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表面処理

高い意匠性が長期間保たれる鏡面面材

福岡県

株式会社イシモク・コーポレーション

2020年3月19日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 研磨を必要としない新しい平滑面転写法と経年劣化防止剤の開発による低コスト、高意匠、長寿命な木質塗装鏡面製品の実現
基盤技術分野 表面処理
対象となる産業分野 医療・健康・介護、建築物・構造物、住宅
産業分野でのニーズ対応 高機能化(新たな機能の付与・追加)、高性能化(既存機能の性能向上)、高性能化(耐久性向上)、高効率化(同じ生産量に対するリソースの削減)、高効率化(工程短縮)、高効率化(人件費削減)、低コスト化、デザイン性・意匠性の向上
キーワード キッチン、ドア、鏡面、扉
事業化状況 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
事業実施年度 平成27年度~平成29年度

プロジェクトの詳細

事業概要

住宅、住生活の質的向上に向けてリフォームや中古住宅流通が活性化している。その状況の中、住宅設備の長寿命化に向けて、より美しい高意匠な鏡面製品を次期製品に位置づけている住宅設備メーカーが増えているが、技術的な課題が多い。本事業では、この課題を解決し、製品を実現するために“高意匠性”、“低コスト化”、“長寿命化”3点の川下企業の高度な要求に応え、世界初の塗装技術を確立する

開発した技術のポイント

以下の目標のもと、研究開発を行う
(1)下塗り剤の開発、(2)上塗り設備開発、(3)下塗り・中塗り設備開発、(4)温度制御装置の開発、(5)サイクル試験後の意匠性評価

(新技術)
・平滑面転写法という全く新しい塗工方法を工業化ラインで実現(3工程)
・特殊下塗り剤を用いる事で経時変化を抑制する

(新技術のポイント)
・工程数が圧倒的に少ない(従来比約10分の1)
・低コスト
・長寿命

従来技術と新技術の比較
平滑面転写法の仕組み
具体的な成果

・特殊下塗り剤の研究開発
‐塗布するだけで経年劣化に効果のある樹脂を開発し、基材として使用するパーティクルボードに樹脂を塗工し、加速劣化試験後の表面最大粗さ0.5μmを達成

・高意匠性な鏡面を実現する設備の開発
‐上塗りを平滑に仕上げることが可能な設備と下塗り・中塗りを平滑に仕上げられる設備を開発し、それらの装置を用いて下塗り・中塗り・鏡面仕上げを行った結果、一部目標値を達成

・試作品の性能評価
‐温度制御装置導入後、上記で実施した順序で下塗り・中塗り・鏡面仕上げを行った最終評価サンプルについてサイクル試験を実施した結果、一部目標値を達成

開発した上塗り設備
開発した下塗り・中塗り設備
新技術を用いた鏡面サンプル
研究開発成果の利用シーン

・キッチン、洗面化粧台用鏡面扉
・鏡面不燃化粧板
・鏡面製品全般

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

試作品は川下企業の要求を満たすことが出来たが、量産における設備面での課題に取り組み中である。 また川下企業の開発も遅れており2021年度の販売開始を目指している。

提携可能な製品・サービス内容

素材・部品製造、技術ライセンス

製品・サービスのPRポイント

・塗装鏡面の業界ではありえなかった研磨を全くしない塗装法により、高意匠性、低コスト、長寿命である理想的な鏡面製品ができる
・特殊な樹脂を下塗りする事により水分透過率を抑え、経時変化による表面の劣化を抑制することにより、美しい鏡面が長持ちする

今後の実用化・事業化の見通し

・事業化については、2019年販売開始を目標に、量産体制の設備の設置を行う
・60°光沢度、ヘーズ、写像性及びピーク反射率が目標値に未達であるが、従来品と比較しても同等以上の鏡面性が得られた

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社イシモク・コーポレーション
事業管理機関 公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団
研究等実施機関 福岡県工業技術センター インテリア研究所

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社イシモク・コーポレーション(法人番号:2900-01-052624)
事業内容 家具・装備品製造業
社員数 160 名
本社所在地 〒831-0005 福岡県大川市向島1703
ホームページ http://www.ishimok.co.jp
連絡先窓口 製造本部イノベーション推進室 三浦唯
メールアドレス yui_miura@ishimok.jp
電話番号 0944-86-2204