情報処理
垂直自動離着陸と高速巡航を併せ持つテールシッタ型UASが、安全かつ容易な地上等の観察を実現
愛知県
株式会社航空システム研究
2021年2月19日更新
プロジェクトの基本情報
プロジェクト名 | 植生等地上観察用垂直離着陸型小型無人飛行システムの簡易操作ソフトウェア開発 |
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基盤技術分野 | 情報処理 |
対象となる産業分野 | 環境・エネルギー、航空・宇宙、ロボット、農業、産業機械、情報通信、スマート家電、建築物・構造物、工作機械、光学機器、化学品製造 |
事業化状況 | 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中 |
事業実施年度 | 平成24年度~平成26年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
日本及び世界が必要としている植生状況等地上観察用小型無人飛行システムに係るソフトウェアには、場所を選ばず誰でも簡単容易に確実に運用できる優れた自動飛行機能と、高い信頼性、安全性が求められている。そのため、垂直離着陸ができ比較的行動範囲が広い小型電動飛行システムによってそれを実現し、航空機本機と同様の製造工程を要所に取り入れて、東日本大震災のような事態でも安心して使えるソフトウェアの開発を行う
開発した技術のポイント
高利用プラットフォームのテールシッタ/ロータ機による垂直離着陸制御則を構築するとともに、誰でも簡単容易に、狭い場所からでも運用できる小型無人飛行システムの簡易操作ソフトウェアを開発する
(新技術)
・垂直自動離着陸と高速巡航を併せ持つ、テールシッタ型UASを開発した
・高信頼性のシステム自立運用ソフトウェアを開発した
(新技術の特徴)
・狭い場所から離着陸可能で、広い行動範囲を持つ
・離陸から着陸までのフェーズを自動制御できるため、非専門家であっても簡単に運用できる
具体的な成果
・高利用性プラットフォーム(テールシッタ型UAS)制御則の構築検討
・システム自動作動ソフトウェアの高度化検討
・安全で最適な任務飛行経路の自動生成検討
・ソフトウェアのモジュール化と製造工程の可視化検討
・地上システムの汎用化検討
・フライト・シミュレータの開発検討
・実装試験法の検討
・段階的飛行試験の検討
研究開発成果の利用シーン
・自律作動システム・ソフト
・マルチロータ型UAS
・UAS運用サービス
・テールシッタ型UAS
実用化・事業化の状況
事業化状況の詳細
・テールシッタ特有の垂直離着陸機能とそこからの水平飛行への遷移・逆遷移飛行制御則を確立した
・テールシッタ型、マルチロータ型による小型UAS自律システムを開発し、今後の航空法改訂状況においても運用されうることを検証した
製品・サービスのPRポイント
・垂直離着陸可能なテールシッタ型UASが多様な条件下での空撮を実現
‐テールシッタ機としての機体形状の最適化と、飛行制御則の確立により、狭い場所からでも離着陸可能となる、垂直離着陸を実現した
‐固定翼機としての高速巡航能力も保持しているため、これまで地理的条件により飛行が困難であった地点であっても空撮が可能となる
・自動制御により非専門家による簡単な運用を実現
‐離陸から着陸までの全フェーズにおいて、ミッションを安全確実に遂行する高度な飛行制御を自動的に算出し、最適な飛行経路を生成するため、非専門家であっても簡単に運用できる
今後の実用化・事業化の見通し
単なる製品システム・ソフトウェア、ないし自立無人機システムの販売だけでなく、機体・システムの保守、修理、整備や、それに係る人材の育成、保険体制を含めたシステム運用としての展開が求められる
プロジェクトの実施体制
主たる研究等実施機関 | 合同会社X-TREMECOMPOSITEJAPAN |
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事業管理機関 | 公益財団法人中部科学技術センター |
研究等実施機関 | 株式会社航空システム研究 株式会社中央エンジニアリング 国立大学法人東京大学 国立大学法人九州大学 |
参考情報
主たる研究等実施機関 企業情報
企業名 | 株式会社航空システム研究 |
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事業内容 | コンサルタント |
本社所在地 | 〒458-0044 愛知県名古屋市緑区池上台3-93-11 |
ホームページ | http://kookuu-system.com/ |
連絡先窓口 | 代表取締役 炭田潤一郎 |
メールアドレス | sumita@kookuu-system.com |
電話番号 | 052-891-5536 |
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