福岡県工業技術センター
研究等実施機関情報
研究等実施機関名 | 福岡県工業技術センター(法人番号:6000020400009) |
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所在地 | 〒818-8540 福岡県筑紫野市上古賀3-2-1 |
ホームページ | http://www.fitc.pref.fukuoka.jp/ |
相談対応窓口
担当部署名 | 福岡県工業技術センター 企画管理部 情報交流課 |
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TEL | 092-925-5977 |
joho@fitc.pref.fukuoka.jp |
支援実績
- 支援実績:
- 15 件
- 事業化実績:
- 5 件
加硫接着工程でVOCを排出しない新規接着剤フィルムおよび新規接着工法の開発
金属とゴムとの積層加硫接着では、金属表面にスプレー等で加硫接着剤を塗布して接着処理を行うが、接着剤の溶剤に揮発性有機化合物(VOC)を含んでいるためVOC削減対策が急務となっている。本研究では、VOC削減に対応するため、加硫接着剤を予め薄膜化してポリエステルフィルム等にはさみ、両面テープのように接着面に熱転写ラミネート処理できる新規接着フィルムおよび本フィルムを用いた新規接着工法を開発する
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
接触式光ファイバスタイラスにより数μm径(幅)・深さ数百μmの微小径深穴(深溝)のナノ単位計測を非破壊にて可能にする世界初の3次元形状測定装置の研究開発
近年、微細三次元形状を精密に測定するニーズが増加している。例えば、半導体チップの内部を垂直に貫通する電極用微細深穴(直径10μm以下)ではエッチングによる穴加工条件最適化のため、その側壁粗さの測定が要求されている。そこで、直径1μm以下の極小径光ファイバの接触式スタイラスを用いることにより、高アスペクト比の深穴(深溝)を有する微細形状を数nmの分解能で非破壊にて測定可能な装置の開発を目的とする
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- 基盤技術分野 :
測定計測
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
自動車パワートレイン摺動部における溶射技術の開発
溶射温度を低くできる新しい溶射方法により、自動車用パワートレイン(動力伝達部)に適用可能な硬質皮膜形成技術を開発する。資源リスク、硬度、環境負荷などを考慮した鉄ベースの溶射粉体材料の開発を行うとともに、流体シミュレーションを活用して、従来技術では得難いHV800を超える硬度のパワートレイン部品摺動面に最適な溶射皮膜の施工技術と装置の開発を行う
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
次世代薄型LED用微細転写金型製造技術の開発
本事業では、川下製造業者の抱えるLEDの薄型化、短納期化、低コスト化への課題に対応するため、LED用金型の迅速製造技術を開発する。開発技術は、マイクロファブリケーション技術を用いLED形状の加工を施したセラミックス製のマスター型を製作した後、この形状を反転させ、均一精度・短時間で量産する技術である。この技術により従来の金型製造手法に比べ、納期、コスト共に30%減を達成する
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
新素材を切削加工した鋳造型による低コスト小中ロット用アルミダイカスト鋳造法の開発
立体造形に係る市場は国外 ダイカスト型のキャビティ部の素材にグラファイトを採用し、これを用いたアルミダイカスト鋳造法を開発する。素材に適応した型の設計・切削および製品鋳造技術を高度化することにより、型製作の期間を短縮し、高精度かつ低コストで小中ロット部品に対応したアルミ鋳造法「グラカスト」を実現し、川下企業のニーズに応える。での大量低コスト鋳造と国内での高付加価値試作に2極化し、小中ロットのものづくりを支える型製作や鋳造技術の継承が危ぶまれている。そこで、グラファイト素材に適応した型の設計・切削および製品鋳造技術を高度化することにより、型製作の期間を短縮し、高精度かつ低コストで小中ロット部品に対応したアルミ鋳造法である「グラファイトカスト(仮称)」を実現し川下企業のニーズを満たす
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
接着剤とプライマーとの複合化技術の開発により、高減衰免震装置の減衰機能向上及び大型化に不可欠な「高減衰ゴム-金属」間の高強度の接着を可能にする接着シート及び接着剤の開発
巨大地震が頻発する日本では有力な地震対策として免震装置の優位性が認識されており、なかでも巨大地震や長周期地震動に対応できる高減衰免震装置の需要は大きい。しかしながら、高減衰ゴムと金属とを強固に接着可能な専用の接着剤がないため、市場の要求に応えられる性能の免震装置を供給できていない。そこで、高減衰ゴムと金属とを強固に接着し、高減衰免震装置を低コストで製造可能とする接着シート及び接着剤を開発する。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
外観検査装置の検査精度向上のための曲面配線技術を用いたLEDリング照明の開発
外観検査装置などで使用される画像処理用LED照明では、検査精度向上の目的で検査部の高照度化や照度均一化に対する要求が極めて強い。本研究開発では、曲面配線技術を応用して金属曲面に絶縁膜と多層配線パターンを高精度で形成するプロセスを確立し、金属基材に直接LEDを高密度実装させることで放熱性能を向上させた曲面光源を用いた高い信頼性を有する高輝度画像処理用LED照明を開発する
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
研磨を必要としない新しい平滑面転写法と経年劣化防止剤の開発による低コスト、高意匠、長寿命な木質塗装鏡面製品の実現
住宅、住生活の質的向上に向けてリフォームや中古住宅流通が活性化している。その状況の中、住宅設備の長寿命化に向けて、より美しい高意匠な鏡面製品を次期製品に位置づけている住宅設備メーカーが増えているが、技術的な課題が多い。本事業では、この課題を解決し、製品を実現するために“高意匠性”、“低コスト化”、“長寿命化”3点の川下企業の高度な要求に応え、世界初の塗装技術を確立する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
低潮解性難燃剤とその難燃剤均質注入・非破壊分布測定技術及び内装・外装に適する塗装技術による“全数・全部位防火材料基準”を満たす不燃木材の開発
政府施策により国産材を利用した不燃木材の需要が高まっているが、現在市場に出ている不燃木材は注入した難燃剤が表面に滲み出ることにより性能低下や景観劣化が2年以内に発生し、耐久性も低い等の問題を抱えている。そこで「既存の不燃木材の問題を全て解決した不燃木材」及びその「木材の全部位を非破壊で全数確認可能な装置」を新たに開発し、高品質かつ高耐久性さらに低価格を実現した不燃木材を市場に供給する。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
耐熱・難燃性マグネシウム合金鋳造によるパワートレイン耐熱部材の開発
自動車の燃費向上を目的に、パワートレイン耐熱部材は軽量化が求められている。マグネシウム合金は現行のアルミニウム合金より軽量であるが、耐熱性が低いため実用化に至ってない。本開発は希土類を用いずに安価で耐熱性・耐摩耗性・振動減衰性に優れたマグネシウム合金開発を行い、耐熱鋳造部材の製造技術およびリサイクル技術を確立し、開発合金に最適化した形状設計技術を同時に開発して次世代軽量耐熱部材の開発を行う
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
日本初の機能性表示食品制度に適合した高機能性プラセンタエキスの開発
今まで明確でなかったプラセンタエキスの作用機序の解明を関与成分分析、臨床試験の実施により行い、日本初となるプラセンタエキスでの機能性表示食品への届出を実施した。また、従来技術で損なっていた機能性を向上しさらに生産性を高めるための新規乾燥技術を用いた生産プロセスを開発した。品質向上により機能性が増しさらに機能性表示食品として機能性を明確にし信頼性を付与することで、よりユーザーに喜ばれる商品を造る。
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- 基盤技術分野 :
バイオ
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
工具折損検知手法によるノズル穴の高精度微細加工技術の開発
ディーゼルエンジン車の低燃費化には、燃料の高圧噴射・噴霧微細化が課題である。解決策として燃料噴射ノズル穴の小径化が挙げられるが、小径化と共に加工精度の向上が必須である。低コストで高精度微細穴加工を実現するため、放電加工に代わる切削加工の高度化を目指す。回転振れ抑制したスピンドルを開発し、磁性センサーを利用した世界初、工具折損リアルタイム検知機構付き切削加工機によるφ0.1MM以下の高精度微細穴加工技術の開発を行う
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化間近
金型の知能化による金属プレス加工の不良レス化
金属プレス加工において、自動車産業からの低コスト化ニーズに対して、抜き曲げ加工順送金型と絞り金型を知能化し、製品個体毎に不良を金型内で検知することにより、成形不良品の発生を防止するとともに、センザ情報を基に不良要因を分析し、不良防止のための生産工程の改善と万が一不良が発生した場合でも、個々の製品に関するトレーサビリティを確立し、原因究明や以後の生産に反映できるようにする
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
伸縮織物を用いた装着性が高く安全な布タイヤチェーンの開発
布チェーンは金属、樹脂チに代わる軽量なタイヤとして期待されているしかし、既存の布チェーンはフィット性、耐久性、制動性に課題があり、これを克服することが求められている。本事業ではポリウレタン伸縮糸を用いた絡(からみ)織を導入した新規な織物技術を活用して、フィット性、耐久性、制動性が高い布タイヤチェーンを開発する
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究中止または停滞中
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