第1部 平成26年度(2014年度)の中小企業・小規模事業者の動向

8 雇用

次に、雇用環境について見ていく(第1-1-11図)。

第1-1-11図 完全失業率、有効求人倍率の推移
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完全失業率は、2008年半ば以降に大きく上昇し、2009年7月には5.5%となったが、その後は着実に改善を続けている。また、有効求人倍率についても2008年半ば以降大きく低下し、2009年8月には0.42倍となったが、その後は着実に改善し、特に2013年11月以降は、月間有効求人数が月間有効求職者数を上回る状態が続いている。先行きについても、引き続き改善傾向が続くものと見込まれるが、企業側から見ると人材の不足感が強まっており、今後ますます不足感が強まっていくことが懸念される。

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