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精密加工

ウルトラハイテン材のスプリングバックを制御し、自動車部品用の金型設計を迅速化

静岡県

マルスン株式会社

2020年3月20日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 省エネ超軽量自動車向けウルトラハイテン材のスプリングバック制御可能なプレス金型設計システムの開発
基盤技術分野 精密加工
対象となる産業分野 自動車
事業化状況 研究実施中
事業実施年度 平成21年度~平成21年度

プロジェクトの詳細

事業概要

環境保護および昨今の経済状況の観点から、自動車メーカには軽量化と衝突安全性、低コスト化の同時成立が極限まで求められている。しかしこれを解決する980MPA以上のウルトラハイテンのプレス加工では、スプリングバック量が飛躍的に大きくなって形状予測が難しく、適用拡大の妨げになっている。省エネ超軽量自動車向けウルトラハイテン対応の金型設計システムの開発により高度化目標を達成する

開発した技術のポイント

ウルトラハイテン材プレス成形用金型の設計精度向上、迅速化
・スプリングバックの予測精度の向上
→現状:金型手直し回数5~7回→目標:トライレス化
・スプリングバックの迅速測定技術の開発
→現状:測定時間4~6時間→目標:-10分程度
(新技術)
・スプリングバックの予測精度の向上
・スプリングバックの迅速測定技術
→トライレス化・金型製作のリードタイムやコストの削減

具体的な成果

・成形品の形状予測精度を大幅に改善
‐ウルトラハイテンの特異性を把握
‐バウシンガ測定値を適用したシミュレーション設計により、最初の設計で成形品の形状予測精度を改善(72.61%→83.06%)
‐温度測定により、シミュレーションに温度情報を与える手段を獲得
・トライプレス品の形状測定時間を大幅短縮
‐自動車部品のプレス品の形状測定について、測定子の交換、分断データの統合化処理を自動的に行う装置を導入
‐測定時間を従来の9時間から3.5時間に大幅短縮
‐3次元的なスプリングバック量の初期段階の測定も、3Dカメラのデータ解析により大幅な時間短縮
・金型の修正設計の時間を短縮
‐トライプレス結果と製品形状の誤差分の修正を自動で行う、金型の自動修正装置を導入
‐結果、金型修正設計時間を大幅短縮(作業例:従来2時間→15分)
‐自動修正装置と経験ノウハウの融合により、金型修正設計の大幅な迅速化が見込める

研究開発成果の利用シーン

自動車用ウルトラハイテン部品の金型設計・製作に使用

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

・H25年度の実用化に向けて、補完研究を継続
・試作機・サンプルなし

製品・サービスのPRポイント

・強度・剛性向上:インナーパネルは従来の1.5から2倍の強度
・小型化・軽量化

今後の実用化・事業化の見通し

ウルトラハイテン部品の精度向上に向効果け、システムの改善に取り組んでいる
・継続してウルトラハイテン部品の精度向上に向け、システムの改善に取り組んでいる
・特に、川下のニーズに応じて精度向上に取り組んでいく

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 マルスン株式会社 本社工場
事業管理機関 JFEテクノリサーチ株式会社
研究等実施機関 国立大学法人東京農工大学
静岡県工業技術研究所
JFEテクノリサーチ株式会社

サポイン事業者 企業情報

企業名 マルスン株式会社
事業内容 自動車用プレス金型製造
本社所在地 静岡県富士市依田橋90-1
ホームページ http://marusun-g.co.jp
連絡先窓口 総務課主事 堀内昭
メールアドレス june@marusun-g.co.jp
電話番号 0545-53-3426