研究開発された技術紹介

今まで明確でなかったプラセンタエキスの作用機序の解明を関与成分分析、臨床試験の実施により行い、日本初となるプラセンタエキスでの機能性表示食品への届出を実施した。また、従来技術で損なっていた機能性を向上しさらに生産性を高めるための新規乾燥技術を用いた生産プロセスを開発した。品質向上により機能性が増しさらに機能性表示食品として機能性を明確にし信頼性を付与することで、よりユーザーに喜ばれる商品を造る。

・プラセンタエキスの機能性を「関与成分分析」、「作用機序解明」、「臨床試験」により解明した。
・流通するプラセンタ原料としては初めての機能性表示食品届出・受理を達成した。
・開発品に特徴的なメンタルヘルス機能での機能性表示食品届出を達成するためのデータを取得完了した。
・マイクロ波減圧乾燥機によるプラセンタエキス乾燥に適したモデル機の開発に成功した。
・抗酸化評価に加えて、より簡便な品質評価指標として、蛍光スペクトル分析による評価法を見出した。

・機能性表示食品届出のためのプラセンタエキス粉末の機能性の解明
‐保湿に関わる機能性関与成分を確認した。
‐メンタルヘルスに関わる機能性関与成分を確認した。
‐論文化と既存品の機能性表示食品届出・受理を達成した。
‐メンタルヘルス分野における臨床試験で、作用機序を明確にした。
・乾燥工程の品質向上を目的としたプラセンタエキス粉末の生産プロセス改善
‐取得したプラセンタエキスの物性データをもとに、乾燥速度2倍相当の一次乾燥条件を設定した。
‐一次乾燥から最終乾燥までの乾燥および内部容器開発により、乾燥作業効率化したモデル機を開発した。
‐新たな簡易品質評価項目を見出した。
-機能性関与成分量の向上と抗酸化活性維持、向上を確認した。

・機能性表示食品届出済み。(届出番号 G426)
・経口摂取による保湿力向上について、セラミド合成酵素遺伝子発現促進の作用機序とともに国際学術誌掲載済み。

・作用機序の明確化を関与成分分析、細胞試験、臨床試験を実施することにより、流通するプラセンタ原料としては初めての機能性表示食品届出を達成・受理し、信頼性・魅力度の高い高機能プラセンタエキスを市場に提供できる。
・本研究で開発した全乾燥工程をマイクロ波減圧乾燥機で行う乾燥機は、プラセンタエキス以外の健康食品やバイオ医薬品の分野における製造プロセスにも提案可能である。

流通するプラセンタ原料としては初めての機能性表示食品届出・受理を達成した。機能性表示食品に届出可能なプラセンタ原料として、システマティックレビューをユーザーに提案できる状況となった。

・機能性表示食品に届出可能なプラセンタ原料として、システマティックレビューを提供可能になった。
・届出受理を達成した肌の保湿力に加えて、本研究で解明したメンタルヘルス機能についても提案が可能になった。
・全乾燥工程をマイクロ波減圧乾燥機で行う一貫乾燥機のモデル機を開発した。

・メンタルヘルス市場での機能性表示食品届出を目指す。
・製造コスト削減を検討中。
・本研究で開発した乾燥機は、プラセンタエキス以外の健康食品やバイオ医薬品の分野における製造プロセスの提案も可能で、幅広い事業展開の可能性有り。