①神戸市の部品製造業(阪神・淡路大震災)
・従業員約35名、自動車部品のプレス加工が主な事業である。
・地震による被害は、従業員死亡1名のみ、工場建屋は小規模被害に限られた。
・元請の自動車会社の応援を得て、転倒したプレス機械を修理し、約1ヶ月で全面的な事業再開を果たした。
・この間、他会社工場に金型を移し生産を移管したが、元請自動車会社の意向で全面再開後に取引を復元した。
・社長をはじめ幹部3名が、事業復旧、財務(資金確保)、労務・従業員支援を分担した。被災した従業員には仮設住宅を提供するなど従業員の生活支援にも努めた。
注)縦軸は事業の操業度を示します。1は平常どおり操業、0は操業全面停止。(以下同じ)