研究開発された技術紹介

冷蔵、冷凍を必要とする食品を陸→海→陸間を連続輸送させるため現在達成できていないトラックの電動冷凍、冷蔵装置をトラックエンジンで駆動出来る超小型、高出力、高効率、発電機と制御装置により駆動し、更に食品の長期保存に必要な庫内の最適温度、湿度等の制御技術を完成させる。本装置は陸上では市中電力、輸送時(船舶、トラック)では電力を当発電機より受ける冷蔵、冷凍コンテナとし積荷の載せ換え不要なシステムとする

車載可能な小型、高効率、高出力な発電機を開発し、冷凍車での輸送時にアイドリング～高速時のエンジン回転数によらず一定電圧に制御することを可能とする

(新技術)
・1個の小型トランジスターで実現した車載電源制御装置
・低速時と高速時での巻線切替式による電圧一定化

(新技術のポイント)
2種類の巻線を切替えることで、低速時に出力を大きくし、高速時には電圧の過大上昇を防止

・小型・高効率・低コストな車載発電機の制御装置を開発
‐車載発電機の制御装置を小型トランジスター1個で実現
‐低速時と高速時での電圧一定化を巻線切替で可能にするシステムを完成

・冷凍車による発電制御ユニットの耐久試験
‐発電機と制御装置ユニットを搭載した冷凍車の運行評価にて、予冷時間の大幅短縮と庫内温度一定維持性能に優れていることを確認

実用新案登録第3218459号

・車載冷凍機用の発電機・制御システム
・コンテナ内を安定な温度に維持可能な冷蔵・冷凍トラック
・高品質な生鮮品運送サービス

・アイドリング時から高速時までのエンジン回転数によらず、トラックの冷蔵・冷凍庫に必要な一定の電力を供給し、コンテナ内温度を精度良く安定に保った状態で生鮮品を輸送
・食肉類・魚介類・花卉・野菜類など様々な生鮮品に対して、冷凍～冷蔵～低温まで最適な温度状態で品質維持

・物流企業の営業冷凍車に搭載した実証試験と、第三者実証期間での検証の後に、物流企業で採用の見込み
・水力発電、または風力や海流等の発電などの自然エネルギーによる発電に展開できないか検討中

資金面

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