トップページ 平成15年度 実践行動マニュアル

I−4.競争構造調査


集客力がある店舗や地域は全て競争相手です。見落としていませんか?

〜商業を取り巻く競争関係を明確にして、現状分析や戦略づくりに役立てます〜


 競争相手について知る

●競争相手の強い点を評価し、中心市街地の商業と比較する

  • “中心市街地や個店の競争相手”とは何でしょうか?(自己認識のチェック)
  • 近くに競争相手となる大型店や都市がありますか? (競争相手のチェック)
  • 競争相手の特長や強みは何ですか? 5つ挙げてください。(競争相手の強みのチェック)
  • 競争相手と中心市街地を比較して見ます。
    それぞれの特徴や違いが挙げられますか? (競争力のチェック)
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● 調査の目的

  • 競争相手が誰なのか(郊外型ショッピングセンター、大都市、集積地区、個店等)、どんな力(魅力・優位点・規模・機能・売上)を持っている相手なのか調べる→競争相手の強みの確認
  • 競争相手に対して、あなたのまちの地域商業(中心市街地)が、相手に対してどんな状態に置かれているかを調べる→現状の確認及び比較
  • 勝ち目がありそうな場合は、その手法やポイント、勝負点(差別化ポイント)を見つける
  • 勝ち目がなさそうな場合は、商業以外の要素や、独自の魅力をアピールするなど、同じ土俵に乗らない(同質競合を避ける)ことも大切。何で勝負するのかを見極める。→負けないための戦略の構築

●主な調査項目

  1. 競合店分布調査(郊外ロードサイド、駅前、市街地、隣市町村などの、主として大型店)
  2. 競合店機能調査(企業、規模、扱い商品、売上、付帯機能、営業時間、駐車場など)
  3. 競合店特性調査(客層、魅力点、主力商品・機能、集客特性〔平日・土日・夜間〕など)
  4. 都市(商業集積)間商業構造調査(近くの集客力の強い都市、地域)
  5. 将来の競争環境予測(人口の増加/減少、店舗の出店状況、競争力の変化など)
  • 競合店調査では、大型店や話題の店などはすべて対象とします。特に、複合化が進む郊外大型店は様々な種類の店に影響を与えます。
  • 都市間競争には県間競争、大都市間競争、都市間競争、大都市・都市競争、地域間競争、地区間競争などがあ ります。1つの商業集積が異なる各レベルでそれぞれ必ず競合を持っており、複数の競争状態に置かれています。

調査結果を読む


注意点
  • 大規模ショッピングセンターの特徴を知る
    中心市街地が最も影響を受けやすいのが、郊外型の大規模なショッピングセンター。特徴は、ワンストップショッピ ングと言って、食料品からファッションなど多様な品が1ヶ所で揃い、使いやすい駐車場や飲食、スポーツクラブ、 映画館など付帯機能も豊富なこと。また、常にお客さまの変化に対応し、商店も商品も変化しつづけており、専門の マネージャーが一体的に管理運営している。
  • 中心市街地の競争力低下の原因を知る
    中心市街地に大型店が無く、大規模ショッピングセンターが郊外に複数あり、全体の売上も低下している場合には、 既に中心市街地は競争力を失っている可能性が高い。
  • 活性化するためには複数の要素が必要なことを知る
    活性化は商業の分野だけでなく、サービスや文化など商業以外の機能導入の検討も必要。過去の繁栄や地位にこだわらず、有効な方策を探してみる。
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