国立大学法人大分大学
研究等実施機関情報
研究等実施機関名 | 国立大学法人大分大学(法人番号:3320005001974) |
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所在地 | 〒870-1192 大分県大分市大字旦野原700番地 |
ホームページ | https://www.oita-u.ac.jp/ |
相談対応窓口
担当部署名 | 産学官連携推進機構 産学官連携部門 産学連携コーディネーター |
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TEL | 097-554-7969 |
coordinator@oita-u.ac.jp |
支援実績
- 支援実績:
- 8 件
- 事業化実績:
- 3 件
原子力など重電機器分野の深穴加工部品に用いる自励振動理論と応力可変PVD技術による高精度・長寿命BTA工具の開発
原子力など重電機器分野の要素技術である深穴加工において、加工穴精度不良の原因となるスパイラルマークの発生防止と、耐熱鋼などの難削材加工時の工具寿命が問題となっている。本事業では、時間遅れ系の自励振動理論より導かれた、スパイラルマークを生じない革新的な刃形状を有し、超厚膜PVD耐摩耗皮膜による長寿命化を実現する深穴BTA工具の開発を行う。次世代BTA工具の国際基準を確立し、国内外の市場制覇を目指す
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- 基盤技術分野 :
精密加工
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
ナノカーボン材料の大量合成方法の技術開発
優れた特性を有し広い産業分で応用が期待されているCNT、フラーレンは著しく生産性が低く、高コストであることが課題となっている。本研究開発では新規に開発した、汎用HIP装置を使用したCVD法により、大幅な生産性の改を試みる
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
自動車等輸送機械の窓に色調豊かで高速応答性・高耐熱性をもつ調光機能を搭載するためのカラー液晶調光素子の研究開発
本研究開発チームは、これまでに液晶-高分子複合薄膜(PNLC)のスマートウィンドウ開発を進めており、電源無印加時に透明となるリバースモードの開発に成功したことから、自動車メーカーなどから早急な実用化を求められている。
そのため、実用化に向けた課題である「光透明性の向上」「耐熱性の向上」「高速応答性や耐久性の向上」を実現するため開発に取り組んだ。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
炭素繊維;グラフェン複合電極の技術開発
結晶性ナノカーボンであるグラフェンを炭素繊維表面に被覆する技術及び前記技術を燃料電池用のガス透過性基材(GDL)と燃料電池電極(MEA)へ応用する技術を開発する。開発したGDL、MEAを使用した固体高分子型燃料電池、バイオ燃料電池を試作し、電池としての性能を評価する。グラフェンへの触媒担持により、従来技術に比較して大幅に利用効率を高め、発電量あたりの触媒使用量を低減する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
夢の機能材料「グラフェン」量産化・低価格化を実現する革新的製造技術の開発
高品質グラフェンを低価格で量産化できる技術の確立を目指し、WJM(湿式ジェットミル:Wet jet mill)法と層間化合物法を組み合わせた革新的な製造技術の開発に取り組んだ。
・製造方法の最適化とコスト削減への対応。
-従来のCVD法、溶液法、電気化学的剥離法における課題を克服するため、量産性に優れたWJM法と製造費の安い層間化合物法を融合。
-製造工程は「前処理」「本処理」「後処理」の3段階で構成され、それぞれの工程で最適化を実施。
・前処理工程のスケールアップ
-スケールアップ対応の処方を開発し、量産化を目指す基盤を構築。
・本処理工程の最適化
-適切な分散溶媒と分散条件を選定し、効率的かつ安定的なグラフェンの製造を実現。
・半自動化装置の開発
-前処理工程において、手作業の25倍の処理量を可能にする半自動化装置を開発。
-装置には以下の技術を採用し、効率性と耐久性を向上。
*マグネット式シールレス撹拌機
*耐薬品性に優れたFFKM(四フッ化エチレン-パーフルオロメチルビニルエーテルゴム)パッキン
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- 基盤技術分野 :
材料製造プロセス
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
下水管の工事や検査を安全かつ低価格で行う国産初の高摩擦位置保持型リングチューブ式止水プラグの研究開発
従来の止水方法であるバルーン式止水プラグは、下水管内で膨らませて摩擦力により位置を保持するものであるが、強度や耐久性に問題があり、特に大口径管での使用においてバーストのリスクが高く、人身事故の危険性もあるため、実用化が難しいという課題がある。また、大口径管では内圧が低いため摩擦力が不足し、必要な摩擦面積が増加する結果、バルーンの長さが長くなりすぎ、実際の現場では設置が困難である。そこで、本研究では新たな「リングチューブ式止水プラグ」を開発し、従来のバルーン式の問題を克服することを目指している。この新しいプラグは、上流側と下流側の両端に着脱可能な閉塞プレートを備えた分割式バイパス管の外側にリングチューブを巻き付けた構造であり、設置作業が容易で、狭い作業スペースにも対応可能である。また、適切なグリップ力を確保するために、施工場所に応じて複数段の設置が可能で、効率的で安全な止水が期待される。これにより、止水性能を向上させつつ、設置時間の短縮とコスト削減が図ることを目指している。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 実用化間近
グラフェン薄膜コーティング技術の研究開発
ウエアラブル(柔軟で身につけられる)なスマートフォンなどの携帯端末の実用化が具体化しつつあり、柔軟性に優れ、透明性と高電気伝導性を兼ね備えたグラフェンの実用化が期待されている。本研究開発ではグラフェンの持つファンデアワルス力により、直接PET樹脂フィルムにコーティングする技術を開発し、コーティング液とその低コスト生産方法、各種解析技術を提供可能にする。
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- 基盤技術分野 :
複合・新機能材料
- 事業化状況 :
- 研究実施中
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