文字サイズ
標準
色の変更

研究開発された技術紹介

  1. トップ
  2. 研究開発技術検索
  3. 酵素改良等による無機ポリマー原料の高効率量産化技術

バイオ

酵素改良等による無機ポリマー原料の高効率量産化技術

北海道

カムイファーマ株式会社

2026年1月21日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 無機ポリマー医薬品原料の大量合成法の開発
基盤技術分野 バイオ
対象となる産業分野 医療・健康・介護、食品、化学品製造
産業分野でのニーズ対応 高効率化(同じ生産量に対するリソースの削減)、高効率化(生産性増加)、低コスト化
キーワード 酵素,医薬品原料,食品,生産性増加
事業化状況 研究実施中
事業実施年度 令和5年度~令和6年度

プロジェクトの詳細

事業概要

本事業は、医薬品原薬を安定かつ大量に供給するため、生産量向上とコスト構造の改善を図り、今後の製品化に求められる生産量レベルにふさわしい実用的な原薬製法を確立する。

開発した技術のポイント

gスケールでの原薬試作と評価により有効性・安定性を確認したうえで、kgスケールを想定した製造検討にて目標とする収率を達成した。このテスト製造原薬を用いて、モデル動物を使った薬効評価試験を実施し、既存薬を上回る治療効果と幅広い治療域を確認した。これらの成果により、本事業で確立した製造工程が実用的な製造プロセスとして有効であることが実証された。

具体的な成果
製剤見本

・原薬製造工程の最適化、スケールアップ検討
ー商業化を想定したkgスケール原薬製造で目標とする収率を達成した。

・安定性評価
ー製造した原薬は苛酷条件下での保存試験において、物性および生物活性が、製造直後の原薬と同等の値を示し、高い安定性を確認した。

・薬効評価
ーテスト製造を行った原薬を用いて、モデル動物に対する薬効評価を行い、既存薬を上回る治療効果と幅広い治療域を確認した。

研究開発成果の利用シーン

実用化を見据えた製造工程を確立した本原薬は、炎症性腸疾患に対する新規治療薬としての利用が見込まれる。既存治療薬では再燃や粘膜治癒の不十分さが課題として残る一方、本原薬は腸管バリア機能を高め、粘膜治癒を直接促す特性を有する。これにより、既存治療に反応が乏しい患者にも適用可能であり、医療現場に新たな治療選択肢を提供し得る。

潰瘍性大腸炎の治療目標

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

kgスケール製造に対応した製法により、非臨床安全性試験用の原薬製造を実施している。非臨床安全性試験の実施後、ヒト治験用の原薬製造も実施し、ポリリン酸製剤の臨床開発に進める。

提携可能な製品・サービス内容

共同研究・共同開発

製品・サービスのPRポイント

当社が開発を進めているポリリン酸製剤は、腸管粘膜に直接作用して接着機能を増強し、粘膜治癒を誘導するユニークな作用機序を持つ。既存治療薬が主に抗炎症作用に留まるのに対し、より直接的な粘膜治癒の惹起が大きな特徴であり、他剤不応性の炎症性腸疾患患者に対して新たな治療選択肢を提供できる。

今後の実用化・事業化の見通し

実用的製法により製造した原薬にて非臨床安全性を実施後、ポリリン酸製剤のヒト臨床試験へと進めていく予定である。炎症性腸疾患の医療ニーズは依然高く、スピード感ある臨床試験開始を目指している。

プロジェクトの実施体制

主たる研究等実施機関 カムイファーマ株式会社
事業管理機関 公益財団法人北海道科学技術総合振興センター
研究等実施機関 国立大学法人旭川医科大学 内科学講座消化器内科学分野

主たる研究等実施機関 企業情報

企業名 カムイファーマ株式会社(法人番号:8450001012388)
事業内容 プロバイオティクス(有用微生物)に由来する生理活性物質の医薬品化
社員数 9 名
本社所在地 〒078-8510 北海道北海道 旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号 旭川医科大学内
ホームページ https://www.kamuipharma.co.jp/
連絡先窓口 カムイファーマ株式会社 廣田 彰吾
メールアドレス s.hirota@kamuipharma.co.jp
電話番号 090-6296-7523