研究開発された技術紹介

LEDライト用厚肉プラスチックレンズの製造において、川下企業からの急激な数量増加とコストダウン要求に応えるため、インサート・多層成形等の組合せによる循環式複合成形による低コスト・ハイサイクル成形と、同期制御技術の確立を目指す。同時に金型内センサと成形パラメータのモニタリングを行い、MT法によるデータ解析にて成形パラメータの変動を発生と同時に検知する事で「不良を作らない」高生産性システムの確立を目指す

インサート・多層成形等の組合せによる循環式複合成形による低コスト・ハイサイクル、高品質成形と、同期制御技術の確立および成形データの解析により機能検査を実施しなくても、製品の良否判別を行う

(新技術)
・成形サイクルを1/4以下
・転写が良く、金型修正無し
・自社で同期制御が可能
・抜き取りでの機能検査

(新技術のポイント)
・多層成形によるハイサイクル、高転写の実現
・成形機をスレーブ化しEtherCAt通信による同期制御
・Mt法による良否判別

・多層成形による低コスト・ハイサイクル・高品質生産システムの開発
成果：同生産スペースで生産性が4倍になった。また、本生産システムによりレンズ表面上の微細転写が容易となった事により製造条件幅が広くなり、より製品品質が安定する加工条件が設定でき、不良の発生率が低くなった

・高品質生産性システムによる安定供給技術の開発
成果：成形金型内データの分析により、製品を金型内から取り出した直後に製品の良否判別が可能となり、不良が出る直ぐにと設備を止めることが出来不良を造り続ける事が防止出来た

・厚肉偏肉照明用レンズ
・意匠性優先のデザインレンズ
・不良の良否判別
・製品品質の傾向管理
・EtherCAtを用いた同期制御と自動化

事業化に向けた補完研究を実施中。事業化へ向けて調整中。

・冷却時間を短縮できます
・アンダーカット形状を成形できる
・製品の全数機能評価を無くす事ができる
・金型メンテナンス時期をデータで確認できる
・自社で製造工程をカスタマイズできる

事業化に向けた補完研究を実施中。事業化へ向けて調整中。