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情報処理

電磁波を嫌う環境、水中などの電磁波が通じない環境下で使用可能なLED照明による光無線LANシステム

山口県

JRCS株式会社

2020年4月12日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 電波が使い難い環境下においてLED照明光通信技術を用いて複数端末が同時接続可能な光無線LANを実現するための組込みソフトウェアの高度化
基盤技術分野 情報処理
対象となる産業分野 医療・健康・介護、自動車、農業、産業機械、工作機械
事業化状況 実用化間近
事業実施年度 平成25年度~平成27年度

プロジェクトの詳細

事業概要

危険作業現場等では、スマートフォン等の携帯情報端末を活用した業務支援アプリケーションへの強いニーズがある。しかしながら、電波が届きにくい空間では利用が制限される課題があった。そこで、照明器に通信機能を持たせる可視光通信技術と電力線搬送技術を融合させ、世界で初めて複数端末を同時接続可能な双方向光無線LANアクセスポイント機能を持ったLED照明器を実現するための組込みソフトウェアを高度化する

開発した技術のポイント

光無線LANアクセスポイント機能付きLED照明器に交換するだけで実現する光無線LAN環境
(新技術)
光無線LANアクセスポイント機能付きLED照明器
(新技術の特徴)
船舶内や電磁環境が確立しにくい環境下で携帯情報端末による様々なソリューションの提供

具体的な成果

・複数台同時接続可能な双方向光無線LANシステムの開発
‐通信速度:下り(1.86Mbps)/上り(1.12Mbps)
‐同時接続数:5台
‐通信距離:3.1m
・LED照明評価と光無線LANシステムの評価
‐LED照明としての評価:配光・照度・色彩共に照明器具としてJIS規格に適合
‐船級取得への評価:振動、温湿度、EMC、電圧
‐周波数変動試験とも船級に適合
・携帯情報端末に装着可能な小型送受信モジュールの開発
‐一般的なスマートフォンの約70%のサイズに小型化

研究開発成果の利用シーン

・船舶に搭載されたエンジンや発電機の調整、ポンプ・モーター等の日常点検や修理・メンテナンスへの活用
・手術室やICUで使用される医療機器間の通信への活用

実用化・事業化の状況

製品・サービスのPRポイント

・電波が使用し難い環境下(Wi-Fiが使用不可の環境)でも、光が届く範囲でネットワークにアクセスが可能である
・無線電波による微弱な電磁波の影響を極力抑えたい環境(医療・発電所、データセンター等)であっても、電磁波を出さない光無線LANシステムは安心して使用することが可能である

今後の実用化・事業化の見通し

・寄港国の電波法に抵触せず、船内で乗員の利便性の向上が図れ、実船試験の要望を複数の船社より受けている
・照明光無線LANシステムは既存の有線LANと接続する事で電力線通信が使用できない船舶においても船内の複数箇所との通信が図れWi-Fi機器と同等な無線通信が利用可能となる
・トランシーバーとの置換えや、画像・動画送信機・監視カメラ機器等との組合せにより、市場性は更に高まる
・船舶以外の分野への展開として、最大限のメリットが得られる分野は医療ではないかと考えている

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 JRCS株式会社
事業管理機関 地方独立行政法人山口県産業技術センター
研究等実施機関 株式会社アイデンビデオトロニクス
学校法人早稲田大学
地方独立行政法人山口県産業技術センター

サポイン事業者 企業情報

企業名 JRCS株式会社
本社所在地 山口県下関市東大和町一丁目2-14