文字サイズ
標準
色の変更

サポイン技術紹介

  1. トップ
  2. サポイン技術検索
  3. 高温・高圧対応のダブルベルトプレス装置導入による超耐熱プラスチック加工の生産性・品質向上の実現

複合・新機能材料

高温・高圧対応のダブルベルトプレス装置導入による超耐熱プラスチック加工の生産性・品質向上の実現

徳島県

森田技研工業株式会社

2021年2月19日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 超耐熱プラスチックを連続積層成形するプレス装置の開発
基盤技術分野 複合・新機能材料
対象となる産業分野 航空・宇宙、自動車、電池、5G
産業分野でのニーズ対応 高性能化(小型化・軽量化)、高効率化(工程短縮)、高効率化(人件費削減)、高効率化(生産性増加)、環境配慮、低コスト化
キーワード 液圧式          ダブルベルトプレス、航空機用軽量素材、クルマ軽量化素材
事業化状況 事業化に成功し継続的な取引が続いている
事業実施年度 平成23年度~平成24年度

プロジェクトの詳細

事業概要

超耐熱エンジニアリングプラスチックを連続積層成形できるプレス装置の開発を行う。本プレス装置は、従来にない400℃、10MPaの条件でプラスチック材料の積層薄膜化を連続的に行い、従来にない耐熱性に優れた複合材料(スーパースーパーエンジニアリングプラスチック)を製造することができる。製造される製品は、現状のスーパーエンプラを凌ぐ機能を持ち、自動車、情報家電、航空宇宙産業等において市場が拡がる。

開発した技術のポイント

高温(400℃)・高圧(10MPa)の条件により、超耐熱エンジニアリングプラスチックを連続積層成形できるプレス装置を開発する
CFRTP・電池材料・高機能フィルム等の製造
(新技術)
従来のプレス装置の加熱部分を油循環式からIH式に変更し、任意に加圧可能なシールシステムを導入する
(新技術の特徴)
高温・高圧下で、プラスチックを連続積層成形することで、超耐熱エンプラの製造が可能になる

具体的な成果

・高温加熱システム(max400℃)の開発
-IH方式を用いることで短時間での昇温が可能となった
-付帯設備のコンパクト化による省エネ化を実現した
-独自開発のIHコイルによって優れた均熱性を実現した
-均熱性50~250℃間での温度差±5℃以下を達成した
-従来にないシールシステムの開発により、加圧力に対応した必要最小限の圧力でのセルフシールを実現した



知財出願や広報活動等の状況

超軽量化素材については出願中(国内・海外)
クルマの軽量化技術展2020出展(NCCブース) 2020年1月15日~17日
新機能性材料展2020出展(STEPブース) 2020年1月29日~31日
TECH BiZ EXPO 2020 2020年2月5日~6日

研究開発成果の利用シーン

・超耐熱プラスチックを連続積層成形するプレス装置
・ダブルベルトプレスの特徴(長所)を生かした超軽量化素材にも注目があり、現在試作が続いている。
・炭素繊維・銅箔等を積層成形した超耐熱エンジニアリングプラスチックフィルム

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

サポイン事業終了前から本装置に関して数多くの問い合わせがあり、展示会出展や試作の受入れを通じてユーザーの声に傾聴し、それらを反映した試作品を開発したことで事業化に繋がる商談を行うことができた。装置受注予定とOEM受注予定あり。

提携可能な製品・サービス内容

設計・製作、素材・部品製造、製品製造、試験・分析・評価、共同研究・共同開発

製品・サービスのPRポイント

・小型化・長寿命化による製造コスト削減
・新開発の加熱/加圧システムを採用することで、シール及びベルトの長寿命化、ダブルベルトプレスの小型化(重量:従来の約1/3~2/3)を実現し、装置コスト・ランニングコストをいずれも従来の約1/3~2/3に削減することが可能となる
・製品のラインナップ拡充による市場の拡大(13シリーズの基本設計完了)
・多種の薄物素材を連続成形することが可能であり、多様な形状の製品を低コストで提供することができる
・生産性の飛躍的な向上による製造コスト削減

今後の実用化・事業化の見通し

・展示会(クルマの軽量化技術展・新機能性材料展2020・次世代ものづくり基盤技術産業展)などへ積極的に参加し市場の開拓を進めている
・ユーザーのニーズに合わせ、検査装置など本装置前後の設備も含め事業化出来た。

実用化・事業化にあたっての課題

マンパワー不足

事業化に向けた提携や連携の希望

商社・完成品メーカー・素材メーカーと進めているところ

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 森田技研工業株式会社
事業管理機関 公益財団法人とくしま産業振興機構
研究等実施機関 徳島県立工業技術センター
サンドビック株式会社
独立行政法人国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校

サポイン事業者 企業情報

企業名 森田技研工業株式会社(法人番号:4 4800 0100 7042 )
事業内容 プラスチック製造機械・自動省力機械・NCスリッター紙パルプ機械等設計製作・機械の保守・修理
社員数 15 名
生産拠点 徳島県阿南市才見町旭越山68
本社所在地 〒774-0015 徳島県阿南市才見町旭越山68
ホームページ http://www.morita-giken.co.jp/data.html
連絡先窓口 代表取締役社長 勢井啓介
メールアドレス sei@morita-giken.co.jp
電話番号 0884-23-2850