情報処理
人と機械(主にAIシステム)が共に進化する未来社会実現の推進と、新リスクに対する安全安心を維持するための基盤技術を開発
愛知県
株式会社ヴィッツ
2026年2月5日更新
プロジェクトの基本情報
| プロジェクト名 | 機械の潜在能力を持続的に向上させる共進化(Co-evolution)ガイドラインの研究開発 |
|---|---|
| 基盤技術分野 | 情報処理 |
| 対象となる産業分野 | 医療・健康・介護、環境・エネルギー、自動車、ロボット、農業、産業機械、情報通信、スマート家電、工作機械、物流・流通 |
| 産業分野でのニーズ対応 | 高性能化(既存機能の性能向上)、高性能化(信頼性・安全性向上)、高効率化(同じ生産量に対するリソースの削減)、高効率化(工程短縮)、高効率化(生産性増加) |
| キーワード | 共進化ガイド、AIセーフティ、未来予測検証、タスク最適化、Well-being向上 |
| 事業化状況 | 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中 |
| 事業実施年度 | 令和4年度~令和6年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
人と機械が相互に学習・適応する共進化システムを安全に設計・運用するため、1.相互合意形成のガイドブック(HMCES)を整備、2.仮想空間で検証可能な共進化プラットフォームを構築、3.協働ロボット・構内搬送・対話型AI・統括コントロールの例示アプリを開発し、効果を評価した。
開発した技術のポイント
・ガイドブック
-共進化のライフサイクルに沿う推奨事項を整理し、既存規格との補完関係と評価指標を明確化。
・検証プラットフォーム
-人間モデルを搭載し、未来予測・網羅検証・加速検証を実装。
・例示アプリ
-協働作業・搬送最適化・対話支援・統括制御を一体で検証可能にした。
具体的な成果
・共進化ガイドブック
-共進化システムに関する推奨事項を、システムライフサイクルに合わせて整理
-Human-Machine-Teaming、AI倫理、協調安全、レジリエンスエンジニアリング等の技術エッセンスを参考に、進化し続けるシステム向けに統合整理
標準化活動との連携実施。国内外にガイドブックならびに研究活動を紹介済
・共進化システム検証プラットフォーム
-仮想技術を用いて、進化の先の未来を検証するシステムを開発
-未来予測・網羅検証・加速検証機能を搭載。人間モデルによる個性に対応
-「共進化システムの安全性および効率性評価環境」に関する特許出願中
・例示アプリケーションによる評価結果
-人とロボットが協働する工場内の作業や運搬を模擬した例示システムを開発
-仮想環境内で人やロボットを増産し、進化させ、生産性・安全性等を評価
-「動的情報統合による優先度付き配送タスク最適化」に関する特許出願中
知財出願や広報活動等の状況
・知財戦略の状況
-共進化評価システム:出願番号「特願 2025-018329」/国際出願番号「PCT/JP2025/6027」
-移送タスク管理システム:出願番号「特願 2025-023677」/国際出願番号「PCT/JP2025/6028」
・広報・販促活動の状況
-SafeComp・DAC等で紹介、ISO/IEC JTC1/SC42と共有
研究開発成果の利用シーン
・製造現場の協働
-人とロボットの同一空間協働の安全性・生産性評価
・物流・構内搬送
-優先度付き配送タスクの最適化検証
・運用設計
-統括コントロールにより複数モジュールの調停・最適化
・設計審査
-仮想空間での未来予測・網羅検証を用いたリスク低減
実用化・事業化の状況
事業化状況の詳細
ガイドブックの一般公開検討とともに、検証プラットフォーム・コンサルテーションの事業化計画を策定。令和7年度以降にサンプル出荷・追加研究・設備投資・量産・販売を段階化し、売上高・数量の見込みを設定。製造・物流向けに提供し、ライセンス付与も視野に入れる予定である。
提携可能な製品・サービス内容
設計・製作、試験・分析・評価、共同研究・共同開発、技術ライセンス、技術コンサルティング
製品・サービスのPRポイント
・共進化ガイドブック
-人ー機械の協調安全・レジリエンス等を統合し、実務で使える推奨事項を体系化
・検証プラットフォーム
-人間モデル対応、未来予測・加速検証で導入前評価を高速化
・例示アプリ
-現場に近いシナリオで生産性・安全性を数値で比較可能
今後の実用化・事業化の見通し
共進化ガイドブックとプラットフォームを無償/有償の組合せで普及させ、導入障壁を段階的に低減する方針。検証環境の需要拡大を背景に、製造・物流から横展開し、知財を武器にエンジニアリング/コンサル事業を拡大する計画である。
実用化・事業化にあたっての課題
適用分野の拡大、未知のリスクに対する動的評価、実装運用プロセスの具体化が課題である。プラットフォームは標準アプリのインタラクション要素・編集自由度の強化と社会浸透が必要。進化と変化の区別は未整理で、今後は人の行動・思考のデータ化と適切なインタラクション量の定量評価手法の確立が重要である。
プロジェクトの実施体制
| 主たる研究等実施機関 | 株式会社イマジナリー |
|---|---|
| 事業管理機関 | 公益財団法人中部科学技術センター |
| 研究等実施機関 | 株式会社イマジナリー(㈱ヴィッツに承継) 国立大学法人東海国立大学機構 合同会社Gomes Company 株式会社アトリエ 株式会社ヴィッツ 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
| アドバイザー | 株式会社アイシン 三菱電機株式会社 一般財団法人日本自動車研究所 スズキ株式会社 コベルコ建機株式会社 株式会社 UL Japan 株式会社明電舎 DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社 |
主たる研究等実施機関 企業情報
| 企業名 | 株式会社ヴィッツ(法人番号:9180001045035) |
|---|---|
| 事業内容 | 制御ソフトウェアエンジニアリングサービス、自動運転/先進安全向けシミュレーション技術による開発支援、組込セキュリティサービス |
| 社員数 | 172 名 |
| 生産拠点 | 本社(愛知県名古屋市)、その他札幌、大阪、長野、横浜に支社、沖縄に分室がある |
| 本社所在地 | 〒460-0004 愛知県名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル12階 |
| ホームページ | https://www.witz-inc.co.jp/ |
| 連絡先窓口 | 株式会社ヴィッツ・森川聡久 |
| メールアドレス | morikawa@witz-inc.co.jp |
| 電話番号 | 052-957-3331 |
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