文字サイズ
標準
色の変更

サポイン技術紹介

  1. トップ
  2. サポイン技術検索
  3. 移植に有効な大型の軟骨組織培養を高効率に形成することが可能に!

情報処理

移植に有効な大型の軟骨組織培養を高効率に形成することが可能に!

大阪府

株式会社ジェイテックコーポレーション

2020年4月13日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 再生医療等に用いる大型の軟骨組織を高効率に形成する細胞培養システムの開発
基盤技術分野 情報処理
対象となる産業分野 医療・健康・介護
産業分野でのニーズ対応 高性能化(信頼性・安全性向上)、高効率化(人件費削減)、低コスト化
キーワード 再生医療、創薬スクリーニング、自動化装置、3次元細胞培養、軟骨培養
事業化状況 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中
事業実施年度 平成23年度~平成24年度

プロジェクトの詳細

事業概要

再生医療では加齢やスポーツなどによる怪我で生じた変形性関節症等に対して現状の治療法には限界があり、これらを解決する大型の培養軟骨への期待は大きい。そこでこれらニーズに応えるため、移植に有効な大型の軟骨組織を高効率に形成する3次元細胞培養に関する制御ソフトウェアを高度化し、CPC不要の細胞培養システムを開発する。本装置により、再生医療等の先端医療技術だけでなく新薬の研究開発・実用化に大きく寄与する。

開発した技術のポイント

移植に有効な大型の軟骨組織培養を高効率に形成するために3次元培養工程の中の3次元培養に関する制御ソフトウェアの開発に成功。
(新技術)
3次元培養に関する制御ソフトウェアを開発する
(新技術の特徴)
・分取分注シリンジ動作制御が可能である
・細胞塊をストレスなく微少重力下で培養することが可能

具体的な成果

・大型細胞塊の位置制御ソフト(CFC)及び培養液交換制御(FmE)ソフトウェアの開発、本事業で開発した3次元培養装置への組み込み
‐従来の静置培養に比べて湿重量で5倍以上、培養時間を1/3以上の短縮を実証した
・専用CO2インキュベータ付属のセルプロセッシング・アイソレータの開発
‐CO2インキュベータを含むセルプロセッシング・アイソレータ本体内の除染の有効性を確認した
・前処理用培養液交換ユニット、遠心分離機の開発─すべての培養工程を閉鎖系で実施できる細胞培養システムの目処が立った

研究開発成果の利用シーン

・従来の静置培養に比べて効率的に3次元培養可能な細胞培養装置が提供可能。
・すべての培養工程を閉鎖系で実施できる機能を有し、CPCのような特別なヒト細胞専用培養施設が不要な本3次元細胞培養装置を含む再生医療向け細胞培養システム

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

・本研究では、3次元細胞培養装置の開発により、大型の軟骨組織の3次元培養の技術的目処が立つとともに、セルプロセッシング・アイソレータの除染機能の確認も実施した
・耳鼻部の欠損患者に移植可能な30mm大の大型ヒト弾性軟骨デバイスの培養が可能になり、現在臨床試験に向けた準備を推進中。

提携可能な製品・サービス内容

設計・製作、製品製造、共同研究・共同開発、技術ライセンス、技術コンサルティング

製品・サービスのPRポイント

・従来の静置培養と比較して5倍以上の大型組織培養が可能
‐従来の静置培養に比べて湿重量で5倍以上の大型組織培養
‐培養時間を1/3以上に短縮可能、また100%正常細胞を実を実現した
・より生体に近い3次元培養によるドラッグスクリーニングが可能となり、移植に有効な大型の培養軟骨が作製可能
‐2次元培養と比べ生体に近い3次元培養によるドラッグスクリーニング法に適用可能である
・実験動物を用いた毒性試験の代替である肝毒性試験法が適用可能
‐薬剤性肝障害は最も大きな副作用の一つであり、正常動物を用いた毒性試験では再現できないケースが多い
‐本培養システムの活用により、実験動物を用いた毒性試験の代替法となる肝毒性試験法に適用可能である

今後の実用化・事業化の見通し

・ヒト耳介にある軟骨膜から採取した軟骨前駆細胞を3次元細胞培養装置を用いることにより、スキャホールドフリーの30mm大いの大型軟骨組織を再構築させ、組織学的試験、生化学的試験、力学的試験、非臨床安全性試験などの品質・安全性確認や特性解析を実施中であり、本組織を用いた頭頚部欠損患者の再生医療臨床試験の実施を計画中。

実用化・事業化にあたっての課題

前臨床データや非臨床安全性データの取得と薬事規制に対する根拠提示、またその後の臨床治験届の作成。さらには企業主導治験を実施する企業探索。

事業化に向けた提携や連携の希望

企業主導治験を実施し、本ヒト弾性軟骨組織の製造販売する企業との連携。

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 株式会社ジェイテック
事業管理機関 特定非営利活動法人近畿バイオインダストリー振興会議
研究等実施機関 株式会社ジェイテックコーポレーション 開発センター
国立研究開発法人産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門
国立大学法人大阪大学 大学院工学研究科 生命先端工学専攻

サポイン事業者 企業情報

企業名 株式会社ジェイテックコーポレーション(法人番号:5140001023717)
事業内容 各種自動細胞培養装置及び放射光用x線ミラーの製造販売
社員数 38 名
本社所在地 〒567-0086 大阪府茨木市彩都やまぶき2-5-38
ホームページ http://www.j-tec.co.jp
連絡先窓口 営業部 営業企画グループ 森田健一
メールアドレス kenichi.morita@j-tec.co.jp
電話番号 072-655-2786