国立大学法人電気通信大学
研究等実施機関情報
研究等実施機関名 | 国立大学法人電気通信大学(法人番号:5012405001286) |
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所在地 | 〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1"5"1 |
ホームページ | https://www.uec.ac.jp/ |
支援実績
- 支援実績:
- 13 件
- 事業化実績:
- 4 件
圧倒的な高品質・低価格を実現するプレス複合深絞り技術を具現化した汎用プレス機用金型の開発
車載リチウムイオン電池のニーズ増大に伴い、プレス加工によるアルミ角深絞り電池ケースの需要が爆発的に増えているが、その量産には高額な専用機と金型が必要な為、後発メーカーの参入が困難でコストと品質を両立できるメーカーは国内に2-3社という寡占市場である。本事業では革新的な電池ケース加工法である複合成形工法を金型に具現化し、中小メーカーでも標準的に設備している汎用プレス機活用による先行メーカーや海外勢を凌駕するQDCを掲げた強い中小サプライヤーを創出する。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
生体組織の多層構造及び感触を再現した医療用模擬臓器とロボットハンドを実現する疑似生体ゲルとその多層成形技術の開発
医療教育機関において注射や外科手術の訓練に使われる模擬臓器を、臓器の形状だけでなく施術時の感覚をも再現可能な物とするため、人体に近い柔らかさを持つ疑似生体ゲルとその多層成形手法を開発し患部の位置・性状も再現した模擬臓器を完成させることで、一般医療からロボット手術などの高度医療にいたるまで教育・訓練、手術手法の開発に貢献する。さらにその技術を筋電義手に応用し、人体の性能に近い義手の開発に貢献する
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
新機能PVDコーティング皮膜の工具への高度化処理技術と水素バリア機能膜の技術開発
新機能PVDコーティング皮膜の高度化を目指し、新型AIP(アークイオンプレーティング)装置を活用し、基材とコーティング皮膜との密着性を高めるための技術開発と、新しい多元合金系の多層膜、超多層膜を開発する。そのアウトプットとして産業界からニーズの高い機械工具・金型部品向け高性能皮膜と水素バリア機能性に優れた各種コーティング皮膜を開発し、事業化を図る。
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
革新的不動態厚膜形成法によるステンレス配管・容器溶接部等の高耐食化処理システムの実用化開発
電解研磨と独自の化学酸化発色処理法を組み合わせたウェットプロセス表面改質技術により、ステンレス鋼表面に最大250nm厚さの緻密な不動態酸化膜を形成し、水素を含む外部からの腐食因子を有効に遮断する防食技術を実用化する。表面処理が難しいステンレス配管・容器等の溶接部内外面に防食施工を行うことができる可搬型処理装置を開発するとともに、IoT・AI活用データベースに基づく防食施工管理システムを開発する。
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
円筒絞り部品への内径加工を汎用プレス機のみで完結できる金型の開発
現在、円筒絞り部品への内径加工は、前工程として板材にプレス絞り加工を施し円筒形状とした後、後工程として円筒内径に切削加工を行う必要がある。
本研究開発では、円筒絞り部品への内径加工をプレス加工のみで完結できる金型を開発する。
サーボプレス機といった特殊な加圧を行える高額なハイスペックプレス機ではなく、汎用プレス機で加工可能な金型とすることで、板材から円筒形状、内径加工までの一貫加工、一貫生産を実現する。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
超均質エレクトレット加工による低吸気抵抗・高捕集効率な医療用マスクの開発
医療従事者のニーズに応えるための新しい医療用マスクの開発を行った。研究では、超均質エレクトレット加工技術を用いて、高い捕集効率と低い吸気抵抗を両立するフィルターの開発に注力した。また、エレクトレット分布を可視化するためのスキャナーの開発や、AIレーザー3Dフィッティング技術によって、個々の顔に最適なサイズのマスクを自動で選定できるシステムを開発。これらの技術は、既存のN95マスクの課題を克服し、より快適で高性能なマスクを実現するために重要な役割を果たした。
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
無線アドホックネットワークにおける省電力動作の確立
業務効率の向上や省エネルギー化に有効なセンサーネットワークを実用化し、応用として医療介護施設向けシステム等を実現したが、設置上で新たに電源問題が生じてきた。そこで、通信プロトコルを改良して無線ノードを省電力化すると共に、商用電源以外の給電の方式として、電池、太陽電池、蛍光灯給電などの各種方式を開発し、屋内外で無給電のセンサーネットワークを実現する
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- 基盤技術分野 :
情報処理
- 事業化状況 :
- 実用化間近
ロボットの位置決めティーチングの高速化・高精度化および安全性の向上
少子高齢化が進む中、わが国の経済・産業のさらなる発展の為には、1)産業用ロボットの生産現場への導入の加速、2)サービスロボットの医療・福祉分野への活用の推進が重要である。そして、これらの加速・推進の為には、「ロボットの位置決めティーチングの高速化・高精度化および安全性の向上」の技術開発が必要不可欠である。本研究開発では、これらの技術の研究開発・技術確立を行い、その製品を提供することを目的とする
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- 基盤技術分野 :
機械制御
- 事業化状況 :
- 実用化間近
次世代太陽光発電向け円筒型太陽電池システムの研究開発
平板型太陽電池、フレキシブル太陽電池に次ぐ第3の太陽電池として蛍光灯型構造を持つ円筒型太陽電池を開発する。平板型に比べ設置(垂直設置により、設置面積が少なく、効率的な土地利用が可能。デザイン性に優れる)、メンテナンス、リサイクルが容易、軽量で暴風・積雪に強い等の特長を持つ。第一弾として円筒型アモルファスシリコン太陽電池、次いで円筒型ペロブスカイト太陽電池を展開し、低コスト、高効率、高耐久な理想的太陽電池の実現を図り、市場の急拡大を狙う。営農発電や建物近傍設置に有利である。
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- 基盤技術分野 :
デザイン開発
- 事業化状況 :
- 実用化間近
術中計測デバイスと新医療データ群に基づく聴覚障害の診断・治療支援システムの開発
耳科領域の診断・治療は、医師の感覚と経験に依存しており、安全でより高い治療効果を得るためには、定量的な計測結果と臨床データおよび理論に基づいた判断を行うとが重要である.本申請研究では、新たに開発する術中計測デバイスと臨床および理論に基づいたデータベースとを組み合わせることにより、診断・治療支援システムを構築し、高齢社会を見据えた新たな医療支援産業を創出する。
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- 基盤技術分野 :
測定計測
- 事業化状況 :
- 研究実施中
インテリジェント・ロータリエンコーダの製品化に関する研究開発
生活支援ロボットの普及には、安全性、信頼性の確保が最大の課題である。インテリジェント・ロータリエンコーダは、ロータリエンコーダに知能化システムを組み込むことで、エンコーダそのものが、予期しない振動や衝突などを検知して、安全確保のための指令を出すことができる。上位の制御系に頼らない迅速な処理が可能となる。生活支援ロボットはもちろん、医療機器、情報機器などの分野にも広く利用されるものと確信している
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- 基盤技術分野 :
機械制御
- 事業化状況 :
- 研究実施中
道路工事現場における安全走行のための、超音波素子の革新的圧電膜スプレー塗布技術を活用した高速道路注意喚起システムの開発
圧電膜スプレー塗布技術を用いて新型の超音波素子を開発し、高速道路での注意喚起システムに導入することを目的とした。従来の超音波素子が持つ指向性と出力の問題を解決するため、抗電界の高いPZT薄膜を採用し、印加電圧を向上させることで高出力化を実現する。また、スプレー技術によって曲面にも圧電膜を生成でき、小さな面積でも高指向性を確保することが可能となる。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究実施中
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