バイオ
工場廃水処理過程における余剰汚泥の発生しない有機排水システムを開発
東京都
株式会社三水コンサルタント
2020年3月23日更新
プロジェクトの基本情報
プロジェクト名 | 微生物生育システムの制御による高効率水質浄化技術の研究開発 |
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基盤技術分野 | バイオ |
対象となる産業分野 | 食品、化学品製造 |
産業分野でのニーズ対応 | 高効率化(人件費削減)、低コスト化 |
キーワード | 水処理技術、発生汚泥削減 |
事業化状況 | 研究中止または停滞中 |
事業実施年度 | 平成22年度~平成24年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
食料品製造業、化学工業の廃水処理技術では1エネルギーの多消費2産業廃棄物の多量排出によって大きなコスト負担という課題を抱えている。本研究開発では、嫌気発酵リアクターを開発し、嫌気発酵と好気分解を組み合わせるプロセスを実現し、産業廃棄物の大幅削減、電気代・薬品代の大幅削減を行い、環境対応に関する低コスト化を実現するため、嫌気発酵と好気分解を容易に制御する次世代型高効率廃水処理システムを開発する
開発した技術のポイント
余剰汚泥をほとんど排出しない有機廃水処理システムを確立する
⇒SiB(Sansui improved Bioreactor)処理技術による有機廃水処理システム
(新技術)
廃水処理設備の処理経路の中に汚泥削減のメカニズムを組み込む
(新技術の特徴)
・余剰汚泥減量のための付加設備及び運転は不要である
・運転管理が容易なため、専任の運転員は不要である
具体的な成果
・SiB処理技術の確立させる-効率的な内生代謝による自己消化により余剰汚泥発生量を減少
-高MLSS保持リアクターと好気リアクターを交互に配置する
-曝気風量はiP処理技術(基盤技術)よりやや多めに設定し、制御因子の調節はほとんど必要としない
研究開発成果の利用シーン
食品工場等の高濃度有機排水の除外施設として、産業廃棄物の大幅削減、電気代・薬品代の大幅削減、および環境対応に関する低コスト化が期待できる。
実用化・事業化の状況
事業化状況の詳細
・収益性が見込まれないこと、実施機関の会社閉鎖により本事業に係る活動を中止
提携可能な製品・サービス内容
技術コンサルティング
製品・サービスのPRポイント
・ランニングコスト削減
-活性汚泥法(従来技術)と比較し、余剰汚泥発生量が少なく産業廃棄物処理費及び薬剤費が大幅に減少できる
・施設のコンパクト化が可能
-活性汚泥法(従来技術)と比較し、高容積負荷(約3倍)での運転が可能である
・維持管理が容易
-維持管理が容易で安定運転が可能なため専任の運転要員を必要としない
今後の実用化・事業化の見通し
今後の実用化・事業化の見通しが立っていない。
実用化・事業化にあたっての課題
人員体制(人手不足)
プロジェクトの実施体制
主たる研究等実施機関 | 株式会社三水コンサルタント 東京支社 |
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事業管理機関 | 株式会社三水コンサルタント 東京支社 |
研究等実施機関 | アイ・トリート有限会社 |
参考情報
主たる研究等実施機関 企業情報
企業名 | 株式会社三水コンサルタント(法人番号:7120001064604) |
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事業内容 | 下水道河川事業、上水道事業、環境事業 |
社員数 | 150 名 |
本社所在地 | 〒112-0002 東京都文京区小石川5丁目5番5号 |
ホームページ | http://www.3wcon.co.jp/ |
連絡先窓口 | 伊澤康 |
メールアドレス | y.izawa@3wcon.co.jp |
電話番号 | 03-5976-9060 |
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