トップページ 平成15年度 実践行動マニュアル

I−10.「商業活性化重点地域」の絞り込み


商業を活性化すべき対象エリアが広すぎませんか?

〜商業集積地として特に骨格となるエリア=商業活性化重点地域を絞り込みます〜


 商業活性化の対象となる有効範囲を知る

●本当に活性化が必要なエリアは?

  • 現状からみて、活性化の実現が可能な広さとなっていますか?
  • お客さまが利用しやすい広さの検討がされていますか?
  • 現在の「活性化対象エリア」の広さと特性を把握していますか?
  1. その区域内は、全ての地区にお店が途切れず並んでいますか?
  2. 事務所や工場、住宅、畑地などが多く混在していませんか?
  • 今一番対処が必要なのは、どの地区/商業集積ですか?
  • お客さまからの意見などから、活性化できる可能性が一番高いのは、どの地区/商業集積ですか?
    ※対応が最も必要なところ、成功の可能性が高いところ、波及効果が期待できるエリアから事業に着手します。
次へ

● 調査の目的

  • 設定された対象区域の範囲について、投資を集中する効果や、店舗集積による効果等の側面から適切かどうか見直す
    → 適正エリアの確認(重点地域の絞り込み)
  • エリアの見直しに合わせた重点対策を再検討する
  • 相乗効果期待できるなど、エリア全体に効果を波及させる方策を検討する
  • 重点地域の絞り込みや前述のエリア性格分析等を踏まえ、各事業の重要度・優先順位を整理する

●商業活性化重点地域の絞り込みの考え方

  1. 主に、駅など交通の拠点を中心に開けた市街地で、現在も密度の高い商業集積があるところ。
  2. お客さまに支持される強い店舗が数多くあるところ。
  3. 多数の商店が連続していて、来街者が徒歩で回遊できるところ。
  4. 大型店やビルもあるが、主に1・2階路面店で構成されている。(上部住宅といった複合施設も可)
  5. 地域生活者(居住者・就業者)が頻繁に来街し、買い物行動の中心になっているところ
  6. ゾーンとして認識できるほどの規模と密度を持つ住宅地、オフィス街の中や隣接しているようなところ。(産業地といった非商業集積や、にぎわい性・回遊性を遮断する畑地・緑地、大型河川などを含まない)
  • 既存の計画区域にとらわれず、改めて自分で適切と思う活性化区域の線を引いてみましょう。

【K市の事例】
地図
K市が設定した中心市街地は、オフィス街や住宅街が含まれた広いエリア(227ha)となっています。 そのなかで、商業の密度や、にぎわい、中心性をふまえ、「中心商業軸」を設定し、加えて、「TMO構想の対象区域」を絞り込んで、効果的な事業の推進を目指しています。

調査結果を読む


注意点
  • 中心市街地の現状を見極め、活性化が実現可能な地域を絞り込む
  1. 昔中心だったところが今も中心であるとは限らないため、現在の中心地を確認する。
  2. 郊外大型店と中心市街地の大型店及び商業集積の関係を整理する。
  3. 広すぎるエリア設定を行わないよう、お客さまにとっての魅力や利便性を考慮して設定する。
  4. 重点地域に集中的に事業を行うことにより、活性化の効果的な推進を目指す。
前のページ次のページ