中小企業生産性革命推進事業「事業承継・M&A補助金」(十二次公募)の公募要領を公表します

令和7年7月18日

事業承継やM&A(事業再編・事業統合等。経営資源を引き継いで行う創業を含む。)を契機とした経営革新等への挑戦や、M&Aによる経営資源の引継ぎ、廃業・再チャレンジを行おうとする中小企業者等を後押しするため、「事業承継・M&A補助金」による支援を実施します。
本補助金の申請は「電子申請(Jグランツ)」のみでの受付となりますので、GビズIDプライムアカウントの取得等の準備を進めてください。

公募申請受付期間

令和7年8月22日(金)~令和7年9月19日(金) 17時迄 (予定)

概要・支援対象者等

事業承継促進枠

(概要)
5年以内に親族内承継又は従業員承継を予定している者を対象に、設備投資等に係る費用を補助します。(補助対象経費:設備投資費用、店舗・事務所の改築工事費用 等)
(補助率)
1/2・2/3※
  • 中小企業者等のうち、小規模事業者に該当する場合:2/3  
(補助上限)
補助上限:800万円~1,000万円
  • 一定の賃上げを実施する場合、補助上限を800万円から1,000万円に引き上げ
(こんな方におすすめ)
  • 親族内承継または従業員承継を考えており、設備投資で生産性向上を考えている方

専門家活用枠

(概要)
M&Aにより経営資源を他者から引継ぐ、あるいは他者に引継ぐ予定の中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む。)を対象に、M&Aに係る専門家活用の費用を補助します。
(補助対象経費:ファイナンシャルアドバイザー(FA)や仲介に係る費用※、デュー・デリジェンス(DD)、セカンド・オピニオン、表明保証保険料 等)
  • M&A支援機関登録制度に登録されたファイナンシャルアドバイザー(FA)またはM&A仲介業者によるFAまたはM&A仲介費用に限る 
(補助率)
買手支援類型:1/3・1/2・2/3※1
売手支援類型: 1/2・2/3※2
  • 1:100億企業要件を満たす場合:1,000万円以下の部分は1/2、1,000万円超の部分は1/3
  • 2:①赤字、②営業利益率の低下(物価高影響等)のいずれかに該当する場合 
(補助上限)
買い手支援類型:600~800万円※3、2,000万円※4
売り手支援類型:600~800万円※3
  • 3:800万円を上限に、DD費用を上乗せする場合200万円を加算
  • 4:100億企業要件を満たす場合 
(こんな方におすすめ)
  • M&Aの成約に向けて取組を進めている方
  • M&Aに着手しようと考えている方

PMI推進枠

(概要)
M&Aに伴い経営資源を譲り受ける予定の中小企業等に係るPMIの取り組みを行う事を対象に、PIMにおける専門家活用に係る費用や設備投資に係る費用を補助します。(補助対象経費:設備費、外注費、委託費 等)
(補助率)
PMI専門家活用類型:1/2
事業統合投資類型:1/2・2/3※
  • 中小企業者等のうち、小規模事業者に該当する場合:2/3 
(補助上限)
PMI専門家活用類型:150万円
事業統合投資類型:800~1,000万円
  • 一定の賃上げを実施する場合、補助上限を800万円から1,000万円に引き上げ
(こんな方におすすめ)
  • M&A後の経営統合、事業統合を考えている方

廃業・再チャレンジ枠

(概要)
事業承継・M&Aに伴い既存の事業を廃業し、新たな取り組みにチャレンジする予定の中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む。)を対象に、再チャレンジを目的として既存事業を廃業するための費用を補助します。(補助対象経費:廃業支援費、在庫廃棄費、解体費 等)
  • 再チャレンジの主体は、法人の場合は株主、個人事業主の場合は個人事業主本人となります。
  • 廃業・再チャレンジ枠は、事業承継促進枠・専門家活用枠、PMI推進枠と併用申請できます 
(補助率)
2/3又は1/2※
  • 事業承継促進枠、専門家活用枠、PMI推進枠と併用申請する場合は、各事業における事業費の補助率に従う 
(補助上限)
150万円※
  • 事業承継促進枠、専門家活用枠、PMI推進枠と併用申請する場合は、それぞれの補助上限に加算
(こんな方におすすめ)
  • 事業を廃業して、新たな取り組みにチャレンジしようとしている方

公募要領・申請方法 

公募要領や申請に関する詳細等は、事業承継・M&A補助金Webサイト(以下URL)をご確認下さい。

留意事項

<本発表のお問い合わせ先>

中小企業庁事業環境部財務課長 笠井
担当者:大光、菱川、川俣
電話:03-3501-1511(内線 5281~4)
FAX:03-3501-6868

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