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機械制御

航空機用ワイヤーハーネス組立コストの半減をもたらすマーキングチューブの自動取付・熱収縮機機構の開発

愛知県

東洋航空電子株式会社

2020年4月13日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 把持及び画像処理応用の位置決め技術による航空機用マーキングチューブ自動取付・熱収縮装置の開発
基盤技術分野 機械制御
対象となる産業分野 医療・健康・介護、航空・宇宙
事業化状況 実用化間近
事業実施年度 平成25年度~平成27年度

プロジェクトの詳細

事業概要

航空機の電線に係る配線組立は、高密度化・高信頼化(配線ミスの防止等)しつつあると共に、国際競争力から低コストが求められている。現状の配線組立の工程に関しては、その作業のほとんどを人手に頼っている状況であるが、特に不良が発生しやすい、電線に対する識別番号マーキングチューブの取付や熱収縮工程に関して、高速で精密な位置決め機構群の研究開発により、作業の容易・迅速化・高品質化を実現する

開発した技術のポイント

完璧な品質を維持向上した上で、ワイヤーハーネス製作のコストを半減(ワイヤーハーネスでの1本あたりの電線加工時間3分→1.5分)


(新技術)
マーキングチューブの自動取付・熱収縮、電線内「つなぎ」の検出と「巻グセ」排除機構構を開発する
(新技術の特徴)
位置決め技術を主体に各機構を開発し、作業不良防止、組み立てコスト半減が可能となる

具体的な成果

・明確になった課題を試作機に反映し、実機で運用可能な実用機を目指して成熟させると共に、事業化に向けた検討まで実施した
・各研究開発に対する要素研究と試作機の開発・製作・改良を通じて各機構を確立することができたが、装置の処理速度の向上と安定稼働に課題が残っており、実用化には到達していない(実運用の評価を行った結果、加工コストは50%削減可能であるが、処理速度は目標の17%で目標を達成していない)

研究開発成果の利用シーン

・航空機用ワイヤーハーネスのマーキングチューブ自動取付・熱収縮装置(電線内「つなぎ」の検出と「巻グセ」排除機構の開発及びこれらの機構を前後工程と自動連動)

実用化・事業化の状況

製品・サービスのPRポイント

航空機用配線における組み立て所要時間、1本当たりの所要工数を50%削減し、生産効率を向上させることにより、コスト半減

今後の実用化・事業化の見通し

・各研究開発に対する要素研究と試作機の開発・製作・改良を通じて各機構を確立することができたが、事業化、実用化のためには長さ・チューブ位置の誤差大、処理速度不足、熱収縮能力不足等の課題が残っており、実用機を開発するために補完研究を実施する
・今回開発した自動化装置の事業化展開としては、コスト低減を強く求められる民間航空機のワイヤーハーネス製作用であり、早急に実用化を実現し、東洋航空電子株式会社及び同業の企業での採用を見込んでいる
・医療機器用配線の製造企業、ロボット用配線の製造企業も本装置導入の可能性も見込まれるため、今後、機会ある毎に各種展示会等へ出展し、売り込みを図っていく

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 東洋航空電子株式会社
事業管理機関 公益財団法人岐阜県研究開発財団
研究等実施機関 株式会社ブイ・アール・テクノセンター
国立大学法人岐阜大学

サポイン事業者 企業情報

企業名 東洋航空電子株式会社
本社所在地 愛知県犬山市字柿畑63番地の1