-計画の方向性を探る-
<実現可能な戦略の構築>
“夢だけを見ていませんか?”
II-1.コンセプトの構成要素
めざしている姿を、具体的に誰にでもわかるように表現したもの。
めざしている姿を、具体的に誰にでもわかるように表現したもの。
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ターゲット設定…中心となるお客さまを設定する。 |
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業種業態構成、テナントミックス…お客さまに求められている店揃や魅力ある個店群を形成する。 |
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商業活性化重点地域…求められている個店群を集積させる場所とその配置を考える |
※これらを、前述の現状分析をふまえながら設定していく

●地域分析を踏まえ、主要な客層を絞り込む。
●集客は、まず、「商圏の拡大化」と「商圏の深耕化」の2つに集約されます。
- 商圏の拡大化→規模拡張や新機能(業態業種)、独自性のある商品構成の導入等により、商圏を広域化。
- 商圏の深耕化→既存商圏の中で、来街・来店者の更なる取り込みを図る。
- どちらの場合でも、それぞれの客層に見合った魅力的な店舗の集積(テナントミックス)が必要。
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- 地域のニーズに合った、お客様に必要とされる業種業態を選ぶ。
- ワンストップ・ショッピングを可能にする業種業態・商品を揃える。
- 購買意欲をより高める、商品ラインの幅と奥行きを確保する。
- 同地区内での適度な競争による、商業集積全体の活性化を図る。
- 地権者や既存商業者等を保護するような、外部からの競争排除を行わない。

『中心市街地の中で、商業集積地として特に骨格となる(またはなるべき)エリアを、商業活性重点地域として絞り込むことが重要』
- 広い範囲で、一度にあちこち手をつけようとしても、効果が低い。先ずは、対応が最も必要なところ、成功の可能性が高いところ、波及効果が期待できるところに絞り込んで、事業を進める。