立体造形
CO2削減で人類を救おう
大阪府
株式会社クニムネ
2020年3月20日更新
プロジェクトの基本情報
プロジェクト名 | 生産性に優れた耐熱性生分解性樹脂使用プラスチック製品の製造方法の開発 |
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基盤技術分野 | 立体造形 |
事業実施年度 | 平成19年度~平成20年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
昨今の地球温暖化傾向から、環境をめぐる社会的ニーズは年々重要度を増している。特に情報家電川下製造メーカでは、「従来の石油由来プラスチック」から環境対応型の「自然由来の生分解性プラスチック」への代替ニーズが高まっている。本事業では、自社技術の急温急冷金型システム、超臨界低粘性成形技術等を用いて、IT商品梱包資材「キャリアテープ用耐熱性ポリ乳酸リール」の研究開発を実施し、CO2排出量削減に貢献する
開発した技術のポイント
(新技術)
・最適PLA材料開発
・耐熱60度
・生産性向上
・成形歪なし
・幅対応
具体的な成果
・キャリアーテープ用リールに最適なPLA組成開発技術
・PLA樹脂の射出成型に適した耐熱性付与技術
・PLAの急温急冷金型技術
・SCFを使用したPLAの発泡成形技術
・3体超音波溶着技術
・上記技術を使用した生産性に優れた耐熱性PLA製キャリア-テープ用リール
実用化・事業化の状況
今後の実用化・事業化の見通し
・耐熱PLA製キャリアーテープ用リール:1億円/年
・耐熱性PLA製品配膳トレイなど:5億円/年
実用化・事業化にあたっての課題
僅かに残る成形歪をなくす成形条件の詰めを鋭意進めている
プロジェクトの実施体制
主たる研究等実施機関 | 株式会社クニムネ |
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事業管理機関 | 関西ティー・エル・オー株式会社 |
研究等実施機関 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 |
アドバイザー | 斑鳩金型株式会社、株式会社東芝セミコンダクター社 |
参考情報
主たる研究等実施機関 企業情報
企業名 | 株式会社クニムネ |
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本社所在地 | 〒577-0053 大阪府東大阪市高井田14番8号 |
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