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複合・新機能材料

糸への連続式電子線グラフト重合法の確立に成功、高機能・高耐久性繊維の開発技術を確立

大阪府

住江織物株式会社

2021年2月19日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 糸への連続式電子線グラフト重合法による高耐久性高機能繊維の開発
基盤技術分野 複合・新機能材料
対象となる産業分野 医療・健康・介護、環境・エネルギー
産業分野でのニーズ対応 高機能化(新たな機能の付与・追加)、高性能化(既存機能の性能向上)、高性能化(耐久性向上)、高性能化(信頼性・安全性向上)、環境配慮
キーワード 電子線、グラフト、機能性繊維、連続式電子線照射
事業化状況 実用化に成功し事業化間近
事業実施年度 平成22年度~平成24年度

プロジェクトの詳細

事業概要

医療・福祉分野における繊維製品は、環境・技術の進化と共に要求される機能も高度である。繊維メーカーは、小ロット需要への対応が難しく、後加工においても耐久性、機能の複合化、風合の変化に課題が残る。今回、電子線グラフト重合法による分子配列効果を狙った繊維の微細加工技術を開発し、汎用繊維から新しい高機能繊維の創造を行い、医療・福祉、安心・安全な高機能繊維製品の開発技術を確立する

開発した技術のポイント

糸への連続式電子線グラフト重合法を確立することにより、安定した電子線グラフト加工技術を開発し、汎用繊維から新しい高機能繊維を創造することで、高機能繊維製品の開発技術を確立した
(新技術)
糸への連続式電子線グラフト重合法を確立する(機能剤の化学的結合)
(新技術の特徴)
高機能・高耐久性繊維の創造が可能である

電子線グラフト重合による繊維の高機能化
具体的な成果

・連続式電子線グラフト重合法の開発に成功
-グラフト重合時に必要なラジカルを失活させない連続加工装置を開発した
・微細加工技術の開発
-PP糸・PET糸のアクリル酸のグラフト重合において最適な加工方法を確立した
・高耐久性高機能繊維の生産性及び用途展開の検討を実施

研究開発成果の利用シーン

(将来的に提供可能)汎用繊維が多く用いられる衣料・生活資材、医療・介護、インテリア内装材などの分野に向けた、消臭・抗菌・防炎・防汚等の機能を持つ高機能・高性能繊維製品

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

・電子線照射から乾燥・巻き取りまで連続加工できる連続式電子線グラフト重合装置を作製した
・PP糸・PET糸に対する連続式電子線グラフト重合法の確立に成功した

連続式電子線グラフト重合装置
提携可能な製品・サービス内容

素材・部品製造、製品製造、共同研究・共同開発、技術ライセンス

製品・サービスのPRポイント

・従来品と比較し、汎用繊維において高機能繊維及び高耐久性繊維が提供可能
-機能性モノマーが繊維にグラフト重合結合しているため、繊維に対する薬剤の導入量が多く、高機能性を発揮する
-機能性モノマーが繊維にグラフト重合結合しているため、バインダーなどを使った加工と比較して高耐久性、及び風合いが良好である
・小ロット・多品種生産が可能
-汎用繊維の後加工なので、小ロット生産が可能である
-機能性薬剤の種類を変えることで多品種生産が可能である

今後の実用化・事業化の見通し

・各種サンプルを作製し、サンプルの評価、用途展開を関係者と連携し、消臭性・吸湿発熱性・pH緩衝性・防炎性・親水性などの機能性繊維を作製する
・また、作製した機能性繊維をトイレマット、靴下、手袋、スポーツ衣料、カーペット、お風呂マットなどそれぞれの機能が生かせる製品に向け展開していく

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社ヨネセン
事業管理機関 住江織物株式会社 奈良事業所 技術・生産本部テクニカルセンター
研究等実施機関 国立大学法人京都工芸繊維大学
住江織物株式会社 奈良事業所 技術・生産本部テクニカルセンター
株式会社アビラス

サポイン事業者 企業情報

企業名 住江織物株式会社(法人番号:3120001082312)
事業内容 インテリア内装材の企画・製造・販売
社員数 260 名
生産拠点 奈良事業所(奈良県生駒郡)、滋賀事業所(滋賀県甲賀市)
本社所在地 〒542-8504 大阪府大阪市中央区南船場三丁目11番20号
ホームページ https://suminoe.co.jp/
連絡先窓口 技術・生産本部 テクニカルセンター 杉野和義
メールアドレス Kazuyoshi_Sugino@sin.suminoe.co.jp
電話番号 0743-57-5441