文字サイズ
標準
色の変更

サポイン技術紹介

  1. トップ
  2. サポイン技術検索
  3. ソフトウェア資産の蓄積と再利用により、アルゴリズムから組込みソフトウェアを効率よく開発する手法を提案

情報処理

ソフトウェア資産の蓄積と再利用により、アルゴリズムから組込みソフトウェアを効率よく開発する手法を提案

宮城県

トライポッドワークス株式会社

2020年3月20日更新

プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 「アルゴリズム」からの、組込みシステム向け「試作/製品用ソフトウェア」の実装に関する研究開発
基盤技術分野 情報処理
対象となる産業分野 医療・健康・介護、環境・エネルギー、自動車、ロボット、情報通信、スマート家電、光学機器
事業化状況 実用化に成功し事業化間近
事業実施年度 平成21年度~平成21年度

プロジェクトの詳細

事業概要

高度な研究段階のアルゴリズムから実際の組込みシステムで検証するまでの所要時間の短縮化を目指し、研究過程で作成される未整備の関数群を可視化し、機能関連毎に分類することによってライブラリ化する。そして、プロトタイプや製品レベルで使用可能な抽象度の高いライブラリ関数を組み合わせたモデル化手法を用いた開発技術手法を研究開発する。また、機能ブロックレベルのライブラリ群:MODELCOREを用意し再利用性を高める

開発した技術のポイント

アルゴリズムから試作機や製品に実装される組込みソフトウェアを効率よく開発する手法を確立する
・アルゴリズムから、試作機や製品を設計・開発する技術・手法の研究開発
・アルゴリズムモデル(M-File)を基にした関数ライブラリの開発
・モデルコア(ModelCore)の開発
・プロトタイプシステムの開発…工程時間を約30%削減
(新技術)
(特徴)
・要素技術→プロトタイプ開発→プロダクト開発の工期短縮
・組込みソフトウェアの再利用の促進
・開発工程への中小企業の参画促進

具体的な成果

・アルゴリズムから、試作機・製品の設計・開発までの技術的手法の研究開発
‐従来、「研究」、「試作」、「開発」に分離していた各フェーズに「モデル化」フェーズを追加し、介することにより、循環型サイクルを構築した
‐「モデル化」フェーズのプロセス設計を進め、「研究」フェーズから得られたソフトウェア資産を蓄積し、「試作」・「開発」フェーズで利用することにより、資産価値向上、ノウハウ蓄積を可能とした
・アルゴリズムモデルを基にした関数ライブラリの開発‐汎用PC向け、特定用途向け等、計4プラットフォーム向けのライブラリ開発と、110の関数開発を行った
・モデルコアの開発
‐プログラムの再利用率を高めるため、大きな機能単位で、設計に利用可能な関数を組み合わせたモデル(モデルコア)を開発した
‐アプリケーションとライブラリの境界を明確にし、アプリケーション部ではモデル駆動開発手法を採用して開発することにより、ソフトウェアの可視化、再利用性の向上を達成した
・プロトタイプシステムの開発
‐開発したソフトウェア資産(関数ライブラリ、モデルコア)を用いて実際の組込み開発を行い、各フェーズにおける検証を行った結果、本開発では約8割の再利用率を確認し、提案したソフトウェア資産の開発手法及び再利用技術の有効性を証明した

知財出願や広報活動等の状況

・出展:組込み総合技術展(H23.1)
・新聞・雑誌:「世界をリードする医療機器開発拠点」(仙台経済界2012復興元年)、日本経済新聞(H24.1.11)
・受賞:七十七銀行「七十七ニュービジネス助成金」(H23)

研究開発成果の利用シーン

スマートフォンやWEBカメラ等の安価なカメラデバイスを利用したアプリケーションもしくはマイクロPC等のアプライアンス製品に組み込まれるソフトウェアを効率的に開発

実用化・事業化の状況

事業化状況の詳細

・H24年度の事業化を目指す
・画像圧縮転送装置「Med.i.Compressor」の試作機あり(有償)
・「バイオメトリクス認証アプリケーション」のトライアル版を開発中

製品・サービスのPRポイント

・低コスト化:モジュールを部品化することにより、再利用率7割、不具合発生率5割削減を実現
・納期短縮:開発工程における5割の期間削減
・高速化:MATLABにおける実行速度を大幅短縮(例:実装前26秒→実装後0.066秒)

今後の実用化・事業化の見通し

試作開発と補完研究を継続しつつ、協議会設立等を通じて事業化への動きを加速する
・大手研究メーカーからの試作開発及び補完研究を継続する。また、引き続き東北大学と共同で検討・調査を進め、産業分野に特化した研究開発を継続し、最適なアルゴリズムや手法の確立を目指す
・地域企業による研究シーズの利用促進と、東北の産業全体の高度化と活性化に向け、「MTOP画像技術推進協議会(仮称)」を設立(H24.4予定)する。開発パートナーによる付加価値を持った開発と保守・運用活動を支援しながら体制面の強化を図る
・知財関連の調整を行った後、パートナー各社のこれまでの試作品をベースに、産業特化した技術を武器に、事業化を加速する

プロジェクトの実施体制

サポイン事業者 トライポッドワークス株式会社
事業管理機関 東北イノベーションキャピタル株式会社
研究等実施機関 国立大学法人東北大学 情報科学研究科
東杜シーテック株式会社
バイスリープロジェクツ株式会社

サポイン事業者 企業情報

企業名 トライポッドワークス株式会社
事業内容 セキュリティソリューション事業、先端技術開発事業等
本社所在地 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-1-41カメイ仙台中央ビル7F
ホームページ http://www.tripodworks.co.jp
連絡先窓口 経営管理部長 大久安幸
メールアドレス y.daihisa@tripodw.jp
電話番号 022-227-5680