資料12 安否確認の方法
従業員及びその家族との安否確認の方法についての要領例を示す。なるべく多くの方法を確保しておくことが望まれる。
(1)緊急連絡網
・災害時の緊急連絡先を複数決め、緊急連絡網を作成する。
・緊急連絡網を記入したカードを全従業員に配布し、常時携帯を義務付ける。(カードは財布や定期入れに収まる大きさとする。携帯電話への番号登録を進める。)
・電話輻輳時にも利用できるNTT災害伝言ダイヤルや携帯電話の災害用伝言板サービスも活用する(下記参照)。
(2)安否確認の体制
・安否確認対応の選任チームを作る。
・就業時間中で家族の安否が確認できない従業員に対しては、一時帰宅等させる。
・安否確認が取れない従業員については、徒歩や自転車による捜索隊を派遣する。
(3)NTT災害伝言ダイヤル
・録音したい人が171をダイヤル。ガイダンスに従って、自分の電話番号を入力の上、メッセージを録音。
・メッセージを聞きたい人は、171をダイヤル。ガイダンスに従って、相手の電話番号を入力すると録音されたメッセージが流れる。
http://www.ntt-east.co.jp/voiceml/
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/
(4)災害用伝言板サービス
・NTTドコモでは、震度6以上の地震が発生した場合、「iMenu」内に「iモード災害用伝言板」ができ、災害発生地域のみメッセージの登録ができる。
・他の携帯電話会社(KDDI au、KDDI/TU-KA、vodafone)も同様のサービスを提供している。
http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/
http://www.au.kddi.com/notice/dengon/
http://dengon.ezweb.ne.jp/
http://www.vodafone.jp/japanese/information/saigai/?cc_1603=
平成17年12月現在