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バイオ

回転浮遊培養技術(CELLFLOATR)によるiPS細胞等の3次元大量培養装置

大阪府

株式会社ジェイテックコーポレーション

2020年4月21日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 iPS細胞等の3次元大量培養技術の開発
基盤技術分野 バイオ
対象となる産業分野 医療・健康・介護
産業分野でのニーズ対応 高性能化(信頼性・安全性向上)、高効率化(工程短縮)、高効率化(人件費削減)、高効率化(生産性増加)、低コスト化
キーワード 3次元大量培養技術、創薬スクリーニング自動化、iPS細胞スフェロイド培養、iPS細胞継代培養装置、回転浮遊培養装置
事業化状況 事業化に成功し継続的な取引が続いている
事業実施年度 平成26年度~平成28年度

プロジェクトの詳細

事業概要

製薬会社等の創薬プロセスでは実験動物を用いた評価の信頼性は低く、従来の2次元細胞培養法にも限界があり、3次元細胞培養の技術開発のニーズが高まっている。しかし大量で均質な3次元組織細胞の培養技術が確立していなため、これら課題を解決し、IPS細胞や均質なガン組織、肝臓組織等の3次元細胞の大量培養を可能とする独自のベッセルを用いた擬微小重力培養法による3次元培養技術を高度化し、大量培養技術を確立する

開発した技術のポイント

iPS細胞や均質なガン組織、肝臓組織等の3次元細胞の大量培養を可能とする独自のベッセルを用いた回転浮遊培養法による3次元培養技術を高度化し、大量培養技術を確立する
(新技術)
独自のベッセルを用いた回転浮遊培養法による3次元培養技術を高度化
(新技術の特徴)
iPS細胞スフェロイドの物理的な小片化・分散できる技術を見出し、スフェロイドのまま継代培養可能な独自技術開発に成功した

具体的な成果

・3次元大量培養用回転培養ベッセルや均質な大量の3次元組織の細胞塊を培養するために位置制御ソフトウェア(CFC)、特徴抽出(ICCS)、大量細胞群位置決め制御アルゴリズム(FFMA)を開発・組込んだ3次元大量培養(浮遊培養)装置「CeLLPet3D-L」を開発し、50個の肝臓細胞の大量培養実験では当初の技術目標を達成した
・3次元組織ピックアップならびに3次元組織粉砕ユニットの開発に成功し、それらユニットを含む創薬スクリーニング用自動化装置において、スクリーニング工程に適用可能であることを実証した
・iPS細胞をスフェロイド化で細胞培養ならびに継代作業を行う技術開発を推進し、iPS細胞用大量培養ベッセルならびに回転浮遊培養装置「CeLLPet3D-iPS」、そしてスフェロイド培養されたiPS細胞を分散・小片化(フィルトレーション)を行う細胞小片化・分散装置「CeLLPetFT」を開発し、それらによってiPS細胞スフェロイドのままでの3継代の継代培養に成功した

研究開発成果の利用シーン

・独自ベッセルを用いた3次元浮遊培養技術による回転浮遊培養装置「CellPet 3D-iPS」と細胞小片化・分散装置「CellPet FT」
・3次元大量培養装置で作製した大量の3次元組織細胞を用いた画期的な創薬スクリーニング操作の自動化装置
・大量細胞培養可能な回転培養ベッセル
・成長していく大量の細胞塊をベッセル内で常に一定領域で浮遊させる独自の新しい位置制御ソフトウェアCFC(Cell FLoat Control)
・新しいCFCを組込んだ3次元大量細胞培養のためのアルゴリズム

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

iPS細胞や細胞スフェロイド、そしてオルガノイド組織の3次元培養が可能な回転浮遊培養装置「CellPet 3D-iPS」と、細胞スフェロイドを試薬等を用いずに小片化・分散する「CellPet FT」を商品化し、現在販売中。

CellPet 3D-iPS
CellPet FT
提携可能な製品・サービス内容

設計・製作、製品製造、共同研究・共同開発、技術ライセンス、技術コンサルティング

製品・サービスのPRポイント

・適度なシェアーストレスをかけながら浮遊状態で細胞培養可能であり、100%正常な培養組織(トリパンブルー陰性)【高品質】
・静置培養に比べ湿重量で3~5倍の組織の形成が可能で、培養時間が3分の1に、iPS細胞では撹拌式に比べ培地コストは培養液の交換回数も考慮すると10分の1以下を実現【低コスト】
・ベッセルは閉鎖系で撹拌式と比べコンタミの発生がない【高品質】
・創薬スクリーニングのアッセイプレートを自動で作製する創薬スクリーニング自動化装置はユーザーのプロトコルに合わせた仕様にカスタマイズ可能。

今後の実用化・事業化の見通し

3次元大量細胞培養装置については本事業終了後から2年間を目途に、また創薬スクリーニング用自動化装置(アッセイシステム)については継続する形で、パイロットユーザーとなる製薬メーカー(または川下にあたる製造業者)との協業ならびに本研究開発の成果を実用化レベルまで改良・改善を進めることを計画する。

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社ジェイテックコーポレーション
事業管理機関 公益財団法人新産業創造研究機構
研究等実施機関 国立大学法人大阪大学 大学院工学研究科 生命先端工学専攻
国立大学法人大阪大学 大学院工学研究科 精密・応用物理専攻 

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社ジェイテックコーポレーション(法人番号:5140001023717)
事業内容 各種自動培養装置、高精度X線集光ミラーの製造販売
社員数 38 名
本社所在地 〒567-0086 大阪府茨木市彩都やまぶき2-5-38
ホームページ http://www.j-tec.co.jp
連絡先窓口 営業部 営業企画グループ 森田健一
メールアドレス kenichi.morita@j-tec.co.jp
電話番号 072-655-2786