令和7年度ローカル・ゼブラ事業の概要について

令和7年7月29日更新

※実証事業における実証地域の募集を開始しました。(令和7年7月24日)

令和7年度ローカル・ゼブラ事業の概要について以下のとおり公表します。
それぞれの事業における実施内容等の情報は順次更新します。

事業概要

中小企業庁では、ビジネスの手法で地域課題の解決にポジティブに取り組むローカル・ゼブラ企業や地域課題解決事業の重要性と、多様な関係者との協業を実現し、必要な資金や人材を確保するための考え方や、社会的インパクトの可視化の重要性をまとめた「地域課題解決事業推進に向けた基本指針」を令和6年3月に策定しました。

本事業では、この基本指針を参考にしながら、ローカル・ゼブラ企業を創出・育成するためのエコシステムを普及・拡大させ、地域経済において共助の枠組みの構築や社会的インパクトが評価される環境整備、ローカル・ゼブラ企業の事業意図や規模に応じた多様な資金や人材といった経営資源の獲得手法の整理を目的とし、主に以下の目標の達成を目指します。

※基本指針についてはこちらから。

実施事業

令和7年度は以下の2事業を実施します。

  1. 令和7年度「中小企業実態調査委託費(ローカル・ゼブラ企業創出・育成のためのエコシステム定着に向けた支援・分析(ローカル・ゼブラ・コミュニティの形成に向けた調査・分析))」
  2. 令和7年度「中小企業実態調査委託費(ゼブラ企業創出・育成のためのエコシステム定着に向けた支援・分析(インパクト評価を用いた連携・支援実証調査))」

事業内容

(1)令和7年度「中小企業実態調査委託費(ローカル・ゼブラ企業創出・育成のためのエコシステム定着に向けた支援・分析(ローカル・ゼブラ・コミュニティの形成に向けた調査・分析))」

  1. 社会的インパクト研究会の実施

    ローカル・ゼブラ企業や地域中間支援組織が域内関係者の理解醸成や域内外の企業等との連携等における社会的インパクトを活用するシーンを想定しつつ、具体的な活用方法や活用推進に向けた課題について、論点を整理し実践・検証をしていきます。

  2. 令和6年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業(地域実証事業)」採択実証機関の状況調査

    令和6年度実証事業終了後の実証機関の事業者に対するフォローアップ、先行事例の調査による成果を整理し、インパクト研究会及びローカル・ゼブラ・コミュニティの形成に向けた議論に必要な情報の提供を行います。

    ※対象機関については以下のとおり。
    令和6年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業(地域実証支援を通じたエコシステム調査事業)」の事業成果報告書

  3. ローカル・ゼブラ・コミュニティの形成事業

    ローカル・ゼブラ企業同士が地域や業種を超えて交流を深める全国規模のコミュニティの形成や在り方を検討します。

(2)令和7年度「中小企業実態調査委託費(ゼブラ企業創出・育成のためのエコシステム定着に向けた支援・分析(インパクト評価を用いた連携・支援実証調査))」

  1. ローカル・ゼブラ企業が活動する地域への経営資源連携実証事業

    ローカル・ゼブラ企業や地域中間支援組織を中心とした、社会的インパクトを起点とする、地域の中堅企業・大企業との連携等によるエコシステム強化のモデルの開発と、同組織を中心としたエコシステム強化実証事業に取り組みます。

    ※実証地域の募集を開始しました。
    令和7年度「ゼブラ企業創出・育成のためのエコシステム定着に向けた支援・分析(インパクト評価を用いた連携・支援実証調査)」に係る実証地域の募集について

  2. ローカル・ゼブラ・カンファレンスの実施

    ローカル・ゼブラ企業、地域中間支援組織の事例紹介や、政策の方向性についての普及を行うカンファレンスを実施します。

  3. 多様な資金調達手法の整理

    ローカル・ゼブラ企業や地域中間支援組織が事業の成長に向けて活用できる多様な資金調達手法や人材獲得手法を調査・分析し、地域での活用に向けた整理を行います。

本件のお問い合わせ先

本事業に関して、質問・相談等ございましたら、中小企業庁商業課までお問い合わせください。

担当課室 所在地及び連絡先
中小企業庁
経営支援部商業課
〒100-8912
東京都千代田区霞が関1-3-1
TEL:03-3501-1511(内線 5361~6)

本発表のお問い合わせ先

中小企業庁経営支援部商業課長 伊奈
担当者: 吉野、藤田、森田、赤間
電話:03-3501-1511(内線 5361~6)

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