には、新たに集積型GRIN レンズ、マイクロプリズムを開発し、さらに各要素部品を組み立てる実装技術を改良する。高度化した光入出力部品 S-LPC(Straight-type Low Profile Coupler)の創生により、「薄型化」「高密度化」「集積化」を図る。開発にあたってのキー技術は、当社が独自に開発した熱延伸加工技術である。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
汎用電気ドリル向け小径吸塵コンクリートドリルビットの開発
建築・建設業種の耐震工事需要や作業環境改善要望の高まりから、吸塵コンクリートドリルのニーズが高まっている。本研究では、従来より要望がありながら強度確保が出来ずに製作されてこなかった小径サイズの吸塵コンクリートドリルについて、先端超硬チップ及び鋼シャンクの設計と、それらを接合するろう付け技術の高度化によって開発することを目指す
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
クリーンルーム環境対応の水静圧軸制御オイルレス加工マシンと防錆・循環水系システムの開発
ものづくり現場では安心安全な生産実現と「持続可能な開発」のため、揮発性有機化合物(VOC)排出規制対応や油剤使用・廃棄物の削減といった社会的責務に加え、超精密・高品質な加工と製造環境の衛生化が強く望まれている。本研究開発では、油静圧に代替する水性静圧流体軸制御のオイルレス加工機とその循環・防錆に適す調整水の製法・浄化システムを開発し、高精度・高能率で油剤削減両立の環境に配慮した生産活動に貢献する
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
木型・金型を用いない高精度砂型鋳造法による、船舶用銅合金大型鋳物製品の低コスト・短納期・無欠陥を目指した生産技術の開発
多種少量生産の船舶用銅合金大型鋳物製品を安価に短納期で製造するため、木型・金型を用いない3D積層造形砂型鋳造法に独自の「砂型用粉体技術」「砂型の大型化技術」「凝固の最適化技術」を組み合わせた高精度で大型の3D積層造形砂型鋳造法を新規に開発する。凝固の最適化で欠陥を無くし、鋳物形状の高精度化で加工時間を半減する。造船関連事業者の「低コスト」「短納期」「木型・金型レス」のニーズに応える供給体制を確立する
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
屈折率可変熱硬化性材料と温度制御性に優れた金型および射出成形機を用いた超軽量『車載カメラ』レンズの開発
自動車産業では燃費向上を目的とした「軽量化」が求められる一方で、「安全・快適」を目指す高度化も求められる.今開発は今後「衝突安全」に欠かせない製品である『車載カメラ』ガラスレンズをプラスチックレンズ化し、その信頼特性を落さないまま、『軽量化』『屈折率の可変化』『生産性向上』を付与することで高度化を図るものである.これは新開発の熱硬化性樹脂の量産化工法を確立することで達成される
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
燃料電池用電極触媒の低白金化の技術開発と量産技術の開発
燃料電池は高効率な発電装置であり、優れた特徴により省エネルギーで環境負荷低減が実現可能であり、燃料電池自動車、家庭用燃料電池、分散型発電システムなど広範な普及が期待されている。しかし、普及には低価格化が不可欠であり、業界全体で強力にコストダウンを推進している。本プロジェクトでは低価格化を実現する電極用白金触媒の低白金化技術の確立を目指し、高活性で高耐久性のある電極用白金ナノ粒子触媒の調製法の開発と触媒の多量合成法の技術開発を実施したものである。
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- 基盤技術分野 :
材料製造プロセス
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
画像認識を用いた高効率な自立走行無人草刈りロボットの研究開発
勾配や果樹・障害物がある果樹園やメガソーラの下草の伸長量や未草刈り部及び樹木やポールなどの障害物を画像認識して、自ら走行ルートを決定し効率的に草刈りを行い、電池の残量減に対応し自動帰還・充電を行う自律型ロボットを開発する。
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- 基盤技術分野 :
情報処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
小型薬剤投与装置及び薬剤管理システムにおける低消費電力化の研究開発
糖尿病患者は食事直前のインスリンを自身で注射により投与するが、シリンジ内の薬剤をワンショットで一気に投与するため、注射時の鈍痛が大きく、患者の精神的・身体的負荷となっている。また、医師が投与時刻や投与量を管理できないことも問題となっている。そこで本研究開発は薬剤投与の高効率な機械制御技術を開発することで、多数のショット回数で、痛みが少なく、投与管理も可能な、小型・高効率投与装置を開発する。
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- 基盤技術分野 :
機械制御
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
高出力ファイバレーザによる深層シーム溶接技術及び高耐圧圧力センサの開発
地球温暖化対策として燃料電池が普及していくが、エネルギー源となる水素は、高圧状態で保管・供給するため各所で圧力値情報が必要になるため、高圧(160MPA以上)の金属薄膜圧力センサの実現を目指し、その一環として従来感度の3倍になる歪ゲージ薄膜と製造条件を確立した。本研究では先進的なファイバレーザ照射システムを開発して、この薄膜を着けるダイヤフラムと継手材との異種金属溶接技術を高度化する
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
新鋳造法による低コスト・高剛性MMC製造技術の開発
鋳造法によって製造されるMMC(金属基複合体)は、その製造方法からセラミックス含有率を高められない欠点があり、高剛性、軽量等高機能で安価な材料を実現できていなかった。従来不可能であったセラミックス高含有率MMCを安価に製造する新鋳造法を開発して、電子部品チップマウンタや高速プレス機等工作機械製造業者が求める高速化に必須な材料を提供し、我が国の工作機械産業の国際競争力強化に貢献する
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
難削材の複雑形状加工を可能とするカーボンナノチューブ複合長寿命レジンボンド砥石の開発
耐熱合金、超硬合金等の難削材の複雑形状部品を高能率・高精度で加工できる長寿命なカーボンナノチューブ(CNT)複合レジンボンド砥石を開発する。ハイレシプロ研削時の砥粒脱落、工具研削等の砥石焼け等の課題を解決するために、ボンド中のCNTおよびダイヤモンド砥粒の界面設計を行い、物理的・化学的結合力を発現させ、耐熱レジンとの組み合わせにより、砥石の砥粒保持力、耐熱性・放熱性、高温耐摩耗性を改善する
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
航空機用先進熱制御システム用ヒートシンクの製造技術開発
航空機エンジンの大型化、冷却系の熱負荷増大に伴い、熱交換器の大口径化、軽量化、コストダウンが求められており、これに向けた次世代エンジン用熱制御システムの開発が進められている。ここで用いられる空冷ヒートシンクの製造技術開発を行う。従来小型高性能要求の強い分野で用いられてきたマジックヒートシンク方式を航空機用の大型化と新規材料に対応が可能となる高度化に向けた技術開発を行う
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
トリアジンチオールを用いたクロム不要樹脂装飾めっき技術の開発
現在の樹脂装飾めっき製造におけるクロム酸エッチング工程を経た無電解めっき工程の代替として、今後積極的な活用が期待されるトリアジンチオールに係る分子接着技術を樹脂の装飾めっき製造に応用して、国際的に要請されている有害物質フリーの課題に応えるより環境に配慮した六価クロムを用いない無電解めっき技術を開発する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
複雑形状難めっき材料への六価クロムフリーメタライジング法の開発
携帯電話やパーソナルコンピュータ、各種タブレット端末に代表される電子機器の軽薄短小化の為には、それら電子機器の電子基板等のコア部品について、性能を維持しつつ構造や仕様の最適化を行う必要がある。本事業ではトリアジンチオールによる分子接着接合等を技術シーズとした、六価クロムフリーの環境調和型めっき技術を確立し難めっき高機能材料の電子機器コア部品に応用する事で、電子機器の高性能化と軽薄短小化を両立する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
次世代自動車向けアルミ導体化放熱基板の開発
自動車業界の2015年の自動車の快適・安全・環境・信頼のための電子化率は、製造コストの40%との予測である。次世代自動車の国際競争力・低価格化のため、電子部品の高効率化による低コスト化が求められている。本事業では、従来技術の銅コア基板を世界初の新技術であるアルミ導体化・平滑表面金属/樹脂密着の高度化及びパラジウムフリー・省化学銅メッキの研究開発成果を事業化し、川下製造業者のニーズに応える
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
プラスチック製マイクロ流路プレートの量産技術の開発と製品化
次世代医療用検査システムの基幹部品として期待されるバイオチッププレートやマイクロリアクター分野において、安価で使い捨てが可能かつ低蛍光特性を有するプラスチック製マイクロ流路プレートの製造が求められている。プラスチック製マイクロ流路プレートの製造のための高精細な回路形成を可能とする高精細金型によるプラスチック高転写成形・低歪み成形接合技術とセンサー機能を付与しためっき加工技術を確立する
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
次世代半導体の評価・検査用高性能プローブとその生産技術の研究開発
近年の半導体を使用した機器においては、使われるICチップの大規模集積化・システム化・高速化・小型化等に伴い、その評価・検査方法が重要視されている。特に、VLSIの量産検査においては、検査用プローブの接続部に被検体電極の半田が転移し、接続抵抗値が高くなって検査歩留まりが極度に悪化するという課題がある。本研究開発では、両端可動式高性能プローブを開発し、VLSI検査時の課題を解決する。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化間近
有機ハイブリッドELを活用した自動車用次世代照明シートの開発
自動車用照明として、重金属を含んだウェッジ球からより長寿命なLEDが主流になっており、近年では薄膜・軽量を特徴とした有機EL照明の開発が進んでいる。しかし、レアメタルの使用低減や可撓性や耐熱性の確保・発光効率の向上等による高効率化・高機能化が求められている。本研究開発では、ホストとして無機材料-ゲストとして有機材料を最適に組合せ、更に酸化亜鉛を活用し、有害金属を排除した高機能・高効率の自動車用“有機ハイブリッドEL”照明シートの実用化研究を行う。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化間近
板鍛造プレスにおけるフランジ移動技術の構築と自動車用複雑三次元形状プレス部品の開発
自動車産業では低コスト、軽量化、省エネが課題となっているので、厚板を用い段差付フランジ面を持つ複雑3次元プレス部品を板鍛造プレス加工で製造する技術開発を行う。板鍛造プレスにおけるフランジ移動および深絞り加工に関わる金型技術の構築により、板鍛造プレス技術の高精度化を図り、それによる軽自動車クラスのブレーキドラム部品、大型コネクターケーシングの市販化を目指す
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化間近
AINウィスカー(窒化アルミニウム針状結晶)を用いた次世代高機能放熱材料の研究開発
樹脂を中心とした複合材料産業では、ハイパワー・高性能化した電子部品からの放熱設計が喫緊の課題となっており、新しい熱伝導フィラーと分散技術を使った高熱伝導絶縁複合素材の開発が不可欠である。本事業では、AlNウィスカー(窒化アルミニウム針状結晶)と分子接合剤を活用した高熱伝導絶縁シートを実用レベルの品質とコストで製造する技術を確立、事業化を実現する。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化間近
新規鋳造材料を用いた金型技術の高度化
鋳造材料でありながら従来の金型材料に匹敵する素材性能を持ち、自由な温調配管が可能な新規金型材料を用いて、自動車及び情報家電業界から強く求められているデザイン性・機能・性能を併せ持つ大型のプラスチック部品製造に適用可能な金型を開発する。また、アルミニウムダイカスト金型に鋳ぐるみ冷却管を適用し、従来の金型材料・型設計に起因する不具合(溶損、ヒートチェック、応力腐食割れ)の解消とハイサイクル化を試みる
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 研究実施中
全固体蓄電部品の開発
LSIの微細化・高速化に伴い電源電圧の変動による影響が顕著となり、更なる微細化と高速化を両立させるのが困難なことから対策が急務である。問題の解決には、電源をLSIに限りなく近づける、もしくはオンチップしプリント基板上での信号波形の歪みによる伝送誤り、EMI発生などの原因となるLSIの電源電圧の変動量を削減する必要がある。LSIに実装可能な極小、高安全性な二次電池を開発し、電源電圧の変電を削減する
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 研究実施中
生分解性プラスチックの一体成型加工による医療用具の高度化
医療現場では、使い捨て式の医療用具が多用されているが、廃棄による環境負荷を低減できる材質を導入して製造するべきである。また、できるかぎり部品を一体化することで、工程の自動化を実現し、高い衛生環境を確保する必要がある。本研究開発では、プラスチック部品の一体成型方法と、生分解性プラスチックの成型方法を開発することで、被測定対象を選ばない汎用性の高い使捨式の医療用具を、低コストで衛生的に生産可能とする
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 研究実施中
生体内微量物質GGPLⅢの発酵生産法および高純度化法の開発
発酵工業に関して、関節リュウマチ症に対する『ワクチン』および『診断薬』の原料となるGGPLⅢ(糖リン脂質)を微生物によって発酵生産し、さらに高純度品を生産する技術の確立を目指し、発酵生産されるGGPLⅢを川下企業である医薬企業および診断薬企業への販売を目的としている
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- 基盤技術分野 :
バイオ
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
超臨界CO2複合システムによる有害物質フリーめっき前処理技術の開発
WEEE/ROHS指令における有害物質フリーの要請により六価クロム等を含む製品の製造、販売及び流通が禁止され、めっき製造工程においても六価クロム等を用いないプロセスでの製造が求められている。本開発は、超臨界CO2による脱脂と超音波を併用したエッチング、UVエキシマ照射による表面改質により密着強度を表面の粗さによる物理的効果と樹脂表面の化学結合効果による相乗効果で実現し、かつ廃液排水処理のないめっき前処理技術を開発する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
接合界面活性化と同時鋳込みによる超耐熱耐摩耗複合鋳造材の開発
自動車、環境機器産業では、安全性、機能性(耐摩耗性、耐熱性等)向上と環境・省エネ対策上から、金属材料の限界値である硬さHV700以上、耐熱性1000℃以上の高機能化ニーズが高まっている。本研究開発では異種材料(特殊鋼、超硬、セラミック)の接合界面の活性化と同時鋳込み法を用いて、これらの物性値を硬さHV1200、耐熱性1300℃まで向上させ、安価に複合化する新鋳造技術を開発し、汎用性に優れた複合鋳造材料品を製造する
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
小型成形機に対応した小型インサート金型及び成形技術の開発
携帯電話の小型化によりコネクタも微細薄型化が進み、端子を樹脂と一体で成形するインサート成形方式での生産が不可欠であるが、現状のインサート成形では、設備や金型が大型・高額であるため、コストや国内生産面からインサート用小型成形機の開発が要求されている。そのためこれに対応した小型インサート金型及び成形技術を開発するとともに、一貫生産ライン構築も含めて低コスト化、短納期化の実現を図る。更には、自動車用コネクタについても同様の開発を行う
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- 基盤技術分野 :
精密加工
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