情報処理
3次元CADデータの解析処理時間を大幅に短縮化できる自動メッシュ作成ソフトウェア
大阪府
インテグラル・テクノロジー株式会社
2020年4月21日更新
プロジェクトの基本情報
プロジェクト名 | CADデータの幾何学的分析アプローチによる3次元形状認識技術を用いたヘキサメッシュを主とするソリッドメッシュの自動生成ソフトウェアの開発 |
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基盤技術分野 | 情報処理 |
対象となる産業分野 | 医療・健康・介護、自動車 |
事業化状況 | 実用化に成功し事業化に向けて取り組み中 |
事業実施年度 | 平成26年度~平成28年度 |
プロジェクトの詳細
事業概要
製造業における設計・開発・製造等の各過程における必須の要件であるシミュレーション技術において、従来困難といわれていたヘキサメッシュを主とする3次元メッシュ生成ソフトウェアにより、研究・開発・製造等の各過程の生産性向上を実現する。3次元形状認識技術を活用し、CADデータからの自動メッシュ生成を可能とするソフトウェアの開発を行う
開発した技術のポイント
独自の3次元形状認識技術を織り込んだヘキサメッシュ生成を自動的に行うことができるソフトウェアの開発
(新技術)
・独自の形状認識技術、ペア面認識技術、端部面認識技術、エラーメッシュ修正技術
・メッシュ作成高速化技術
(新技術の特徴)
ペアを抽出できるモデルに対してヘキサメッシュ生成を可能とし、自動処理ができることで時間の短縮に繋がる
具体的な成果
・ヘキサメッシュ生成ソフトウェアの開発
‐形状認識、ペア面の抽出、中立位置へのメッシュ作成、エラーメッシュ修正、中立メッシュからヘキサメッシュへの押し出し作成の精度を上げるための開発を行い、従来ヘキサメッシュ生成が不可であったモデル(特に板物の形状)について、ヘキサメッシュ生成が可能となった
・メッシュ生成高速化の開発
‐従来外部ソフトのコマンドに頼っていた部分を、C++のプログラミング言語で機能開発することにより置き換え、外部ソフトとの通信時間を削減したことで、プログラム単体の処理時間が14%減少した
‐部品を複数に分割し、並列で処理を実行できるようにプログラムを変更することで、ひとつにかかる処理時間を減らし、並列実行でのトータルの処理時間50%以上短縮を実現させた
研究開発成果の利用シーン
ヘキサメッシュ生成ソフトウェア
実用化・事業化の状況
製品・サービスのPRポイント
・独自の形状認識技術の利用
‐従来製品では生成できないモデル(特に板物の形状)でもヘキサメッシュの生成が可能
・高速なメッシュ作成
‐外部ソフトとの通信時間の削減により処理時間が14%減少
‐並列処理によるトータル処理時間が50%以上減少
今後の実用化・事業化の見通し
・一定モデルでのヘキサメッシュ生成が可能となり、今後も未対応形状に対するアプローチを検討する
・外部ソフトによるコマンドをC++へ置き換えることで、さらなる処理時間の短縮を行っていく
・基盤技術を開発できたことにより、追加開発を行いながらユーザへの提案・販売活動につなげていく
・今回開発した形状認識技術を用いて、ものづくり業界全体や医療分野などの新たな事業分野への展開を図る
プロジェクトの実施体制
主たる研究等実施機関 | 株式会社インテグラル・テクノロジー |
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事業管理機関 | 特定非営利活動法人CAE懇話会 |
研究等実施機関 | インテグラル・テクノロジー株式会社 株式会社アイカムス・ラボ 特定非営利活動法人CAE懇話会 国立大学法人大阪大学 |
参考情報
主たる研究等実施機関 企業情報
企業名 | インテグラル・テクノロジー株式会社 |
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事業内容 | ソフトウェア受託開発、HyPeRWoRksのカスタマイズ |
本社所在地 | 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2丁目2番2号近鉄堂島ビル19階 |
ホームページ | http://www.integral-technology.co.jp |
連絡先窓口 | 開発室 有賀裕晃 |
メールアドレス | hiroaki_ariga@integral-technology.co.jp |
電話番号 | 06-6131-5881 |
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