文字サイズ
標準
色の変更

サポイン技術紹介

  1. トップ
  2. サポイン技術検索
  3. 3次元画像計測により分包薬の錠剤数を自動認識

情報処理

3次元画像計測により分包薬の錠剤数を自動認識

茨城県

株式会社アプライド・ビジョン・システムズ

2020年4月10日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 3次元画像計測手法を用いる錠剤分包機用計数技術の開発
基盤技術分野 情報処理
対象となる産業分野 医療・健康・介護、食品、物流・流通
産業分野でのニーズ対応 高機能化(新たな機能の付与・追加)
キーワード 錠剤、分包、計数
事業化状況 研究中止または停滞中
事業実施年度 平成21年度~平成21年度

プロジェクトの詳細

事業概要

薬局・病院では薬剤師の負担軽減の為、自動錠剤分包機が導入され患者単位の分包が自動化されてきている。然しながら、機械で分包した薬の個数及び種類の検査精度が悪い(従来の2次元画像処理では錠剤の重なりが計数できない)為、薬剤師は全てを目視にて検査しており、作業負担の低減と目視による見逃しを少なくすることが求められている。この様な中で、国内初の3次元画像処理技術を応用した錠剤分包機用計数技術を開発する

開発した技術のポイント

錠剤自動分包機により分包された錠剤を数える技術の確立
・3次元画像認識による錠剤計数ソフトウェアの開発
→特殊錠剤を除く90%の錠剤で計数誤り率1%以下誤差:3次元の全方向に対して1mm以内
・錠剤計数に適した光学系および装置の開発
→錠剤検出率90%以上、解像度:XGA(1024×768)以上
(新技術)
3次元画像処理による計数
・各錠剤の位置を3次元で処理するため、錠剤の高さも測定でき、重なりと影の部分が区別でき、正確なカウントが可能
・錠剤を分離する機構が不要

具体的な成果

・分包シート搬送中でのステレオ画像取得を実現
‐ミラー採用によるコンパクトな錠剤計数装置と小型高性能カメラシステムを開発
‐スポット照明による4方向からの同時照明法を確立、LED平行光源を実現
‐分包シート搬送中での照明、高速撮影の同期により、ステレオ画像取得を実現・錠剤検出ソフト、3次元計測統合ソフトウェアを開発
‐ステレオカメラによる錠剤検出ソフトを開発
‐3次元計測統合ソフトウェアとして、精密平板キャリブレーション板によるカメラキャリブレーション(カメラパラメータとレンズ歪み)と、立体キャリブレーション板による簡易カメラキャリブレーション(カメラパラメータ)を開発
・1%以下の誤り率での計数を実現‐錠剤計数については特殊なものをのぞき、任意に選んだセットでほぼ確実に計数を行うことが可能
‐ステレオ復元の問題のない丸い形状の錠剤は、1%以下の誤り率での計数を実現
‐実用化のために必要な精密、立体キャリブレーションを1mm以下の精度で実現

知財出願や広報活動等の状況

・特許:「キャリブレーション用校正治具、校正治具を備えた3次元計測システム」(特願2010-264449)
・新聞:「日本経済新聞」(H22.7.13)

研究開発成果の利用シーン

医療用調剤薬局等における自動錠剤分包機への導入。分包薬の錠剤数を自動認識し、誤りがあった場合に担当薬剤師に警報を出し注意を促すことで、薬剤師の作業負担低減と低コスト化に貢献する

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

・ソフトウェアに関する技術検討
・基本開発は終了している

提携可能な製品・サービス内容

技術コンサルティング

製品・サービスのPRポイント

・低コスト化:分包間違い検出のための薬剤師の負担軽減
・ロス削減等:分包間違いの見落としの軽減

今後の実用化・事業化の見通し

・川下企業での性能評価・耐久試験を経て性能向上を図っていく

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社アプライド・ビジョン・システムズ
事業管理機関 株式会社つくば研究支援センター
研究等実施機関 オオクマ電子株式会社
国立研究開発法人産業技術総合研究所

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社アプライド・ビジョン・システムズ(法人番号:6050001016877)
事業内容 ソフトウェアの開発・販売
社員数 19 名
本社所在地 〒305-0045 茨城県つくば市梅園2-7-3つくばシティビル403
ホームページ http://avsc.jp/
連絡先窓口 業務部部長 上村彰
メールアドレス kamimura@avsc.jp
電話番号 029-855-7652