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立体造形

成形法の高度化により、木目調や金属調など多様なデザイン・機能性を付与した樹脂成形品を低コストで提供、顧客を拡大

佐賀県

株式会社松野金型製作所

2020年3月19日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 特殊インモールド法による金型内加飾成型技術の開発
基盤技術分野 立体造形
対象となる産業分野 自動車、情報通信、スマート家電、建築物・構造物
産業分野でのニーズ対応 高機能化(新たな機能の付与・追加)、高効率化(工程短縮)、低コスト化、デザイン性・意匠性の向上
キーワード インモールド工法、加飾、金型、成形、デザイン
事業化状況 研究実施中
事業実施年度 平成22年度~平成24年度

プロジェクトの詳細

事業概要

自動車産業では、高級志向と軽量化による樹脂製高品質・高外観で低価格の内装部品が求められ、高品質高外観には、後加工が(塗装・蒸着・鍍金・印刷等)必要で、低コスト化が困難である。高級外観を得てコストダウンをするため、工程の短縮による金型内で加飾できる技術開発が求められている。現在、金型内で加飾される技術にインモールド成形法がある。この技術では立体形状の成形品では、シワや破れが起こる。インモールド成形法を高度化し、金型内で加飾や機能を付与できる高付加価値・低価格・高品質表面加飾成形技術を確立する

開発した技術のポイント

多層インモールド成形法の高度化に基づく、立体形状製品の成形後の後工程不要の金型内加飾技術を開発する
(新技術)
多層インモールド成形方法により立体形状品の加飾成形を行う
(新技術の特徴)
・多層インモールド法により立体構造の成型が可能となる
・形状形成シート・機能性シート等の使用で成型品の高度化が可能となる

具体的な成果

・両面加飾可能なインモールド金型構造と連続自動成形運転技術の確立
‐シートの変形挙動の解析技術を確立した
・全自動射出成型システムの完成
‐射出成型機に両面加飾シート自動供給装置を導入した
・対応シート、機能シート(導電性1Ω以下)の開発
‐形状形成シートの寿命を確認、コストダウンの試算が可能となった
‐各種素材の加飾シートに加え両面加飾が可能となった

知財出願や広報活動等の状況

展示会やインターネット、こまめな営業活動による広報活動から、本技術に適した製品分野をいち早く見つけ、機密保持契約等を締結することで、本格的量産化への更に深い課題に取り組んで参りたいと考えております。資金力については、未だ厳しい局面にある本業の立て直しに注力し、タイムリーな投資ができる経営環境作りを目指しております。

研究開発成果の利用シーン

・多層インモールド法により、金型内で両面加飾を施した立体成型品
・機能シートの最適化により、導電性や触感等をコントロールした成形品

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

両面加飾・立体成形が可能なインモールド金型構造を完成し、射出成形機の連続自動運転を確認した

提携可能な製品・サービス内容

加工・組立・処理、製品製造

製品・サービスのPRポイント

両面加飾による加工コストの削減と、多様なデザインによる顧客拡大を両立
・金型内で両面加飾することで、後工程が不要で高外観・高品質の立体成形品を低コストで提供することが可能である
・木目印刷シートや金属蒸着シート、和紙、合成皮革等各種シートを用いて多様なデザインを実現することで、顧客・市場の拡大が期待できる樹脂の特性をコントロールした立体成形品による顧客の拡大
・銅粉を用いた機能シートを使用することで、導電性を1Ω以下に抑える通信機器向けのケースを開発した
・その他つるつる感やソフト感を与える触感改善シート、電気回路を形成する機能シートの開発に成功した

今後の実用化・事業化の見通し

今後の見通しと展望
・品質・性能の安定した試作品を、顧客に供給できる体制を構築する
・事業者保有の射出成型機を、型内インモールド加飾成形が可能となるように改造する
・補完研究を行い、事業者保有設備において、品質・性能を保証できる生産体制を構築する
・サンプル提供、加飾製品のPR等を積極的に行い、営業活動・市場開拓を進める

実用化・事業化にあたっての課題

・加飾成型後の成形品後加工端面処理(ほつれ)工法開発研究継続

事業化に向けた提携や連携の希望

・継続研究のための支援機関の追加投資と川下企業との共同研究

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社松野金型製作所
事業管理機関 公益財団法人佐賀県地域産業支援センター
研究等実施機関 株式会社アドユニオン研究所
佐賀県工業技術センター
アドバイザー パナソニック㈱
AVC社

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社松野金型製作所(法人番号:6300001011547)
事業内容 プラスチック射出成形 金型設計製作販売
社員数 24 名
生産拠点  本社 九州基山工場 東大阪支店 東京事務所 3拠点
本社所在地 〒841-0202 佐賀県三養基郡基山町長野350-1
ホームページ http://www.matsuno-K.co.jp/
連絡先窓口 〒578-0951 大阪府東大阪市新庄東4-10 大阪支店 管理部内
メールアドレス maruyama@matsuno-k.co.jp
電話番号 06-6746-2717 (大阪支店)