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測定計測

固相誘導体化法によるメタボローム分析の完全自動化/オンライン化可能な自動前処理装置

和歌山県

株式会社アイスティサイエンス

2020年4月21日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 メタボローム分析の高精度・ハイスループット化に資する試料自動前処理・注入技術及び装置の開発
基盤技術分野 測定計測
対象となる産業分野 医療・健康・介護、農業、食品
産業分野でのニーズ対応 高機能化(新たな機能の付与・追加)、高性能化(既存機能の性能向上)、高性能化(精度向上)、高効率化(同じ生産量に対するリソースの削減)、高効率化(工程短縮)、高効率化(人件費削減)、高効率化(使用機器削減)、高効率化(生産性増加)
キーワード メタボロミクス、固相抽出、固相誘導体化、オンラインSPE-GC、ガスクロマトグラフィー
事業化状況 事業化に成功し継続的な取引が続いている
事業実施年度 平成26年度~平成28年度

プロジェクトの詳細

事業概要

株式会社アイスティサイエンスの既保有特許技術を発展させ、メタボローム分析でGC-MS等に注入するのに必要な前処理の工程を完全自動化/オンライン化させる技術を開発することで、試料採取量を大幅に削減(1/20)すると共に、前処理にかかる時間も劇的に短縮する(約2日→約10分)。

開発した技術のポイント

GS/MS測定によるメタボローム分析により、アミノ酸、有機酸等の回収率・再現性を既存分析と同等以上とし、必要な前処理工程の完全自動化・オンライン化が可能な自動前処理装置(SPE-GC/MSシステム)の開発
(新技術)
・固相誘導体化技術
・前処理の自動化/オンライン化
(新技術の特徴)
・固相抽出技術により、効率的に誘導体化させることで劇的に省力化(2日→10分)
・試料をセットするだけでGC/MS分析まで全自動化

具体的な成果

・血清および血漿サンプルの実試料を用いて、オンラインSPE-GC/MSシステムの固相誘導体化法がメタボローム分析での高精度・ハイスループット化に適応できることが分かった
・実試料(ヒト血清)中のアミノ酸・有機酸を固相上で「吸着・保持」、「誘導体化」する工程を自動前処理装置によりオンラインで行うことが可能であることを実証した
・固相誘導体化法によるアミノ酸および有機酸の回収率と再現性は、従来のメタボローム分析と同等以上の結果が得られた
・抽出したサンプルをオンラインSPE-GC/MSシステムにセットするだけで、従来2日かかっていた前処理時間を10分以内で分析することができた

知財出願や広報活動等の状況

・国内の展示会及び学会にて実機展示を行った
・本装置を用いたアプリケーションノートを作成し顧客へ紹介した

研究開発成果の利用シーン

・血清中メタボローム分析用自動前処理誘導体化溶出注入装置(オンラインSPE-GC/MSシステム)
・固相カートリッジ
・固相誘導体化法(当社特許)

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

大手企業・大学医学部などへの販売を行い、継続的に引き合いがある。

提携可能な製品・サービス内容

装置の販売

製品・サービスのPRポイント

・アミノ酸、有機酸、糖質の回収率が90%以上
・固相上での誘導体化(トリメチルシリル化)率が80%以上、再現性RSD5%以下
・前処理工程の完全自動化・オンライン化
‐抽出サンプルをシステムにセットするだけで前処理時間10分以内での分析が可能

今後の実用化・事業化の見通し

・血清中メタボローム分析用自動前処理誘導体化溶出注入装置のユーザーは、バイオ関連会社、大学医学部、大規模病院を対象とすると、市場が400機関と推定され、その40%導入を目指す
・事業完了後より販売を開始し、販売開始5年後に80台・8億円の売上を目指す
・固相カートリッジは販売開始5年後に1.5万箱(1箱100個入り)・4億円の売上を目指す

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社アイスティサイエンス
事業管理機関 公益財団法人わかやま産業振興財団
研究等実施機関 国立大学法人大阪大学
和歌山県工業技術センター

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社アイスティサイエンス(法人番号:5170001005225)
事業内容 化学分析機器の製造販売
社員数 12 名
本社所在地 〒640-8390 和歌山県和歌山市有本18-3
ホームページ http://www.aisti.co.jp/
連絡先窓口 船倉洋
メールアドレス funakura@aisti.co.jp
電話番号 073-475-0033