精密加工
信頼性を確保した低コストリチウムイオン電池電源システムを開発!電気自動車の拡大展開に貢献!
大阪府
株式会社エムアンドジーエコバッテリー
2020年3月20日更新
プロジェクトの基本情報
プロジェクト名 | 電気自動車用リチウムイオン電池の低コスト化に寄与する立体化電極基板の開発 |
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基盤技術分野 | 精密加工 |
対象となる産業分野 | 環境・エネルギー、自動車、情報通信、スマート家電 |
事業化状況 | 研究実施中 |
事業実施年度 | 平成23年度~平成24年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
リチウムイオン電池(LIB)搭載の電気自動車(EV)の普及にはEV価格の1/3以上を占めるLIBの大幅な低コスト化と安全性向上が強く要求される。前者に対しては今迄と視点を変えた大幅なコスト低減方法が望まれる。そこで現行の超薄型電極を厚型化して面積を低減し、材料費及び生産工数の大幅削減を図る。具体的には、高精度・微細成形金型技術で製作したロールにより現行の金属箔を立体化し、電極の厚型化を実現する。
開発した技術のポイント
電極を厚型化することにより電池コスト、特に材料コスト並びに生産コスト、管理コスト等の大幅な削減を図り、EVの拡大展開に貢献する
(新技術)
電極基板を立体化する技術を開発する
(新技術の特徴)
・微短絡の可能性低減により、信頼性が向上する
・電池製造コストを低減させ、生産量のアップが可能になる
具体的な成果
・基板設計及び加工方法の検討
-基板設計、穿孔金属箔の開発、金型製法の開発、金型形状の最適化、ラボ用ロールの設計・製作を行った
・実用ロール設計の課題抽出
・立体化基板の評価
-物理的評価、電池の試作・評価、後処理方法の検討を行った
研究開発成果の利用シーン
・電気自動車(EV)用リチウムイオン電池
・静置用大型リチウムイオン電池
実用化・事業化の状況
事業化状況の詳細
・サポイン終了時点では、基礎研究・開発を実施している段階である
-当初設定した目標の品質は未達である(立体化基板の厚さの実現が課題)
製品・サービスのPRポイント
・将来的に電気自動車の低価格化へと寄与
-搭載リチウムイオン電池(LIB)は、電気自動車のコストの40%を占め、高コストが電気自動車の普及の妨げになっている
-搭載リチウムイオン電池(LIB)を低価格化することにより電気自動車の低価格化を実現し、電気自動車の市場拡大へと貢献することが可能になる
・地球温暖化の抑制への貢献
-ガソリン車の二酸化炭素排出量の低減、燃費の向上は喫緊の課題である
-将来的には、二酸化炭素(CO2)排出ゼロの電気自動車の普及拡大に貢献することにより、COP3目標実現に貢献することが可能になる
今後の実用化・事業化の見通し
・立体化基板の設計、金属箔組成の検討、ロール製法の検討を平成25年度に行い、実用ロールの開発を平成26年度に行う予定である
・また、電池試作技術の向上を平成25年度、26年度に行い、26年度以降顧客へのアプローチ・販売を進めることを計画している
プロジェクトの実施体制
主たる研究等実施機関 | 株式会社エムアンドジーエコバッテリー |
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事業管理機関 | 株式会社エムアンドジーエコバッテリー |
研究等実施機関 | ツジカワ株式会社 |
参考情報
主たる研究等実施機関 企業情報
企業名 | 株式会社エムアンドジーエコバッテリー |
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事業内容 | 1.二次電池材料開発・販売2.二次電池技術指導3.二次電池特許販売 |
本社所在地 | 〒537-0001 大阪府大阪市東成区深江北3-6-14 |
ホームページ | http://www.mg-ebi.co.jp |
連絡先窓口 | 桑名宏二 |
メールアドレス | k.kuwana@mg-ebi.co.jp |
電話番号 | 06-6976-5805 |
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