資料04 BCPの有無による緊急時対応シナリオ例
(6)建設業(水害)
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BCP導入なし企業 |
BCP導入済み企業 |
想定 |
●小型ビル建設の下請け工務店(従業員10名+臨時作業員10名、社長は市内建設業組合の会長も務める)。 |
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当日 |
●大雨ではあったが、気象情報を収集することなく、通常通り操業。17時過ぎ、町内会長から自宅に避難勧告が伝達される。 |
●社長以下、従業員全員が、河川事務所公表の洪水ハザードマップを見ており、事務所兼自宅が浸水危険地域であることを知っていた。 |
数日間 |
●市役所等が排水ポンプを手配し、2日後に排水が完了する。 |
●翌日、知り合いの工務店の事務所の一室を借り、社長が常駐し情報拠点にする。 |
数ヶ |
●手持ち資金がなく、従業員と臨時作業員の月給、資材の支払いが行えない。また、1ヶ月間は事務所兼自宅の後片付けに追われる。 |
●手持ち資金により、従業員と臨時作業員の月給、資材の支払いを行う。 |