測定計測
次世代通信速度に対応する、高精度測定を実現する為の高周波コネクタ基準機
千葉県
株式会社テクノプローブ
2021年2月16日更新
プロジェクトの基本情報
プロジェクト名 | 次世代光通信インフラのための高周波特性評価用の110GHZ帯高周波コネクタ測定基準器の開発 |
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基盤技術分野 | 測定計測 |
対象となる産業分野 | 情報通信、半導体 |
産業分野でのニーズ対応 | 高機能化(新たな機能の付与・追加) |
キーワード | SMPM基準機、SMPS基準機、高周波コネクタ基準機、プッシュオンコネクタ基準機 |
事業化状況 | 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中 |
事業実施年度 | 平成29年度~令和1年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
川下事業者は、光通信ネットワークの主幹部品であるSMPM・SMPSコネクタ搭載型の光変調器を製造している。性能を保証するために測定器を使用した最終評価を行っているが、評価の基準となるSMPM・SMPSコネクタの基準器が世の中に無い為、光変調器の正確な測定をする事ができず、製造コストの増加・歩留まり率の悪化を引き起こしている。本事業では正確な光変調器測定を行う為の基準器を開発し問題の解決を図る。
開発した技術のポイント
・インピーダンス設計値(シミュレーション値)からの偏差が±5%以内の基準器開発
・制度が±1%以内となるSMPM(S)基準器を用いた評価技術を開発
具体的な成果
■インピーダンス設計値(シミュレーション値)からのバラつき(偏差)が±5%以内の基準器開発
・株式会社テクノプローブ:インピーダンス設計値から±5%以内の電気エレメント開発に成功
・株式会社ワカ :インピーダンス設計値から±5%以内のコネクタ開発に成功
・産業技術総合研究所 :設計値と試作品の差分解析を実施し、試作品の性能を実証することに成功
■制度が±1%以内となるSMPM(S)基準器を用いた評価技術を開発
・株式会社テクノプローブ:SMPSデバイスを実測、基準器が有効に使えることを実証
・株式会社ワカ :300回の耐久試験を実施し、コネクタ破損がないことを確認したうえで、精度が±1%以内であることを確認
・産業技術総合研究所 :校正精度の高さを実証
研究開発成果の利用シーン
光基幹ネットワーク敷設
実用化・事業化の状況
事業化状況の詳細
現在は最終試作品と同等品を追加で製作し、川下事業者にて市場評価を実施中
製品・サービスのPRポイント
・インピーダンス設計値(シミュレーション値)からのバラつき(偏差)が±5%以内を達成
・精度が±1%以内となるSMPM(S)基準器を作ることに成功
今後の実用化・事業化の見通し
2020年下期にはテスト販売開始、2021年中には販売を開始予定
プロジェクトの実施体制
主たる研究等実施機関 | 株式会社テクノプローブ |
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事業管理機関 | 公益財団法人千葉県産業振興センター |
研究等実施機関 | 株式会社ワカ製作所 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
アドバイザー | 光通信機メーカー 測定器メーカー |
参考情報
主たる研究等実施機関 企業情報
企業名 | 株式会社テクノプローブ(法人番号:2040001032128) |
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事業内容 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
社員数 | 7 名 |
生産拠点 | 千葉県鎌ケ谷市 |
本社所在地 | 〒273-0104 千葉県鎌ケ谷市東鎌ヶ谷2-1-11 |
ホームページ | www.technoprobe.co.jp |
連絡先窓口 | 株式会社テクノプローブ 大井雅俊 |
メールアドレス | toshi-ohi@technoprobe.co.jp |
電話番号 | 047-441-8881 |
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