トップページ 平成15年度 実践行動マニュアル

I−11.現状のまとめと整理


「弱み」を受け入れ、「強み」に変えていく心構えはできていますか?

〜地域特性を理解しないまま、コンセプトを策定し、戦略の構築をしていませんか?〜


 これまで調べてきた中心市街地の現在を整理する

●中心市街地の現状を再認識する

  • 調査資料を活用し客観的に見直すことで、新たな側面が見えましたか?
  • 市場のボリュームとその動向を理解しましたか
  1. 成長市場・停滞市場・縮小市場のどれに当てはまりますか?
  2. 商圏のボリュームと特性の設定はできましたか?
  • 現状の中心市街地の力はどのぐらいありますか?
  1. 商業の力、それ以外の資源などの把握はできましたか?
  2. 中心市街地の強みと弱みとその整理は?
  3. 短期と長期及び難易度をつけてみる
  • お客様の生活志向やニーズは把握できましたか?
  • 活性化事業実施において、現在どの段階にいるのか具体的に示せますか?
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● 調査の目的

  • 調査結果をまとめ分析することで、現状を理解し、問題点を明らかにする→問題点の明確化
  • 問題点の共通部分や違う部分を分類して、問題の特性や質を浮き彫りにする→問題点の特性の把握
  • すぐに対応可能な問題には、素早い対応をする
  • 難しく時間のかかる問題は、専門家と協調して対応する
  • 計画と現状のズレを修正する

●調査結果のまとめと現状の整理

  1. よいところ、悪いところ、強い点、弱い点をそれぞれ整理して表にまとめます。
  2. それらが、競合の激化や商圏の縮小など、主に外的要因なのか、 それとも業種業態揃えや魅力づくりなど、主に内的要因なのかに分類します。
  3. どの部分が一番あてはまる要素が多いかによって、活性化に向けた対策の方向性を探ります。
  4. 対策の方向性には大きく分けて2つの種類があります。
    1. オフェンス(積極的)対策→強みを活かして、より強化する戦略
    2. ディフェンス(防衛的)対策→弱みを補強改善したり、商業以外の活性化対策を見つける戦略

下表は「強み」と「弱み」を簡単に整理するための一例です

  • あてはまるところにチェックを入れてみましょう。
  • どの部分が一番多いですか? 多いところが、まちの抱える問題の特質です。

図
外部環境資源 (強み) 内部環境資源(強み)
  • 人口が増加している
  • 所得水準・消費性向が高い
  • 商圏が広がっている
  • 競合が少ない
  • 地域産業が伸びている
  • 高密度な商業集積がある
  • 競争力のある核店舗がある
  • 商業以外の集客施設が増えている
  • 特色のある商業集積がある
  • ビジネス街がある
  • 都心居住性が高い
  • 元気な店が多い
  • 文化等の無形資産がある
外部環境の課題 (弱み) 内部環境の課題(弱み)
  • 人口が減っている
  • 所得水準・消費性向が低い
  • 商圏が狭くなっている
  • 競合が多い、増えている
  • 地域産業が衰退している
  • 商業が低密度で拡散している
  • 核店舗がない
  • 集客施設がない、減っている
  • 商業の特色がない
  • 昼夜間の人口が少ない(特に昼間)
  • 元気のない店や空店舗が多い
  • 消費ニーズに対応していない

注意点
  • 調査結果を事業実施に生かす
  1. 評価が甘すぎたり厳しすぎたりしないよう、調査の結果に基づいて公正な判断を行う。
  2. 結果を出す際には、まちの商業者や生活者、専門家など、他の人の意見も参考にする。
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