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精密加工

自動車プレス部品最終検査工程の自動化への挑戦

広島県

株式会社ヒロテック

2020年3月17日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 検査ロボットによる高速・高精度のインライン検査システムの開発
基盤技術分野 精密加工
対象となる産業分野 自動車
産業分野でのニーズ対応 高性能化(精度向上)、高効率化(人件費削減)
キーワード プレス部品、面品質、キズ検知
事業化状況 研究中止または停滞中
事業実施年度 平成18年度~平成22年度

プロジェクトの詳細

事業概要

自動車産業では、グローバルな厳しい競争の中で、メーカーから部品サプライヤーに対しあらゆる面で非常に高いレベルの要求がなされている。本研究では、外板プレス部品の生産ラインにおいて、唯一且つ大勢の「人間」に依存している非効率な検査工程を、高速センシング技術を活用したロボット検査システムを開発する事により、完全自動化を実現し「低コスト」、「高品質」、「生産性の向上」、「人材の有効活用」を図る

開発した技術のポイント

自動車用部品のキズ検査を可能とするプロトタイプにおける検査ロボットのためのカメラシステムを構築する為、16台のカメラを有する設備を製作した。
この設備により、16台のカメラがセンシングする条件、レ-ザー光及びカメラの配置設置方法等、キズ検査のセンシングに関わる基本条件等の研究及び複数個のカメラ構成の設定・調整方法等の研究と確認を行った。また、キズ良否判定のアルゴリズムに対応した、複数のネットワーク型高速カメラを用いた欠陥検出用処理システムを構築した。
(新技術)
<開発目標>
・自動車分野における、自動検査技術の確立
・その他あらゆる製造分野への応用

具体的な成果

・車部材形状のCAD(コンピュータ支援設計)データに基づき、リアルタイムに検査用装置の高速カメラ位置を調整可能とする制御技術の開発
・車部材のキズ、打痕・プレス痕の判定を可能にするセンシング技術の開発
・キズのあった車部材について、不良位置を特定し、車部材にマーキングする技術の開発

研究開発成果の利用シーン

ビジョンカメラシステムからキズセンシングシステム条件の再確認を行ったが、凹凸のキズのどちらか一方のみ判定できる設定や、撮影するキズが光っている場合、低速で動作する場合、キズのサイズが大きい場合など、限定的な条件のもとでは検出できるが、キズ検出のできる判断として当初目標のキズの大きさ10μmの物は検出できないことが分った。

実用化・事業化の状況

提携可能な製品・サービス内容

研究中止

今後の実用化・事業化の見通し

・事業化に向けた詳細部分の課題を解決すべく、株式会社ヒロテックが主体となり、2年間を目途として補完研究を行行った。
・補完研究終了後、まずは株式会社ヒロテックの社内設備として導入を進める研究は継続。

実用化・事業化にあたっての課題

プレスキズ検知には、当初の想定以上にその検知条件に様々な要素が多分に含まれていたため、インラインでの実用化には、ひとつひとつの状態を把握・コントロールできる更なる技術が必要である。

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社ヒロテック
事業管理機関 公益財団法人ひろしま産業振興機構
研究等実施機関 株式会社システム電子設計
国立大学法人広島大学
ジー・ピー・ダイキョー株式会社
住野工業株式会社
株式会社澤井製作所
株式会社ハマダ
広島県立総合技術研究所 西部工業技術センター生産技術アカデミー
アドバイザー 住野工業株式会社、株式会社ハマダ、マツダ株式会社、有限会社ヒロ技術研究所、シグマ株式会社

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社ヒロテック
事業内容 自動車部品製造業
社員数 1269 名
生産拠点 本社工場(広島県)国内7工場・グループ会社:国内3社.海外10社
本社所在地 〒731-5197 広島県広島市佐伯区石内南5丁目2番1号
ホームページ https://www.hirotec.co.jp
連絡先窓口 技術部技術課:富吉達志 
メールアドレス ttomiyoshi@hirotec.co.jp
電話番号 082-941-7800