研究開発された技術紹介

監視用として高感度、高精細カメラ及びオンライン高精度顔認証システムに対して大きなニーズがある。本計画は現在明確なニーズのある警察用の0.01ルックスの照度(ほぼ暗闇)でもオンラインで顔認証をできるシステムの開発を行う。カメラはハイビジョン画質の撮像が可能な世界最小のものを小型高密度集積化技術の高度化により開発し、クラウド上で高セキュリティの顔認証をする技術を確立する。よってニーズに対応することを目指す

パトロールを行う警官がカメラを装着し、スマートメディアを介して、クラウドサーバによりリアルタイムで危険人物の顔認証、特定を行い、アラートを発するシステム

(新技術)
モバイル機器を用いた高感度高セキュリティ顔認証システム

(新技術のポイント)
・2.8型では世界最小クラスのカメラモジュール
・撮影から顔認証までワンシーケンスのシステムを構築

・高感度カメラの開発‐
2.8型では世界最小クラスでのカメラモジュールを実現し、ノイズ対策、最適化も完了
‐低照度環境下でのチューニングも実施済みであり、0.01ルクス環境下で撮影可能なレベルを達成

・高セキュリティ顔認証システムの開発
‐顔認証エンジン「Luxand Face SDK」を採用し、撮影から顔認証までのワンシーケンスのシステムを構築
‐タブレットは、初期の量産製品化を確実に行うためにwindowsタブレットを先行開発し、量産製品化の過程でAndoroidを追加予定
‐新セキュリティシステム「スマートイン」をサーバ、端末に実装

パトロールを行う警官がカメラを装着し、スマートメディアを介して、クラウドサーバによりリアルタイムで危険人物の顔認証、特定を行い、アラートを発するシステム

・カラー・ハイビジョン動画をほとんど暗闇程度の低照度(0.01ルクス、警官が夜間警邏中でも十分使用できる感度)で撮像できるカメラ
・特殊な端末を用いない、モバイル機器を用いた顔認証システム

終了時の段階：事業化に向けた開発段階
最終年度にデモ機を13台製造し、川下企業を含めて市場ニーズをヒアリング