複合・新機能材料
海外規格に準拠した世界オンリーワン・ナンバーワン鉄道車両用部品開発プロジェクト
愛知県
株式会社成田製作所
2026年1月21日更新
プロジェクトの基本情報
| プロジェクト名 | 海外燃焼規格適合の難燃性エラストマーを用いた鉄道車両用超耐久性部品の開発 |
|---|---|
| 基盤技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 対象となる産業分野 | 鉄道 |
| 産業分野でのニーズ対応 | 高機能化(新たな機能の付与・追加)、高性能化(既存機能の性能向上)、高性能化(耐久性向上)、高性能化(信頼性・安全性向上)、高効率化(同じ生産量に対するリソースの削減)、高効率化(工程短縮)、高効率化(人件費削減)、環境配慮、低コスト化 |
| キーワード | EN規格,難燃性,耐久性,大変形 |
| 事業化状況 | 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中 |
| 事業実施年度 | 令和4年度~令和6年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
事業目標は、1.EN規格準拠の難燃性かつ高屈曲性能のエラストマー選定・配合決定、2.成形シミュレーションによる最適成形法の確立、3.実物モデルの作製と耐久性検証である。実施体制は、当社が材料評価・設備・試作、慶應義塾大学が最適形状・成形シミュレーション、事業管理を公益財団法人名古屋産業振興公社が担った。
開発した技術のポイント
・EN規格の難燃基準に準拠した屈曲性の高いエラストマー素材の成形技術の開発
-難燃基準を満たしつつ柔軟性・耐久性の両立
-シミュレーション精度と射出条件の確立
・デジタル技術を活用した製品の最適形状設計技術の開発
-実際の使用条件に基づいたデジタル設計
-材料強度限界の半分以下に収めることで安全性・耐久性を確保
・最適形状を想定した実物モデルの作製と耐久性検証
-シミュレーションから実モデル、実耐久試験まで検証
-製造精度(±10%)と耐久性能(10万回無亀裂)の両立
具体的な成果
・EN規格の難燃基準に準拠した屈曲性の高いエラストマー素材の成形技術の開発
-EN規格に準拠したエラストマー素材の開発と選定
-基本物性の確認と配合の決定
-成形シュミレーションによる成形工法の開発
・デジタル技術を活用した製品の最適形状設計技術の開発
-鉄道車両の動きを想定したインプット情報の決定
-製品作製のための最適形状シュミレーション技術の開発
・最適形状を想定した実物モデルの作製と耐久性検証
-シュミレーションで想定した最適形状部品の実モデルの作製
-実モデルの耐久性評価と現物公差の確認
研究開発成果の利用シーン
-EN規格準拠の難燃性と高い屈曲耐久で海外の鉄道案件に適用
-動的偏倚が大きい環境でも寿命延長が期待できるゴム材料の代替材・代替工法として提案
実用化・事業化の状況
事業化状況の詳細
成形設備を設計・製作し、試作から実物モデル作製・板厚測定まで一連の工程を内製化。耐久試験機で動作条件に基づく反復試験を実施し、シミュレーションと実測の突合を継続して量産設計の妥当性を検証している。
提携可能な製品・サービス内容
素材・部品製造、製品製造
製品・サービスのPRポイント
・EN規格準拠の難燃性と大変形対応の耐久性を両立
・大型成形を安定化し、板厚ばらつきを抑制
・CAEで形状最適化し、応力ピークを抑えた設計を提示
・材料選定~成形~評価まで一気通貫の提案が可能
今後の実用化・事業化の見通し
量産化を見据え、成形の安定運転、材料歩留まり向上、融着・組立のバリ極小化を進める。海外市場を主戦場に、EN規格案件での採用拡大を狙い、標準化製品の開発と受注活動を加速し、世界市場でのシェア拡大を目指す。
実用化・事業化にあたっての課題
本事業の終了後の課題は、量産化に向けた成形工程の安定性確保と成形時間の短縮、材料歩留まりの向上、バリの極小化、さらに一般車両向けの標準化製品開発である。これらの改善を継続実行し、世界市場に向けた量産製品開発を加速する方針である。
プロジェクトの実施体制
| 主たる研究等実施機関 | 株式会社成田製作所 |
|---|---|
| 事業管理機関 | 公益財団法人名古屋産業振興公社 研究推進部 |
| 研究等実施機関 | 株式会社成田製作所 学校法人慶應義塾 |
| アドバイザー | 株式会社アークレブ BBA Project Inc. 独立行政法人自動車技術総合機構 |
主たる研究等実施機関 企業情報
| 企業名 | 株式会社成田製作所(法人番号:3180001015200) |
|---|---|
| 事業内容 | 輸送用機械器具製造業 |
| 社員数 | 242 名 |
| 生産拠点 | 愛知県名古屋市に2工場、岡崎市に1工場、豊川市に2工場、米国イリノイ州に1工場を保有 |
| 本社所在地 | 〒467-0828 愛知県名古屋市瑞穂区田光町1丁目12番地 |
| ホームページ | https://www.narita.co.jp |
| 連絡先窓口 | 総務部 総務課長 服部 守久 |
| メールアドレス | morihisa.hattori@narita.co.jp |
| 電話番号 | 052-881-6191 |
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