国立大学法人大阪大学
事業管理機関情報
事業管理機関名 | 国立大学法人大阪大学(法人番号:4120905002554) |
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所在地 | 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1番1号 |
主たる支援地域 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
ホームページ | http://www.osaka-u.ac.jp/ja |
支援実績
- 支援実績:
- 23 件
- 事業化実績:
- 4 件
プラスチック成形加工技術の高度化による安全、高機能な次世代内視鏡治療関連医療機器の研究開発
本計画は「次世代内視鏡治療」推進に必要な新規医療機器3品目の開発計画の後半部分に相当する。すなわち、計画の前半部分(平成21年度補正予算事業)で開発された各「キー部材」の機能を最大限に発揮させる「構成部材」、「構成ユニット」類を新たに開発し、それぞれのキー部材とアセンブルさせた「全体試作品(プロトタイプ)」の試作・評価を繰り返すことにより、可及的早期に3品目すべての事業化を目指す研究開発計画である
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
一人で着用可能な高機能滅菌ディスポーザブル手術ガウンの研究開発
我々は、医療現場の貴重な人的資源であるナースを付随的な業務から解放し、本来の業務である患者の安全管理に注力させるべく、新しい非医療機器の開発に取り組んでいる。本計画ではその一環として、ものづくり中小企業の設計・縫製技術を高度化し「一人で着用できるガウン」を開発する。当ガウンの実用化により、時間やコストの削減だけでなく、緊急時や大規模災害時等、人的資源が限られる状況での良質な医療の提供が期待できる
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
金属製品の高品質化・低コスト化を達成する低温摩擦接合装置の開発
近年各産業で軽量且つ高強度なチタン合金やアルミニウム合金の使用頻度が高まっているが、接合部脆化等の品質面や機械加工時のコスト高など課題が多い。本事業では、正確に接合温度を制御し、所望する特性を接合部に付与可能な新規摩擦接合技術のための接合装置を開発することにより、従来困難であった航空機エンジン部品や構造部材及び各種川下産業用部品の軽量化・低コスト化技術を確立し、広く普及をさせる。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
接合方向誘導機構を有する同軸スピンドル式小型FSW装置の開発
従来の摩擦攪拌接合装置は接合時の負荷が大きく装置が大型化するとともに、接合部材の固定機構も大がかりなものとなり、小ロット生産対応や小規模工場への設置が困難であった。小型の摩擦攪拌接合機の開発により小規模工場への設置を容易とするとともに、接合方向誘導機構により、プログラミングの必要なく接合作業が行えるため、容易に小ロット生産に対応できる汎用性の高い摩擦攪拌接合装置を開発する
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
完全非破壊による、あと施工アンカーボルト定着部の健全度評価システムの開発
高速道路や鉄道会社などでは、多くの付属設備を固定する「あと施工アンカー」の施工品質を高く確保し構造物全体として経済的に維持管理する責務があるが、現状の品質確認検査(抜取り引張試験や打音検査)では十分とはいえない。そこで、電磁力で再現良く金属を加振できる電磁パルス法をアンカー専用の評価技術として高度化し、施工からその後の維持管理まで可能な新しい『あと施工アンカーの施工品質確認技術/装置』を確立した。この技術は、建築分野におけるあと施工アンカーの施工品質確認においても適用可能なもので、大きな期待を寄せられている。
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- 基盤技術分野 :
測定計測
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
高度医療用形状記憶ガイドワイヤーの高性能化に適した真空熱処理炉の開発
金属材料の強度・延性を支配する「焼入れ熱処理性能」の向上と安定化を目指し、1300℃付近の高温・高真空雰囲気からの直接水焼入れ処理を可能とし、かつ材料の酸化を抑えるため、各部にて真空度を制御した加熱/焼入れゾーンの連続一体型高真空熱処理炉を開発する.性能検証に関して、高度医療用TINI合金ガイドワイヤーを用いて、エンドユーザーである医療機器メーカにて実装評価を行い、本開発炉の構造・仕様を適正化する
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
鋼材の摩擦攪拌接合を実現する革新的高安定・高効率装置の開発
これまで困難とされた鉄鋼材料の摩擦攪拌接合を実用化する為の革新的に高安定・高効率の摩擦攪拌接合技術の確立を行う。回転ツールの加熱を抑制し、被接合材の軟化のみを誘発する補助加熱を併用することにより回転ツールに対する負荷を低減し従来の10倍以上のツール寿命を達成する。平21年度までに得られた知見を発展させ、スポット摩擦攪拌接合の技術開発及び1電源1マッチングボックスで操作可能な電源の開発を行う
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
リチウムイオン電池の高効率・製造コスト削減を実現する超々高速・高品質リモートレーザ溶接ヘッドの開発
リチウムイオン電池は、次世代自動車のキーデバイスであり、蓄エネルギー媒体として期待され、高効率工法での大幅な製造コスト削減が必須である。特に電池の密閉溶接は難しく、本提案は、中空光学系による理想レーザビームを用い、焦点を1KM毎分で移動させ、レーザ出力2倍相当の溶接効果を得る世界初の超々高速リモートレーザ溶接ヘッドを開発し、その場画像認識と組合せ、高品質溶接、設備投資の半減と省エネを実現する
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
新規アルゴリズムによる画像処理技術の高度化による大腸癌画像診断支援技術の研究開発
生体組織診断とは、病理医が摘出された組織を顕微鏡で観察し、病理診断を下すものである。この結果は、治療方針を決めるにあたり重要な判断材料になる。しかし、病理診断ができる医師の数は圧倒的に少なく社会問題にもなっている。大阪大学基礎工学科は新たなアルゴリズムによる診断支援プログラムを開発した。大腸癌に対して適用したところ、非常に良好な結果を得た。これを組み込んだソフトウェアを作成し事業化を目指す
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- 基盤技術分野 :
情報処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
厚み方向に含有成分が連続的に変化する被膜を形成できる溶射装置の研究開発
従来、1回の溶射行程では同一材料での成膜しかできませんでした。しかし2種以上の材料を、混合比率を連続的に変えながら溶射できる装置を開発することにより、厚み方向に物性が連続的に変化する膜の成膜が可能となります。この効果を活かし、皮膜の厚み方向に特性を変化させる(例えば、基材と密着性の良い皮膜から成膜を開始し、断熱性能を持った皮膜へ徐々に変化させる等、図参照)事で、従来の溶射膜の欠点であった基材からの溶射膜の剥離や割れを大幅に抑制する事を目指しました。
この成果を活かし、溶射膜の使用温度域の拡大や、厚肉成膜を実現し、火力発電所の発電効率向上や半導体工場の設備稼働率向上等に資する事を目標としています。
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
次世代表示装置用コーティング剤の新規開発
情報通信方式や機器の精度向上に伴い、テレビを初めとした薄型表示装置は再度急激な普及が広がっているが、液晶テレビ等の表示装置において「低電力化」、「低価格化」、「ダウンサイジング」が求められている。本研究では、この鍵技術の一つとして、従来の紫外線硬化型樹脂に代わる、高屈折率化、高硬度化、導電性等の複合機能を付与した新しい素材を創製し、次世代表示装置用コーティング剤を開発する
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
自動運転社会に向けた半導体界面仕上技術の研究開発
次世代半導体基板は欠陥のない単結晶を製造出来ないため、半導体製造工程においてバルク基板の表面に同種もしくは異種のエピ膜を作り試作されているが、従来技術では目標とする性能が得られていない。これまでバルク基板の平坦化技術として開発してきたCARE法をエピ膜の仕上げに適用することにより、膜厚をナノレベルに均一化し、かつ欠陥を除去できる技術を確立し、次世代半導体の性能向上と普及を目指す。さらにこの技術を応用してトレンチ壁面の仕上げについても基礎技術を開発する。
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化間近
切離機能を有する世界初の内視鏡用軟性バイポーラ凝固鉗子の研究開発
成長著しい内視鏡治療分野においては、ユーザー(医師)から「組織を安全・確実に凝固した後、持ち替えることなく速やかに切離できる手術用鉗子」が強く求められてきた。本事業は、ものづくり企業3社が有する精密加工技術、特に金属成型・加工、溶接・圧着、さらには導電・絶縁設計等の基盤技術を結集、高度化することでこれを実現し、ユーザーの真のニーズを知り尽くした製販企業の協力を得て早期事業化をめざす研究開発である。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化間近
摩擦撹拌接合を適用した航空機構造部品の製作
航空機構造の製造に摩擦攪拌接合を適用することで、突き合わせ接合を可能にし、10~15%の重量軽減および20%以上の原価低減を行える技術を確立する。薄板による閉じたボックス構造が多い航空機構造に適用するため、低圧力で板厚の変化に対応できる摩擦攪拌接合法開発する。また、主に動翼の部分を対象として代表的な航空機構造の試作を行い、FAA認証のためのデータベースの蓄積およびプロセスの確立を行う。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化間近
農産物の輸出に向けた長期品質保持を実現するカテキン・酸素水ナノミスト技術の開発
本事業は農産物の輸出を促進するために、カテキンと酸素水ナノミストを用いた鮮度維持システムの開発を行った。農産物の品質は熟度の進行・カビの発生によって日々変化することが知られている。そこで本事業では酸素水ナノミストを用いて農産物に付着したカビ胞子を効果的に殺菌し、カテキンナノミストを用いて継続的な抗菌活性と熟度進行を抑制することで、鮮度を20日以上維持する新品質保存技術の開発を目標とした。H31年度は主としてカテキンの抗菌効果の実証と噴霧検討、農産物保存効果の評価方法検討、ミスト機の検討を中心に実施した。R2年度は農産物の長期保存を可能とする噴霧薬液の基本組成確立と、評価方法に関して目標通りの開発を遂行することができた。R3年度は繊細な農作物に対するカテキン・酸素水ナノミストの噴霧処理システムを開発し、その優れた保存性を示すメカニズムを明らかにした。また開発したシステムを元に実際のユーザーの一つである農場でのイチゴへの噴霧評価を行ったところ、35日間のイチゴ保存効果を実現した。
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- 基盤技術分野 :
バイオ
- 事業化状況 :
- 実用化間近
自己免疫疾患の原因となる自己抗体とバイオマーカーの同定法開発
診断・医薬品産業では医薬品の細分化、複雑化と医療費の高騰により、感度の高い診断技術を開発し、疾患の早期診断、薬剤の有効性・副作用の予測、病態の再燃予測など、非常に細分化された医療ニーズを満たす必要がある。このため、新規生体情報として自己免疫疾患に非常に親和性が高い「免疫レパトア」ビッグデータを収集し、人工知能技術等を組み合わせることで、課題を克服する新規バイオマーカー同定・評価手法を開発する。
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- 基盤技術分野 :
バイオ
- 事業化状況 :
- 実用化間近
マイクロ波を利用した金型内樹脂への直接加熱溶融プロセスの開発
射出成形やCFRPプレス成形の金型内部にマイクロ波を照射するアンテナ挿入部分を作り、金型キャビティにマイクロ波を照射し樹脂の溶融状態を保持又は、再溶融する革新的技術を開発。これにより射出成形の場合はユニット等の圧力低下により中型射出成形機にて大物成形や複数個の成形が可能となり、プレス成形の場合は自動車の車体軽量化用の熱可塑性CFRPをプレス金型に設置段階で、急速に熱が奪われる課題を解決する。
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化間近
サイズ可変式非対称型高周波スネアの研究開発
本特定研究開発は、産学連携による医療機器の開発に豊富な経験を有する大阪大学が、もっとも一般的な内視鏡用処置具のひとつである「高周波スネア」を、射出成形、圧延、伸線、溶接等の技術を有するものづくり企業と連携してゼロから作り直すことにより、臨床現場の普遍的な課題を根本的に解決するとともに、これを広く海外へ展開させることで、輸入超過が続く我が国の医療機器分野の国際競争力を飛躍的に高めることを目標とする
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 研究実施中
感染治療機能を有する複合材料製人工股関節の研究開発
人工股関節を、現在の金属製から炭素繊維強化PEEK樹脂製とし、その優れた疲労強度を生かして金属では実現不可能な内部の空洞と薬剤流出用の小孔群を設け、人工関節内部に入れた薬剤を徐放させる「局所・高濃度・長期放出機能」を有する人工関節を開発する。そして通常の人工関節と同様に荷重をかけたり関節運動が行える関節機能の再建と、感染治療とを同時に行うことができる画期的な感染治療技術を実現する。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究実施中
CT検査時に医師の被ばくをなくし、患者体形に合わせた正確な検体採取とその場で細胞診断が出来るマイクロチップ搭載可能な多機能保持具の開発
腫瘍の確定診断で使用されるCTガイド下生検の課題は、1術者(医師)の放射線被曝の回避、2高難度の生検技術の簡易化、3採取した細胞分析の高度化である。本事業は1被曝なしに、2目標位置へ正確に針をガイドしつつ、3腫瘍遺伝子診断用チップを実装可能なデバイスを開発する。これらにより、術者および患者の被曝の減少、臓器への負担軽減、高度化する診断と治療を支援する。
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- 基盤技術分野 :
デザイン開発
- 事業化状況 :
- 研究実施中
電子線、オゾン環境下で摺動に優れる部材のためのセラミック緻密膜とその製造装置の研究開発
本研究では、飲料・食品、薬品、化粧品等の容器の新しい滅菌法である低出力電子線滅菌装置において、その実用化のネックとなっている部材の要求に応えるべく、電子線、オゾン環境下に耐えてかつドライタッチでの安定した摺動を確保できる緻密なセラミックコーティング膜とその製造装置を開発する。10~500NMのナノ微粒子を液体樹脂に均一分散させた溶射材料と、これをミスト化して溶射する装置を開発し、緻密膜を作製する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 研究実施中
繊維への微細カラーマーキング実用化装置の開発
現在、YAGレーザーを用いて直径100μの黒色ポリエステルフィラメントに60μの大きさの白色文字をマーキングし、ブランド品の偽造防止用途に販売しているが、糸が黒色であることから目立ちやすくファッション性も低下するという欠点がある。客先からはデザイン性とセキュリティーを両立させた偽造防止用繊維開発の要求が高まっている。透明な繊維への微細カラーマーキングの実用化に向けて装置の開発研究を行う
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
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