国立大学法人熊本大学
研究等実施機関情報
研究等実施機関名 | 国立大学法人熊本大学(法人番号:2330005002106) |
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所在地 | 〒860-8555 熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1 |
ホームページ | https://www.kumamoto-u.ac.jp/ |
相談対応窓口
担当部署名 | 熊本創生推進機構イノベーション推進部門 |
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TEL | 096-342-3247 |
liaison@jimu.kumamoto-u.ac.jp |
支援実績
- 支援実績:
- 16 件
- 事業化実績:
- 4 件
長寿命・微細PCD(コバルト焼結ダイヤモンド)金型部品の開発
情報家電の主要製品である薄型テレビや携帯電話には、高精度・微細プレス金型により加工されるコネクター、コンデンサ、スイッチ等の電子部品が多数使用されている。本件では、新しい金型部品素材であるPCDへの革新的な高精度加工技術の開発とその専用製造装置を製作し、長寿命・微細な金型部品の安定供給による事業展開を通して、我国の金型競争力の高度化を実現する。本金型は、時計などの精密機器分野への応用展開も図る。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
次世代型植物エストロゲン【グリセオリン】の大規模工業化
近年、女性の高齢化に伴いエストロゲン(女性ホルモン)の低下に起因する乳がんや骨粗しょう症等の深刻な疾患が急増しています。このため女性ホルモンと類似の機能性を持つイソフラボンの研究が世界的に注目されています。本提案では、大豆の発芽過程の急激な代謝に着目した独自の特許技術で、従来のイソフラボンより著しく機能性の高いグリセオリンを世界で初めて抽出するとともに大規模生産化・事業化を行ってまいります
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- 基盤技術分野 :
バイオ
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
難燃性マグネシウム合金の機械加工による部品製造技術の開発
軽量かつ比強度が高いなど多数の優れた特性で次世代材料として期待されるマグネシウム合金は、反応性の高さから機械加工が難しい材料であった。近年、難燃性のマグネシウム合金が開発され、機械加工が可能になっているが、この加工技術に関してほとんど実績が無いのが現状である。そこで、代表的な難燃性材料であるKUMADAマグネシウム合金の素材から、高精度な光学部品を機械加工にて製造する技術を開発する
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
高電圧半導体スイッチを使用した電子線滅菌用高電圧パルス電源の開発
従来のサイラトロン(真空管)の代わりに、8KV以上の耐圧を有する半導体スイッチ(SIサイリスタ等)を開発し、このスイッチを使用した長寿命の高電圧パルス電源を開発し、これでマイクロトロンを使用した電子線滅菌装置を駆動可能とする。従来、電子線滅菌装置はベルギーのロードトロンが市場を独占してきたが、ロードトロンに比べ、出力可変、低コスト、高効率、小型の国産・工業用電子加速器を実現を目指す。
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- 基盤技術分野 :
製造環境
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
インクジェット技術を利用した次世代フラットパネルディスプレイ用フォトレジスト塗布装置及び専用フォトレジストの研究開発
次世代フラットパネルディスプレイ製品を実現する為には、その原版であるフォトマスクが次世代(高精度)スペックを満たす事が必須条件となる。重要課題の一つにレジスト塗布品質があり、現行塗布方式では原理的にスペックを満たせない課題がある。本研究開発は、フラットパネルディスプレイ用フォトマスク製作において、インクジェット技術を採用した新方式のレジスト塗布装置、及びその専用レジストの事業化を目指すものである。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
食中毒リスクフリーのための高電圧大電流処理による革新的アニサキス殺虫装置の開発
生食用鮮魚分野では寄生虫アニサキスによる食中毒が問題となっている。これを防ぐには、冷凍処理による殺虫または手作業による除去以外にはなく、品質劣化や確実性に課題を抱えている。本提案では、アニサキスを確実に殺虫し、身質の劣化のない「高電圧大電流を用いたアニサキス殺虫技術」を開発し、課題を解決する。これにより、アニサキス食中毒の恐れのない安心・安全な生食用チルド商品及びこれを可能にする装置を開発する。
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- 基盤技術分野 :
製造環境
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
オンサイトがん検査を実現するがん細胞の選択的捕捉が可能な動的変形マイクロフィルターの開発
現在のMRIやCTなどでのがん検診では、時間の制約や費用面から検診率は40%にも満たない。がん患者の血中には循環腫瘍細胞(CTC)の存在が知られており、診断に利用できれば手軽な検診が可能になるが、僅かにしか存在しないために捕らえることが非常に難しい。そこで、CTCを選択的に捕捉する核酸アプタマーを有し、僅かな血液からでも効率よくCTCを捕捉するマイクロフィルターを開発する。
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
意匠性に優れた硬質アルマイト皮膜形成技術の開発
携帯電話やデジタルカメラなどの電子機器は、持ち運ぶことから、軽く小さいことが必要である。また、その筐体には、取り扱いによるキズが入りにくいことと同時に、多様化するユーザーの趣向に対応するため、多彩なカラーバリエーションにも対応することが求められている。本研究では、リサイクル性にも優れる硬質アルマイト皮膜に、今まで困難だった染色技術を開発することで、「軽く、強く、キレイ」な筐体を提供する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
土壌汚染を簡易・迅速に分析する重金属類検出技術を活用した簡易検出材OCTES-2の開発
本事業は、土壌汚染対策に必要な重金属類の簡易検出材を開発することを目的とした。現在の市場には、特定の重金属類(ヒ素、水銀、セレン、カドミウム、シアン)を迅速かつ低コストで検出できる簡易分析材が存在せず、既存の公定方では時間とコストがかかる。本事業では、坂本石灰工業所がこれまでに開発した「OCTES-1」の技術を基に、さらに高精度な簡易検出材「OCTES-2」を開発し、これら5つの重金属類に対応することを目指した。これにより、現場で迅速な土壌汚染の検出と対策が可能となり、工期の短縮、コスト削減、仮置き場スペースの縮減などの効果が期待される。さらに、事業目標よりも低濃度での発色が可能な検出材の開発も進めた結果、土壌汚染対策法で規制されている全ての重金属類について簡易分析が可能となった。
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- 基盤技術分野 :
測定計測
- 事業化状況 :
- 実用化間近
異種金属5層同時単打点接合技術の多打点接合化とI型リブ構造による材料費削減化の同時実現のための低コスト・高生産性接合プロセスの開発及び安定品質化
異種金属5層同時接合技術をベースに、新たな接合プロセスを開発することを目的としている。特に、I型リブ構造を採用することで、従来のL型リブと比べて素材の削減が可能となり、材料費の低減を目指す。また、多打点工法を採用し、接合部の品質を維持しながら加工タクトの短縮を図る。さらに、接合部の溶け込み量や熱歪の管理も行い、安定した生産体制を整える。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化間近
卓越したPDXモデル作製に有用な、ヒト由来貪食促進・抑制レセプターを持つアームドマクロファージ技術の開発
患者由来腫瘍組織を免疫不全マウスに移植して作成されるPDXモデルは、がん患者の腫瘍の性質や抗がん剤への反応性を保持している「がん患者の動物モデル」である。本研究では、従来の超高度免疫不全マウスの欠点を改良した新規高度免疫不全マウス(BALB-RJマウス)を用い、マウスマクロファージの貪食抑制シグナルをヒト化(h SIRPα)し、抗体医薬を利用して患者由来リンパ球を選択的に除去するために、マクロファージの抗体受容体をヒト化(h Fcγ受容体)した「アームドマクロファージ」技術を開発した。従来の方法では作出が困難であった胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌などの固形がんのPDXモデルの樹立実現を目指した。
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- 基盤技術分野 :
バイオ
- 事業化状況 :
- 研究実施中
革新的燃料噴射技術を実現するための金属ガラスと結晶金属の複合化溶接技術の研究
ディーゼルエンジンの完全燃焼を促すシステム、高圧型コモンレールのインジェクションノズルにおいて、ニードルバルブとノズル先端部の接触部の損耗によるシール性の低下により燃料漏れが発生し、本来の低燃費走行に弊害をきたしている。そこで、ニードルバルブ先端部に弾性変形しやすく高強度な金属ガラスを溶接する技術を確立することにより、シール性を容易に確保でき、燃費の向上につながる革新的燃料噴射技術の確立を目指す
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 研究実施中
プロダクトライン開発手法による組込みソフトウェア設計情報連動管理システムの開発
自動車、携帯、情報家電産業に於ける組み込みソフトウェア開発は、著しい規模増大、納期短縮等により困難な状況に置かれている。この状況の打開には既存設計資産を効果的に再利用することが必要である。そこで本研究では、プロダクトライン手法に基づく既存設計資産の再利用を可能にするため、設計資産データの記述形式、生成手法、管理方式を確立し、これらを統一的に取り扱う組み込みソフトウェア設計支援ツールを開発する
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- 基盤技術分野 :
情報処理
- 事業化状況 :
- 研究実施中
道路工事現場における安全走行のための、超音波素子の革新的圧電膜スプレー塗布技術を活用した高速道路注意喚起システムの開発
圧電膜スプレー塗布技術を用いて新型の超音波素子を開発し、高速道路での注意喚起システムに導入することを目的とした。従来の超音波素子が持つ指向性と出力の問題を解決するため、抗電界の高いPZT薄膜を採用し、印加電圧を向上させることで高出力化を実現する。また、スプレー技術によって曲面にも圧電膜を生成でき、小さな面積でも高指向性を確保することが可能となる。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究実施中
太陽光パネル、FPD、半導体等製造装置等技術革新による新製品開発サイクルが短い分野の派生的組込ソフトウェア設計支援システムの開発
太陽光パネル、FPD、半導体などの国際競争分野では、短期間での技術革新による新製品製造の為の装置開発や購入の負担が大きい。装置開発は母体とする機種への機能の追加や改造の形で行われ、多くの熟練者のノウハウに依存している為、生産性の向上に限界があった。本研究ではこのようなノウハウをドメイン固有モデリングの手法を使いモデル化することで、装置のソフトウェア開発を大幅に向上させる開発支援ツールを開発する
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- 基盤技術分野 :
情報処理
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
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