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製造環境

高周波小型水晶振動子の製作技術の開発により、用途拡大に寄与

長崎県

九州電通株式会社

2020年4月11日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 モバイル機器の小型高性能化に対応したドライエッチング加工を用いた小型水晶振動子の製作技術の開発
基盤技術分野 製造環境
対象となる産業分野 医療・健康・介護、環境・エネルギー、ロボット、産業機械、情報通信、スマート家電、半導体
産業分野でのニーズ対応 高性能化(小型化・軽量化)
キーワード プラズマ、ドライエッチング、高周波小型水晶振動子
事業化状況 事業化に成功し継続的な取引が続いている
事業実施年度 平成24年度~平成26年度

プロジェクトの詳細

事業概要

情報通信機器産業では機器の大容量高速通信・小型化により、高周波回路も高性能小型化が求められている。高周波回路の雑音問題を押えるのためには内部水晶振動子の基本波による高周波化が必要となる。これらの高周波回路を高性能小型化するため、水晶振動子を基準信号とする現在、基準信号源である基本波による高周波化と小型化の両立を可能とするドライエッチング技術を高度化し、高周波小型水晶振動子の製作技術を確立する

開発した技術のポイント

モバイル機器などの小型高速大容量通信機器に用いられる高性能高周波発振回路の基準発振源となりうる基本波による高周波小型水晶振動子の設計とドライエッチング加工の高度化開発を行う
(新技術)
基本波による高周波小型水晶振動子の設計とドライエッチング加工の高度化開発を行う
(新技術の特徴)
モバイル機器などの小型高速大容量通信機器に用いられる高性能高周波発振回路の基準発振源となることが可能となる

具体的な成果

・小型水晶板に対するドライエッチング方法課題への対応
・発振周波数測定方法課題への対応
‐自動測定装置の設計
‐測定電極の設計
・加工表面の観察、測定方法課題への対応
・高周波小型水晶振動子の設計課題への対応

研究開発成果の利用シーン

・高周波小型水晶振動子
・高周波小型水晶発振器

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

・高周波小型水晶振動子、高周波小型水晶発振器を作製し、電気的特性及び信頼性試験を行い、製品化に成功した
・川下企業の仕様に応じた高周波小型水晶製品のサンプル試作開発を行った

提携可能な製品・サービス内容

製品製造

製品・サービスのPRポイント

高周波小型水晶振動子の開発により、用途拡大に貢献
・モバイル機器などの小型高速大容量通信機器に用いられる高性能高周波発振回路の基準発振源となりうる基本波による高周波小型水晶振動子の設計とドライエッチング加工の高度化開発を行った
・高周波小型水晶振動子の開発により、小型の高性能モバイル機器の開発が可能となり、用途拡大への貢献が可能となる

今後の実用化・事業化の見通し

・高周波小型水晶製品を新規開発し、ホームページへの掲載や展示会への出展を通じて販売促進を行う
・サンプル品への対応を随時行い、既存顧客である情報通信機器業界や電子部品販売業者からの仕様問い合わせへの対応を行う

プロジェクトの実施体制

主たる研究等実施機関 九州電通株式会社
事業管理機関 九州電通株式会社
研究等実施機関 国立大学法人長崎大学
長崎県工業技術センター

主たる研究等実施機関 企業情報

企業名 九州電通株式会社(法人番号:2310001008728)
事業内容 水晶デバイスの製造及び販売水晶デバイス製造に関るプロセス技術の開発及び販売
社員数 108 名
生産拠点 長崎県大村市 福重工場(本社)
本社所在地 〒856-0006 長崎県大村市福重町340
ホームページ http://www.kdk-group.co.jp/
連絡先窓口 九州電通株式会社生産管理部
メールアドレス kdk@kdk-group.co.jp
電話番号 0957-55-8877