(2) 自力で賄えないケース


③ 担保条件等

 借入にあたり担保や保証人が必要な場合があります。あなたの会社の担保の状況はどうなっていますか。下記の表を作って見ましょう。


表 担保の状況

 (単位:千円)

担保科目

担保評価額 I

先順位担保権 II

担保価値
(I―II)

備 考

土地

   

 

   

 

建物

        

     

有価証券

  

     

その他

   

  

 

合 計

       


 担保条件の検討例として、中小企業金融公庫の通常の災害復旧貸付の場合を下記に例示します。80百万円を上限として、貸付額の75%まで担保免除の特例があります。担保評価額を①とすると、借入可能金額の上限は次のとおりです。災害復旧貸付の貸付限度は1社当たり150百万円です。担保条件に問題があっても、災害時には「特別相談窓口」に相談に行きましょう。


表 担保条件の例

(単位:百万円)

担保価値†1

担保徴求免除額

借入可能金額の上限

(①×3)≦80百万円の場合

①×4

(①×3)>80百万円の場合

①+80百万円


返済原資の計算     5.3 緊急事態発生時のキャッシュフローの算定