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精密加工

タングステン合金材料の高精度切削加工技術の開発

岡山県

オオタ株式会社

2020年3月20日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 次世代放射線治療装置向けX線遮へい板の高精度切削技術の開発
基盤技術分野 精密加工
対象となる産業分野 医療・健康・介護
産業分野でのニーズ対応 低コスト化
キーワード 放射線治療、高精度切削
事業化状況 研究中止または停滞中
事業実施年度 平成20年度~平成22年度

プロジェクトの詳細

事業概要

高齢者ガン患者の増大を背景に、医療の多様化が求められている中、放射線治療を希望する患者が年々増加している。現在の放射線治療器市場は海外メーカーに寡占されているが、主要部品(マルチリーフコリメーター)に内蔵される「X線遮へい板」を高精度切削(最薄化→高精度照射)することや遮へい板に接合部材を用いる(低コスト化)ことで国際競争力のある国産(三菱重工業株式会社製)放射線治療器開発を後押しする

開発した技術のポイント

医療機器向けにタングステン合金材料部品の機能・製造コスト両面を向上
・難切削材であるタングステンの切削技術高度化
・タングステン合金材料と特定の合金材を、充分な強度によって接合することを実現
 →タングステン合金材料の使用量を必要最小限に抑えることで、コストダウンを実現
・タングステン合金材料部品の薄肉化
 →機能を高度化することを可能に
(新技術)
切削・接合・薄肉化技術による商品価値の向上
(新技術の特徴)
・タングステン合金材料の切削加工技術の向上と、異種接合技術の確立により、タングステン合金材料の使用量を削減(装置の生産コストを削減)
・部品の薄型化により、医療機器の機能を向上

具体的な成果

・難削材切削技術の高度化
-工具の選定と、最適切削条件の探索により、タングステン合金材料部品の加工時間、工具費を大幅に低減
-高精度・高能率化のため、従来のボールネジ駆動から、リニアモーター駆動を装備したナノ門形加工機を製作
-タングステン合金材料の高精度な切削技術を確立
・異種材料接合・複合素材加工の実施
-従来技術では困難とされていた、タングステン合金材料と異種材料の溶接接合について、特定の合金材につき、電子ビーム溶接により、充分な強度で溶接接合ができることが判明
-溶接技術の高精度化のため、新たに溶接装置を開発し、大気圧下でより高精度な溶接を実現。実仕様条件において、目標接合強度を達成
・最薄化技術の開発
-薄板を歪みなく固定する治具を製作し、現行の薄さを高精度に製作
-高精度・高効率加工のため、傾斜・回転を同時に行うことができる2軸機構の傾斜回転テーブルを製作

研究開発成果の利用シーン

医療用機器の部品として利用

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

ユーザー企業からの製品の引き合いはない

提携可能な製品・サービス内容

製品製造

製品・サービスのPRポイント

既に事業化断念。

今後の実用化・事業化の見通し

事業化は断念。

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 オオタ株式会社
事業管理機関 公益財団法人中国地域創造研究センター
研究等実施機関 秋山鉄工所株式会社
国立大学法人京都大学

サポイン事業者 企業情報

企業名 オオタ株式会社(法人番号:3260001001431 )
事業内容 精密機器設計・開発・製造・販売、福祉機器設計・開発・製造・販売等
社員数 10 名
本社所在地 〒701-0145 岡山県岡山市北区今保82
ホームページ http://www.ohta1.co.jp
連絡先窓口 代表取締役 太田恵三
メールアドレス ohta-inc@po.harenet.ne.jp
電話番号 086-241-2048