公益財団法人わかやま産業振興財団
事業管理機関情報
事業管理機関名 | 公益財団法人わかやま産業振興財団(法人番号:1170005005836) |
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所在地 | 〒640-8033 和歌山県和歌山市本町二丁目1番地 |
主たる支援地域 | 和歌山県 |
ホームページ | https://yarukiouendan.or.jp/ |
相談対応窓口
担当部署名 | テクノ振興部 |
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TEL | 073-432-5122 |
tk7@yarukiouendan.jp |
支援実績
- 支援実績:
- 10 件
- 事業化実績:
- 1 件
メタボローム分析の高精度・ハイスループット化に資する試料自動前処理・注入技術及び装置の開発
株式会社アイスティサイエンスの既保有特許技術を発展させ、メタボローム分析でGC-MS等に注入するのに必要な前処理の工程を完全自動化/オンライン化させる技術を開発することで、試料採取量を大幅に削減(1/20)すると共に、前処理にかかる時間も劇的に短縮する(約2日→約10分)。
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- 基盤技術分野 :
測定計測
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
36Gシンカーベロア編成技術による極細高密度パイルトナーシール材の開発
レーザープリンター用トナーシール材において、摩擦熱上昇低減、薄肉化、封止性向上などが重要な課題となっている。その課題解決のため、弊社が培った丸編シンカーパイル技術を応用し、36G高密度パイル生地による極細、高密度なトナーシール材用パイル生地の研究開発を行い、様々なレーザープリンターに対応する新たなパイルトナーシール材の確立を目指す。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
自動車エンジン用ピストンの生産効率の向上に資するダイカスト鋳造技術の開発
自動車エンジン用ピストンはアルミ合金(AC8A材)を重力鋳造法(以下GDC)で製作するのが主流であるが、ダイカスト法に比べコスト面・環境面で劣る。ダイカスト法も鋳造欠陥や強度、耐圧性等のデメリットがあるが、本事業化研究では新材料(AC8A-T6以上の機械的特性)の開発により、現行のT6熱処理に比べ当社で実績があるT5熱処理(コスト面で有利)に基づくダイカスト製ピストンを製作し、実際の自動車用エンジンに組み込み運転評価を行い、自動車メーカーへプレゼン・働きかけにより評価を得ることを最終目標とする。
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
絞りプレス加工における洗浄レス化技術およびその実用化技術の開発
金属プレス加工では、金型と被加工材との間に大きな摩擦が生じるため、金型や被加工材(製品)を傷めるだけでなく製造不可となる。その摩擦軽減のため通常は潤滑剤が使われるが、加工後、洗浄工程が必要なためコスト高となるだけでなく環境負荷への影響が大きい。そこで、金型表面の形状制御や金属加工さらには超音波技術により潤滑剤の使用をなるべく抑えた洗浄レスなプレス加工技術を確立し、量産化を実施する。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
MEMS技術を応用した静電気非接触可視化システムの実用化
情報関連、自動車、電機産業をはじめとして半導体の需要業界は、年々伸長しており、半導体の高精度・低価格化のニーズが高まっている。この中で、静電対策機器に対して、検査の高速化、問題個所の把握方法など、性能向上が求められている。本研究開発では、MEMS(微小電子機械システム)技術を活用した静電気非接触可視化検査技術を開発し、この技術を応用した新たな静電対策機器の実用化を目指す。
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
オンライン固相誘導体化SPE-GC/MSシステムを用いた生体試料中代謝物の分析法の開発
本事業は、メタボローム分析の前処理技術「固相誘導体化法」を開発・改良し、その普及を目指すものである。従来のメタボローム分析は、前処理に多大な時間と労力を要し、熟練した技術者の手作業が不可欠であったため、国内の研究が停滞していた。本事業では、前処理工程を迅速化し、短時間かつ高精度な自動化を実現することで、分析の効率を飛躍的に向上させる。具体的には、固相誘導体化法を用いた自動前処理システム「オンラインSPE-GC自動前処理システム(SPL-M100)」の開発と、前処理から分析までの一貫システムの構築を行い、多様な代謝物の網羅的な分析を可能にする。この技術により、医薬品や食品分野での製品開発支援が期待されるとともに、広範な生体試料に対する精度の高い代謝物解析が実現する。事業を通じて、メタボローム分析の標準化と普及を図り、国内外の研究競争力を強化することを目指している。
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- 基盤技術分野 :
測定計測
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
新規冷却シートを使用した太陽光発電パネルの冷却技術の開発
太陽光発電システムにおいて、新しい冷却技術として相変化を利用した潜熱蓄熱技術を応用し、パネルの冷却シートの開発を行うこと。潜熱蓄熱材のマイクロカプセルとマスターバッチの開発を三木理研工業株式会社と協同組合ラテストで行った。潜熱蓄熱材としてのシート化、太陽光発電パネルへの応用、接着設置技術の開発を株式会社パワーバンクシステムで行い、宮崎大学では測定技術として熱量、環境下での実測試験などを行った。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化間近
FRP樹脂成形金型用DLC膜とその大型化技術の開発
本研究開発では、FRP大型金型における従来の表面処理技術である硬質クロムめっきの代替として、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを用いたFRP大型金型技術の開発を行う。DLCコーティング金型技術では従来の硬質クロムめっきに比べ、金型の高品質化、低コスト化、短納期化を実現し、環境汚染物質の低減にもつながることが期待される。
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 研究実施中
リサイクル炭素繊維を活用した高剛性CFRP遠心抄造法及び橋梁用CFRP補修工法の研究開発
従来製法では解決できなかった不連続炭素繊維の一方向化と高密度化を実現し、高強度・高剛性で安価なリサイクルCFRP板を開発する。また、本製品を活用し、接着接合とボルト接合を併用した橋梁補修工法を開発することにより、老朽化が社会問題となっている橋梁補修の事業化を実現する。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究実施中
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