千葉県産業支援技術研究所
研究等実施機関情報
研究等実施機関名 | 千葉県産業支援技術研究所(法人番号:4000020120006) |
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所在地 | 〒264-0017 千葉県千葉市若葉区加曽利町889 |
ホームページ | https://www.pref.chiba.lg.jp/sanken/ |
相談対応窓口
担当部署名 | 千葉県産業支援技術研究所 技術支援室 |
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TEL | 043-231-4365 |
sanken@pref.chiba.lg.jp |
支援実績
- 支援実績:
- 7 件
- 事業化実績:
- 3 件
アルミニウムを主体とする難接合材の新プラズマ溶接技術の開発
15~25mmまでのアルミ等の非鉄金属厚板を1パスで溶接可能とする、安価で汎用性のある高電流新プラズマ溶接技術の開発を行う。そのためにエネルギー密度集中化を目指した最適電流波形制御方法の確立、プラズマ高速流のシミュレーションによるトーチ形状の最適化、ロボット等利用の溶接システム全体の制御と溶接施工法の最適化を行う。応用範囲として受変電設備向け各種容器類、LNG輸送船、建築構造物や化学プラント機器等のアルミ製品等が考えられる
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
温度場制御技術による薄板構造物の極低歪レーザ溶接方法の開発
組立ステンレス建材や航空機用NI基耐熱合金等の高付加価値・低熱伝導度材の薄板溶接では、著しい溶接歪のために産業界の薄板化要求に応えることが難しく、溶接後歪取を余儀なくされている。その結果、基盤技術である溶接の利点が阻害されていた。本研究開発では高出力シングルモードファイバーレーザ技術確立と、加熱・吸熱複合熱源の温度場制御技術実用化により極低歪薄板レーザ溶接技術の開発・高度化を目指すものである
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- 基盤技術分野 :
接合・実装
- 事業化状況 :
- 事業化に成功し継続的な取引が続いている
電気分解用導電性ダイヤモンドを高効率かつ安定品質で供給出来る革新的な成膜プロセスの開発
電気分解に用いる導電性ダイヤモンドは今後大幅な需要が予想される。従来海外からの輸入に頼っていた大面積導電性ダイヤモンドの高品質かつ低価格で必要数量の安定供給に対する川下ユーザーからの強いニーズがある。これらのニーズに対応するため、その場分析によるガス組成の制御、ロードロック室を持つなど革新的な成膜プロセスを開発すると共に、基盤状態の最適化を行い、高効率でフレキシブルな製造技術を確立する。
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- 基盤技術分野 :
材料製造プロセス
- 事業化状況 :
- 事業化に成功
新素材傾斜材料による汚染のない超音波ホモジナイザーの開発
医薬、製薬、バイオ、化粧品産業で使用される乳化分散機器の一つである超音波ホモジナイザーについて、乳化分散処理時に発生する先端工具の磨耗現象を抑制するため、特許技術「金属-セラミック傾斜材料」により、先端工具材料の製作条件を最適化した。あわせて、乳化分散時の先端工具近傍における液体の流動特性を把握、生産装置構造に反映することにより、試料の汚染が限りなくゼロとなる超音波ホモジナイザーを開発した。
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- 基盤技術分野 :
材料製造プロセス
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化間近
低温作動型SORC水蒸気電解セルとそれを用いた赤外線利用型ソーラー水素蓄電システムの開発
東日本大震災を契機に防災用エネルギーシステムの必要性が高まっている。その社会的課題を解決するため、太陽光のみをエネルギー源に水を電解して水素を製造・貯蔵し、非常時に燃料電池で電力を供給できる自立型ソーラー水素蓄電システムを開発・普及することで、災害に強く環境にやさしい社会の構築に貢献する。また、その水素製造と燃料電池に用いる低温動作型SORCを、薄膜形成技術を用いて開発し、エネルギー効率を向上する
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- 基盤技術分野 :
表面処理
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
精密鋳造法におけるワックス代替・高強度・軽量樹脂模型材料の開発
重電機器産業等では大型・複雑形状化のニーズが高く、複雑形状化や高精度化を可能にし、且つ生産性向上および環境に配慮した精密鋳造技術の開発が求められている。従来から精密鋳造に広く用いられているワックス模型材料では、これらのニーズに対応することは不可であり、発泡樹脂模型材料による新しい造型技術を開発する。この確立により航空宇宙産業等他産業への適応も期待され、世界に先駆ける新たな市場が展開できる
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- 基盤技術分野 :
立体造形
- 事業化状況 :
- 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
多芯同軸フィルムリードの製造プロセス技術の確立
電子機器分野において高品質な製品には内部に組み電線(ハーネス)が使用される。その組み電線には細線同軸線が使用されているが、加工性、経済性が悪く、発展性がない。この課題を解決するために多芯同軸フィルムリードの開発と生産プロセスの確立を行う事でコスト削減と短納期を実現し、売上拡大と新市場への進出を目指す。また、海外依存生産から国内生産に回帰し、国内電子機器産業のグローバル競争力向上に貢献する
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- 基盤技術分野 :
材料製造プロセス
- 事業化状況 :
- 研究実施中
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