
「決算公告」は、どのように取り扱いますか?

決算公告とは、株式会社が前年度の決算内容について株主総会の承認を得た後、その要旨を債権者や投資家に広く伝えるために官報や日刊新聞紙等に掲載するものです。また、それに代えてインターネットによる公開を行うことも可能です。決算公告は、次のように取り扱います。

(注)会社法上は、会社は、公告の方法を定款で定められることとなっています。
●公告・公開の方法と内容
主な公告・公開の方法とその内容は次のとおりになります。
公告・公開の方法 | 公告・公開する決算書の内容 |
官報又は日刊新聞 | 貸借対照表の要旨 |
インターネットによる公開 | 貸借対照表そのもの(5年間公開) |
●インターネットによる公開の具体的な手続



(注)なお、一度掲載した貸借対照表は、5年間継続して掲載します。
●キャッシュ・フロー計算書の取扱い
会社法上、キャッシュ・フロ-計算書の作成は要求されていません。しかし、経営者自らが会社の経営実態を正確に把握するとともに、金融機関や取引先からの信頼性の向上を図るため、キャッシュ・フロ-計算書を作成することは望ましいことです。
キャッシュ・フロ-計算書とは、経営者が「お金の流れ」を把握するためのものであり、子供のお小遣い帳や家計簿のようなものです。キャッシュ・フロ-計算書から、「お金の流れ」を把握することで、経営の現状や課題を分析できます。
また、キャッシュ・フロ-計算書は、貸借対照表や損益計算書と異なって、実際の資金の流れを表すものなので、非常に重要なものとなっています。
この小冊子では、 50ペ-ジ 以降において、実際にキャッシュ・フロ-計算書の作成方法を掲載しています。ぜひチャレンジしてみてください。
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