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測定計測

子宮内膜症性卵巣がん鑑別プローブ

岩手県

セルスペクト株式会社

2022年1月28日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 低侵襲に子宮内膜症の悪性化を評価できる光学経膣プローブの開発
基盤技術分野 測定計測
対象となる産業分野 医療・健康・介護
産業分野でのニーズ対応 高機能化(新たな機能の付与・追加)
キーワード 子宮内膜症、ヘム鉄濃度測定、低侵襲検査
事業化状況 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
事業実施年度 平成28年度~平成29年度

プロジェクトの詳細

事業概要

申請者は子宮内膜症性嚢胞液中のヘム鉄をバイオマーカーとして用いた子宮内膜症の悪性化度(癌、非癌)を診断する方法、及びこれを実施するための近赤外光学式の低侵襲な経腟プローブ(センサー)の原理試作に成功した。本事業では、原理試作品を発展させた臨床試験に適する製品試作品の設計をし、製品の安全性と有効性を最適化し、来る臨床試験に臨むものである

開発した技術のポイント

・嚢胞の肉厚に影響されずヘム鉄濃度を算出可能なスペクトル処理法原理の確立と、精度・再現性の検証
・臨床試験用経腟プローブへの実装と、ヘム鉄濃度測定法の確立
(新技術)
・子宮内膜症の悪性化を鑑別可能なバイオマーカーとして、鉄およびヘム鉄の濃度を光学的に検出する技術
・光学的センサーと超音波エコーをドッキングして、両方の機能を搭載した経腟プローブの開発
(新技術のポイント)
・模擬チョコレート嚢胞内のヘム鉄濃度測定法を、相関係数0.89の高精度で達成
・光を照射しても肉に温度変化、タンパク質変性、凝固、水分蒸発などの悪影響が発生せず
・超音波で嚢胞の位置確認が可能で、ユーザビリティーが向上

経腟エコープローブと検査イメージ
エコー検査装置と検査結果
具体的な成果

・嚢胞液中のヘム鉄濃度をバイオマーカーとして用い、子宮内膜症の悪性化度を診断可能な光学的センサーを開発
‐チョコレート嚢胞液中のヘム鉄を観測可能なスペクトル解析技術
‐光学的センサーの安全性確認
・光学的センサーを実装した経膣エコープローブを開発
‐臨床試験に適するためのプローブ試作品の設計と製作
‐診断のための画像処理などのプログラム開発
・症例研究の拡充と発癌メカニズムの解明
‐子宮内膜症の悪性化と嚢胞内鉄濃度変動の影響を評価

既知濃度のヘモグロビンに対する測定値の相関
研究開発成果の利用シーン

・子宮内膜症の悪性化診断装置
・卵巣癌の予防・早期発見のための診断サービス

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

臨床試験の後にサービス開始予定

提携可能な製品・サービス内容

診断

製品・サービスのPRポイント

・組織摘出などが不要な光学的センサーによって、患者の肉体的負担が少なく「チョコレート嚢胞」の癌化を診断
・癌化を高精度に診断可能な鉄濃度(バイオマーカー)を検出する検査方法で、定期診断や経過観察にも使用可能

今後の実用化・事業化の見通し

婦人科、産婦人科向けに市場成熟が確実視される日本で上市した後に、海外ニーズに対応した卵巣癌の診断法や経過予知診断のツールを拡充してグローバル流通を目指す

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 セルスペクト株式会社
事業管理機関 公益財団法人いわて産業振興センター
研究等実施機関 有限会社イグノス
公立大学法人奈良県立医科大学

サポイン事業者 企業情報

企業名 セルスペクト株式会社(法人番号:5400001009706)
事業内容 臨床診断・検査のための分析装置および診断薬の開発
社員数 90 名
本社所在地 〒020-0857 岩手県盛岡市北飯岡1丁目10-82
ホームページ https://cellspect.com/
連絡先窓口 研究開発部 北條渉
メールアドレス whoujou@cellspect.com
電話番号 019-681-6710