(2)初期消火

初期消火の要点を以下に示す。詳細は地元消防本部のホームページ等を参照のこと。

①火災発見時

・大声で隣近所の人々に火災であることを知らせる。
・その場にいる者が、119番通報と初期消火を手分けして行う。

②初期消火

・消火器は、落ち着いて、できるだけ火に近づき、燃えているものに対して直接噴射し、ほうきで掃くようにノズルを動かすのがコツ。
・一般に初期消火が可能なのは、天井に火がまわるまでといわれている。天井に火がまわれば現場から退避し、現場に到着する消防隊にまかせる。

③火災からの避難

・木造家屋の火災は、20分程度で全焼してしまうので、逃げ遅れないことが大切。
・コンクリート造や鉄骨造の建物での火災は、煙がたくさん出るのが特徴。煙に巻かれないよう避難することが大切。


参考: 川越市地区消防本部( http://www.119kawagoechiku.jp/syouka.htm
    舞鶴市消防本部( http://www.maizuru119.com/ansin3.html


 


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